概要
ただし、
ガライザラは本来まとまった一国ではなく、様々な騎馬民族の集合体で、互いに同盟と争いを繰り返していた為、いうなれば常時内乱状態であり、
シオンと
バシュタルクだけが特別だったわけではない。
ただ、この戦いが
ヴァン・フレイ国の
聖なる魔女ルナティスの掌の上で起きた戦いだったこともあり、特筆して語られることが多い。
対決までの経緯
シオンは姫として手厚くもてなされるが、一切の権力を持たない飾りとして
バシュタルクからは邪魔者扱いされていた。
しかし、
シオンは父の死は暗殺だったのではないかと疑問を持ち、徐々に自分の力で派閥を作りはじめていた。
これに危機感を抱いた
バシュタルクは、
シオンを酒宴に招いて暗殺しようとするが、計画を焦った部下が早めに仕掛けてしまい失敗、これが両者の手切れとなり、
シオンは
バシュタルクに正面からの反抗を宣言した。
だが、その矢先に、北方から
ルーン国を侵略をしていた
メッツ、
ティネゼリア帝国が、
ルーン国の反撃を受けて撤退したとの報告が入る。
このまま両帝国が
ルーン国を蹂躙すれば、次は
ガライザラに攻めて来る可能性鵜が高かったため、
バシュタルクは北に対して備えをしなければならず、
シオンはある程度戦力差を是正することができた。
しかし、戦いの前にその目論見は水泡に帰すこととなった。
魔女の掌の上
彼らは
シオンを協力すると見せて、実際は「勝ちすぎず、敗北せず」を繰り返し、
シオンと
バシュタルクの両者を疲弊させる密命を受けていた。
だが、
シオンと
ティアナは友情で結ばれ、
ティアナは徐々にこの任務に罪悪感を覚え始める。更にこの任務が
グラーバルによって発覚した為、両者は
ガライザラから脱出、
シオンは去っていく親友に追撃命令を出すことを躊躇い、取り逃がしてしまった。
戦いの経緯
関連項目
最終更新:2024年08月08日 12:13