ベースボールヒロイン / BASEBALL HEROINE

【ベースボールヒロイン】

スタジアムを沸かす紅一点!アイツのココロに恋の魔球をキメてやるんだからっ!

熱闘!BEMANIスタジアムで登場したL.E.D.#?wacのコラボ曲。
ポップンではポップンミュージック Sunny Parkイベント隠し曲追加配信曲)として登場しており、担当キャラクターはリサ(16-1P)。
ジャケットデザインはNasu#?が担当している。

轟け!恋のビーンボール!! / ダイナミック野球兄弟 v.s. クロスファイヤーPrim 
BPM:180
新難易度
EASY NORMAL HYPER EXTRA
11 29 41 48
ハイライト
EASY NORMAL HYPER EXTRA
6 6 6 6
 後半戦で登場したBEMANIスタジアム曲で、ダイナミック=度胸と置き換えれば度胸→度胸兄弟、つまりL.E.D.(=赤バット)とwac(=青バット)による合作曲である。キックの効いたハイスピード系のトランス・ガバ系統の楽曲になっており、Prim曲ではあるが今回はmitsuでは無くてwacが作詞している。曲名・アーティスト名といい特に歌詞は必見で、漫画からプロ野球まで様々な野球にまつわる元ネタが詰め込まれているのはいかにも電波ソングっぽい雰囲気。GITADORAでは96のギターによるアレンジとして、「96バット砲炸裂!GITADORAシリーズMVP弾!」といった長いサブタイトルが付けられている。
 度胸兄弟らしい16分より速い高速階段や途中のリズム変化、wacらしい部分を感じさせる同時押しの変則縦連打と、両者の譜面の特徴が現れている。ハイパーは総合力を要求するが、サビはIIDXの譜面を含めて他では見られないバスドラ+同時押し変則連打の複合など、ハイパーならではの癖のある配置があってコンボを繋ぐ場合はてこずるかもしれない。EXはスライド階段がない、階段・乱打・同時押しなどの要素がバランスよく詰め込まれた総合譜面。休憩箇所がほとんどない分体力も要求されるだろう。サビが終わった直後にゲージが半分くらい残ればクリアの可能性が見えてくる。ただしアーティストならではの配置としてBメロパートに2度、1→9の32分大階段が来るため接続難度は高めか。

ハイライト発生箇所

番号 5Buttons / EASY NORMAL HYPER EXTRA
1
2
3
4
5
6

他のBEMANIシリーズへの収録

※解禁すると以下の8機種でもプレイ可能となる。

ジャケット

beatmaniaIIDX

  • 21 SPADAで同時登場。
    ジャンル名表記は「ベースボールヒロイン」とカタカナのままで、セグメント表示では「THUNDER LOVE BEANBALL!」となっている。

Dance Dance Revolution

  • DDR2013で同時登場。

GITADORAGUITARFREAKSdrummania

  • GITADORAで同時登場。
    この機種用のアレンジがされており、「轟け!恋のビーンボール!!~96バット砲炸裂!GITADORAシリーズMVP弾!~」という表記で、96#?が関わっている。

jubeat

  • saucerで同時登場。

REFLEC BEAT

  • colleteのAll Seasonsバージョンで同時登場。

SOUND VOLTEX

  • IIで同時登場しており、POLICY BREAKのようにアレンジが加えられずに収録されている。
  • EXHはLv15の中では手を付けやすいが、序盤にある直角つまみはUCの難所。
  • エフェクト担当表記の「がんばれ!!ミズしおくん」は、いしいひさいちの漫画「がんばれ!!タブチくん!!」が元ネタだろう。
    • この漫画の主人公は、モデルが元阪神タイガース・西武ライオンズのプロ野球選手・田淵幸一であり、1979年~80年に劇場用アニメが作られた。

ミライダガッキ

  • Ver.2で同時登場。

Dance Evolution

  • 2014/12/17のCHALLENGEソート2枠で、追加配信により登場。
    BEMANI全機種の合同イベントで初出の楽曲がDance Evolutionに収録される例はこれが初。
  • CHALLENGEソート2で獲得できる隠し曲だが、そこまでに到達するためにAAA評価で難関のLOVE&JOYが含まれているのが厄介。
  • 2015/01/05より轟け!恋のビーンボール!!(9回裏振付Ver.)という、楽曲自体は同じだが振付が異なったバージョンが登場した。
    こちらは振付がより男性的になったものである。

BeatStream

  • アニムトライヴで2016/09/14から配信されて登場した。
  • BEASTでは、Dance Evolutionの振り付けを意識した配置が見られる。

ノスタルジア

  • Op.3で、2020/08/06からの期間限定の物語「熱闘!BEMANIスタジアム」内で解禁できる曲として登場。
    nosを消費して、星屑を譜面ごとに集めて解禁する形式となっている。
  • 音源はGITADORA収録の「轟け!恋のビーンボール!!~96バット砲炸裂!GITADORAシリーズMVP弾!~」と構成が同じだが、この機種を強調するためか、ピアノ及びシンセが全面に押し出されており、「赤バット成分も紛れ込ませて地味にハイブリッドなバージョンになってます」といった音へのこだわりが見られる。
    wactwitterにおいて、補足がツイートされている
  • コナステのサービス開始から、何故かこの曲が選曲画面に存在するのに選択できない不具合が発生していた。
    2021/02/04の夕方に修正された。

DANCERUSH STARDOM

BeatStream

  • 2024/11/20に登場した。
    Dance Evolutionにおける当時の振り付け(通常版の方)を元に簡略化されている。
  • ADVANCEDはターン・複雑な振付けこそ無くなっているが、Dance Evolutionにおける振付けを覚えているならEXCELLENTを狙える。

DANCE aROUND

  • 2024/11/20から配信されて登場した。
  • 後にゲージアンロックイベントで2024/12/25からの期間限定で解禁できる形で、MASTER難度が追加された。
    2025/03/12からの期間限定で解禁できる、轟け!恋のビーンボール!!(9回裏振付Ver.)も登場した。
    こちらは難易度選択がMASTERしか存在しない。
    • このことから、この機種がDance Evolutionの後継的ポジションを意識していることが窺える。

その他関連

  • DANCERUSH STARDOMにおいて、2023/06/14から期間限定で行われる「STARDOM Remix投票決定戦」のREMIX候補曲となった。
  • チェイスチェイスジョーカーズにおいて、2023/08/17からラストワンBGMとして登場。
    同日から1週間の期間で開催されるドレスアップガチャ「CCJ MUSIC FES.」のpart3で獲得できる。

  • 熱闘!BEMANIスタジアムで登場した楽曲は他機種からの移植曲を含めて、ポップンではスタジアムロゴ+ジャケットという形式になっている。
    ジャケットの担当はNasu#?が行っており、文字フォントの形からしてアニメ・特撮の次回予告っぽい感じが表れている。
  • ビーンボールは野球用語で故意に頭部を狙った投球を指し、規則では禁止行為なので危険球扱いとして退場処分になる場合もある。
    • ビーンは昔の英語のスラングで「頭」を指す。
  • 曲名を含めて、歌詞には野球に関連したものがちりばめられている。
    以下元ネタ一覧
+ ...

曲名及びアーティスト名

ダイナミック野球兄弟
IIDX19 Lincleで初登場したwacとL.E.D.の合作名義「度胸兄弟」の変名。
クロスファイヤー
野球において、投手が利き腕と反対方向に踏み込んで投げることで、投球に角度をつける投法。
右投手の場合、右打者にとっては自分から逃げるような軌道でアウトコースになる。
ホームベースを斜めに横切るようなストレートであり、斜めに入ってくるので打ちにくい。
2012年の巨人のドラフト1位・菅野智之投手など。

ジャンル名「ベースボールヒロイン」

  • ちなみに同社のアーケード用カードゲームで、プロ野球のデータを使った「ベースボールヒーローズ」がある。
    ただしBEMANIスタジアムの連動機種には該当しない(KAC対象になったことがある)。 1~9小節目
べっべべーべべべべー
野球漫画「巨人の星」のアニメOPをオマージュしている。
べーべーべーべーべーべべべべー
wac節のリズム

10小節目~

角ちゃん、Primを甲子園に連れてって!
野球漫画「タッチ」にてヒロイン・浅倉南が双子の弟・上杉和也にかけた台詞「カッちゃん、南を甲子園に連れてって…」より。
角ちゃん=角田利之=L.E.D.#?
たか子とよし子の次でいいかな?
おそらくdj 「TAKA」とDJ 「YOSHI」TAKA、もしくは「IX」の担当アーティストである「dj 『TAKA』」と「DJ TOTTO(『Yoshi』hiro Tagawa)」という解釈も。
プレイボーイ!
野球の試合開始時の掛け声は「プレイボール」。
角ちゃんはプレイボーイ。

18小節目~

野球をするなら
野球拳の掛け声の冒頭。
歌い踊りながらじゃんけんをする宴会芸。
本来は三味線と太鼓を伴奏に合わせて歌い踊り、じゃんけんで勝敗を決する遊戯であるが、テレビのバラエティ番組の影響から、じゃんけんで負けた相手の服を脱がせるゲームとして広く知られており、お色気ゲームとして浸透している。
月に向かって打て!
東映フライヤーズ(後の北海道日本ハムファイターズ)の打撃コーチであった飯島滋弥が1968年に、大杉勝男に伝えた名言。
この後、大杉は1970年、71年に2度の本塁打王を獲得するまでに成長した。
グワラガキーン
野球漫画「ドカベン」にて岩鬼正美がホームランを打つ時の効果音(オノマトペ)。
「グワァキーン」「グワァラゴワガキーン」「グワァラ夏子ガキィン」などバリエーションは多数。
しかし、歌詞カードにはごく普通に「カキーン」と書いてある。
逆玉を狙うにも
「逆玉の輿」の略称と野球用語での「逆玉」の2通りの解釈がある。
前者は地位や名誉、財産のない男性がそれらを持つ人物の娘と結婚し、富貴な身分になることを指す。
後者はキャッチャーが構えていない位置にボールを投げること。
本来の意味合いでは逆玉の輿を狙うのは男性だが、野球用語とのダブルミーニングだろうか。
あたし孤高のアウトロー!
野球用語で言えば外角低めのいい球。
他の意味では西部劇での無法者を指すが、そこから転じてマイノリティ体質の人間を指している。

26小節目~

魔球を投げるなら ギブスできたえとけ!
上記の「巨人の星」でのエピソードの一部。
主人公の星飛雄馬は魔球・大リーグボールを習得するのに「大リーグボール養成ギプス」で自らの体を鍛えた。
感情表現ストレート
本音などがすぐに口に出てしまうような性格のこと。
野球における速球。
あたしピンチのサウスポーだから~!
サウスポーは、スポーツでは左利きの選手、音楽界では左利きの演奏者。
歌詞の内容は、ピンクレディーの「サウスポー」の歌詞「私ピンクのサウスポー」が元ネタ。

34小節目~

ヘイヘイピッチャービビってるー 他
少年野球などにおける有名な野次。
審判がビビるわけがない。

42小節目~

背番号4のヤバいアイツをめがけ
「背番号4のヤバいアイツ」は、wacが応援しているプロ野球チームが東京ヤクルトスワローズであることを踏まえると、2011年より背番号が4となり、2013年に日本プロ野球のシーズン最多本塁打を更新(60本)したウラジミール・バレンティン選手のことだろう。

また、上述のピンクレディーの「サウスポー」の歌詞「背番号1のすごい奴」が元という見方もできる。
「サウスポー」が発売されたのが1978年なので、「背番号1のすごい奴」といえば、当時のスターである王貞治(巨人)で、塗り替えられる前のシーズン最多本塁打が1964年に記録された55本である(後に2001年にローズ(近鉄)、2002年にカブレラ(西武)も同数のシーズン本塁打を記録した)。

ちなみに熱闘!BEMANIスタジアムでは背番号4の選手カードとして設定されているのが猫叉Master
同企画で作曲したデッドボヲルdeホームランの冒頭の台詞「背番号4番~デッドボールに注意」から、これらとかけている可能性もある。
しかし流れからすれば、デッドボールに注意するよりは、意図的に「ヤバイあいつ(=おそらく猫叉Master?)」を狙っている?
くさいとこ ついていこ
入っているかいないか判断のつきづらい場所にボールを投げ込むこと。
いくぞ!必殺!スプリットフィンガードそれからえっとファーストボ(省略されました
スプリットフィンガーファストボール(SFF)とは、スピードがありしかもホームプレート近くで沈む変化球のこと。簡単に言うとストレートとフォークボールの中間のような球。

50小節目~

最終回ノーアウト満塁
ピッチャーにとっては最大のピンチ。
急げ!リリーフカー!
主にプロ野球で救援投手が登板する際にブルペンからマウンドまで送迎する車。
ホーム・ビジターの両方に設けられている。
日本独特のスタイルで、現在設けられている球場は横浜スタジアム、阪神甲子園球場、千葉マリンスタジアムの3球場。

ちなみに2013年9月26日に甲子園で行われた阪神vsDeNA戦において、8回表に誤って登場したリリーフカーがそのままバックで戻るという珍事があった。
アウト!セーフ!アウト!セーフ!アウアウセフセフ!セフセフアウアウアウアウ!
「アウト!セーフ!」は野球拳の掛け声に由来。
「セフセフ、アウアウ」はネットスラングの表現。

54小節目~

来いよ!スリーバント!勝負はそうここからよ
スリーバントは、2ストライクの状態で打者がバントでボールを当てた結果、ファールゾーンに転がった際はルール上アウトになり、記録上は三振となる(バントによるファールは野球規則において、審判にストライクと宣告されたのと同じ扱いとなるため、その結果三振となる)。
ここでは追い込まれた状態でも臆さずにチャンスを狙っていく姿勢。
全部投げ出したい!
勝負はここから、諦めてはいけない。
恋のワイルドピッチ 行方はボールが知ってるさ
ワイルドピッチ(暴投)は捕手が補球できないほど大きく外れた投球。
バット砕いて ミット砕いて 男らしく抱いて
「~くだいて」で軽やかに韻を踏んでいる。
フリーエージェント!!
フリーエージェント(FA)制度。
いずれの球団とも選手契約を締結できる権利をもつ選手のこと。
現行制度ではNPB球団に9シーズン以上の在籍が必要なため、若い内の移籍が難しい。
ちなみに日本人選手が大リーグ移籍する際にこの制度を利用したのが、1998年に大リーグでデビューした吉井理人が初。
いざゆけ!
いざゆけ若鷹軍団(福岡ソフトバンクホークス、旧:福岡ダイエーホークス)の一節。
これを含め以下に示すのは球団歌・応援歌の一節である。
とびだせ!
とびだせヤクルトスワローズ(ヤクルトスワローズ、現:東京ヤクルトスワローズ 球団歌・応援歌)。
国鉄時代の「スワローズ」時代に戻した1975年から使われていたが、現在の東京ヤクルトスワローズでは使われず、代わりに「We Are The Swallows」が使われている。
吠えろ!
吠えろライオンズ(埼玉西武ライオンズ 応援歌)
1996年より「若き獅子たち」と共に使われるようになり、こちらの方がメインとなっている。
燃えよ!
燃えよドラゴンズ(中日ドラゴンズ 応援歌)
フレーフレーフレー!
阪神タイガースの歌(別名・六甲おろし)(阪神タイガース 球団歌)

収録作品

AC版
ポップンミュージック Sunny Parkからの全作品

CS版

関連リンク

L.E.D.#?
wac
moimoi#?

96#?

ハイブリープ
ハイνブリープ

熱闘!BEMANIスタジアム
楽曲一覧/ポップンミュージック Sunny Park

最終更新:2025年05月11日 11:36