風都タワーを目指し移動を続ける、承太郎たち3人。
彼らがいた南東の街から風都タワーに向かうには、西に向かってから北上するルートと北の街を経由してから西に向かうルートがある。
しかし前者は禁止エリアへの指定により、利用することができない。
すなわち、自動的に後者のルートを通ることになる。
彼らがいた南東の街から風都タワーに向かうには、西に向かってから北上するルートと北の街を経由してから西に向かうルートがある。
しかし前者は禁止エリアへの指定により、利用することができない。
すなわち、自動的に後者のルートを通ることになる。
「さて、ここら辺でおまえらの意見を聞いておきたい」
街が見えてきたあたりで、先頭を歩いていた承太郎が背後の新八とホイミンに話しかける。
「なんです?」
「このまま道をまっすぐ進めば、街に入ることになる。
だが別に、道の通りに進む必要はねえ。
街に入るか、街の外を迂回していくか……。
おまえらはどっちがいい?」
「要するに、人が多そうな場所に行くか行かないかってことだよね?」
「そうだね。街なら味方になってくれる人がいるかもしれないけど、逆に危険な人に遭遇しちゃうかもしれない」
「このまま道をまっすぐ進めば、街に入ることになる。
だが別に、道の通りに進む必要はねえ。
街に入るか、街の外を迂回していくか……。
おまえらはどっちがいい?」
「要するに、人が多そうな場所に行くか行かないかってことだよね?」
「そうだね。街なら味方になってくれる人がいるかもしれないけど、逆に危険な人に遭遇しちゃうかもしれない」
ホイミンの発言に、新八が補足する。
「要はリスクを冒してでも仲間にできるやつを探すか、安全策でいくかだ。
どうする?」
「そうですね……」
どうする?」
「そうですね……」
承太郎に目線で振られた新八は、アゴに手を当てて考え込む。
「正直、今の僕たちは戦力不足です。
承太郎さんにはスタンドがありますが、僕の体は一般人レベルか下手するとそれ以下の戦闘力しかありません。
ホイミンくんの場合は肉体の強さはけっこうあるみたいですが、本人の性格が戦いに向いていません」
「ごめん……」
「ああ、いや……。責めてるわけじゃなくて」
承太郎さんにはスタンドがありますが、僕の体は一般人レベルか下手するとそれ以下の戦闘力しかありません。
ホイミンくんの場合は肉体の強さはけっこうあるみたいですが、本人の性格が戦いに向いていません」
「ごめん……」
「ああ、いや……。責めてるわけじゃなくて」
落ち込むホイミンをフォローしてから、新八は話を続ける。
「人の多そうな場所に行くのは、ハイリスク・ハイリターンです。
でも危険を冒してでも仲間を集めないと、僕たちに先はない。
そう思います」
「なるほどな」
でも危険を冒してでも仲間を集めないと、僕たちに先はない。
そう思います」
「なるほどな」
新八の話を聞き終えた承太郎は、今度はホイミンに視線を向けた。
「おまえはどう思う、ホイミン」
「僕は……正直、怖い。
でも僕は、誰かを守れるような存在になりたい。
だから……この恐怖を乗り越えないといけないと思う」
「そうか……。なら決まりだな」
「僕は……正直、怖い。
でも僕は、誰かを守れるような存在になりたい。
だから……この恐怖を乗り越えないといけないと思う」
「そうか……。なら決まりだな」
承太郎は、再び前を向く。
「街に行くぜ」
◆ ◆ ◆
コンクリート製の建造物が並ぶ街の風景から露骨に浮いた、木製の建物。
JUDOはその2階でベッドに横たわり、体力の回復を図っていた。
JUDOはその2階でベッドに横たわり、体力の回復を図っていた。
「虫けらとしては、回復が早い方か……。
悪くない体を引き当てたと思っておこう」
悪くない体を引き当てたと思っておこう」
おのれの状態を確かめるように指先を動かしながら、JUDOは独りごちる。
すでにこのバトルロワイアルにおいて2度の戦闘を経験しているJUDOだが、その疲労はこの短時間の休憩でほぼ抜けている。
人間としてはずば抜けたスペックを誇る、門矢士の肉体がなせる技であろう。
もっともそれは、あくまで人間の尺度で見た場合の話だ。
人間をはるかに超越した力を持つJUDOにとって、その程度の違いなど人間がアリの違いを見分けるようなもののはずだ。
しかしJUDOが、その違いを実感しているのは事実。
それは彼の魂が、人間の肉体になじみつつあることを示しているのかもしれない。
すでにこのバトルロワイアルにおいて2度の戦闘を経験しているJUDOだが、その疲労はこの短時間の休憩でほぼ抜けている。
人間としてはずば抜けたスペックを誇る、門矢士の肉体がなせる技であろう。
もっともそれは、あくまで人間の尺度で見た場合の話だ。
人間をはるかに超越した力を持つJUDOにとって、その程度の違いなど人間がアリの違いを見分けるようなもののはずだ。
しかしJUDOが、その違いを実感しているのは事実。
それは彼の魂が、人間の肉体になじみつつあることを示しているのかもしれない。
「む……?」
ふとJUDOは、かすかな人の気配に気づく。
彼が窓から外を覗くと、そこには3人組の男女の姿があった。
彼が窓から外を覗くと、そこには3人組の男女の姿があった。
「休息はここまでのようだな」
淡々と呟くと、JUDOはディケイドライバーを自分の腰にセットした。
「変身……」
『KAMENRIDE DECADE!』
『KAMENRIDE DECADE!』
◆ ◆ ◆
承太郎たち3人は、周囲を警戒しながら街を歩き続けていた。
今のところ、他の参加者には遭遇していない。
今のところ、他の参加者には遭遇していない。
(いくつか、人がいた形跡はある……。
友好的なやつがまだ残っていれば助かるんだが……)
友好的なやつがまだ残っていれば助かるんだが……)
考えを巡らせながら、承太郎は歩を進める。
やがてその視界に、木造の建築物が入ってくる。
周囲とは異なる作りの建物に、承太郎の注意が向いた刹那。
そこから放たれる殺気が、承太郎に届いた。
やがてその視界に、木造の建築物が入ってくる。
周囲とは異なる作りの建物に、承太郎の注意が向いた刹那。
そこから放たれる殺気が、承太郎に届いた。
「てめえら、避けろ!」
承太郎はそう叫ぶと同時に、後ろに跳ぶ。
他の二人も、それに合わせて回避行動を取る。
その直後、飛来したエネルギー弾がアスファルトを粉砕した。
他の二人も、それに合わせて回避行動を取る。
その直後、飛来したエネルギー弾がアスファルトを粉砕した。
「ほう、これに反応するか。
最低限の力はあるようだな」
最低限の力はあるようだな」
3人の視線が、声のした方向に向けられる。
彼らが見たのは、銃を構えて壊れた壁の向こうに立つ鎧の戦士だった。
彼らが見たのは、銃を構えて壊れた壁の向こうに立つ鎧の戦士だった。
「!?」
黒とマゼンタに染まったその鎧を見た途端、新八の脳に鋭い痛みが走る。
次の瞬間再生されるのは、彼が知るはずのない記憶。
次の瞬間再生されるのは、彼が知るはずのない記憶。
「ちょっとくすぐったいぞ」
『FINALFORMRIDE DDDDOUBLE!』
『FINALFORMRIDE DDDDOUBLE!』
「仮面ライダー……ディケイド……?」
半ば無意識のうちに、新八はそう呟いていた。
「ディケイド?」
新八の言葉を聞いた承太郎は、怪訝な表情を浮かべる。
新八に何か聞きたそうなそぶりを見せていた承太郎だったが、それよりも早くJUDOがリアクションを起こした。
新八に何か聞きたそうなそぶりを見せていた承太郎だったが、それよりも早くJUDOがリアクションを起こした。
「ほう、この姿を知っているか。ならば、貴様も異界の仮面ライダーか?
その力、見せてみるがいい」
その力、見せてみるがいい」
そう告げると、JUDOは新八に向かって突進する。
だが承太郎が、それをみすみす許すはずがない。
だが承太郎が、それをみすみす許すはずがない。
「スタープラチナ!」
承太郎の叫びと共に顕現した彼の分身が、JUDOめがけて拳を振るう。
左腕でその拳をガードしたJUDOであったが、衝撃を殺しきれず後退することとなった。
左腕でその拳をガードしたJUDOであったが、衝撃を殺しきれず後退することとなった。
「初めて見る力だ……。
推察するに生命力を人の形に具現化させ、操る能力か……」
「おいおい、一目見ただけでスタンドの本質を見抜くのかよ。
ずいぶんと頭のいい野郎だな」
「スタンド……。それがその力の名か……。
なかなかに興味深い」
推察するに生命力を人の形に具現化させ、操る能力か……」
「おいおい、一目見ただけでスタンドの本質を見抜くのかよ。
ずいぶんと頭のいい野郎だな」
「スタンド……。それがその力の名か……。
なかなかに興味深い」
JUDOは、承太郎の傍らに立つスタープラチナをまじまじと見つめる。
「だが、貴様らのような虫けらには過ぎた力よ。
家畜に身の程を超えた力など必要ない。
人は人のままであればいい」
家畜に身の程を超えた力など必要ない。
人は人のままであればいい」
その言葉と共に、JUDOは新たなカードをドライバーにセットする。
『KAMENRIDE AGITO!』
電子音声と共に、ディケイドの姿が変化する。
赤い目と黄金の角を持つ戦士へと。
仮面ライダーアギト。
人間を神の定めた道から解放するために戦った戦士の力が今、皮肉にも神と崇拝される超越者に宿った。
赤い目と黄金の角を持つ戦士へと。
仮面ライダーアギト。
人間を神の定めた道から解放するために戦った戦士の力が今、皮肉にも神と崇拝される超越者に宿った。
「そうやって姿を変えるのが、てめえの……いや、てめえのベルトの能力か。
だがこっちとしては、やることは変わらねえ。
警告もなしに襲いかかってきたクソ野郎をぶん殴る!
それだけだ!」
だがこっちとしては、やることは変わらねえ。
警告もなしに襲いかかってきたクソ野郎をぶん殴る!
それだけだ!」
承太郎は、迷わずスタープラチナをJUDOに向かわせる。
繰り出されるのは、必殺のラッシュ。
繰り出されるのは、必殺のラッシュ。
「オラオラオラオラオラオラ!」
常人ではあり得ぬ速度の拳が、次々とJUDOに叩き込まれる。
JUDOはそれを捌き、防いでいく。
だが、全てに対応することはできない。
防御をすり抜け、いくつもの拳がJUDOを捉えていく。
JUDOはそれを捌き、防いでいく。
だが、全てに対応することはできない。
防御をすり抜け、いくつもの拳がJUDOを捉えていく。
「すごい! こんなに強かったんだ、承太郎さん!
これなら……」
「いや……」
これなら……」
「いや……」
楽観的な反応を見せるホイミンに対し、新八は険しい表情を見せる。
そして当の承太郎も、現状を優勢だとは感じていなかった。
そして当の承太郎も、現状を優勢だとは感じていなかった。
(この鎧、ずいぶんと硬いぜ……!
スタープラチナのパワーでも、当たり所がよくなけりゃ有効打にできねえ!)
スタープラチナのパワーでも、当たり所がよくなけりゃ有効打にできねえ!)
一方のJUDOも、余裕綽々とはいかずとも冷静に状況を把握していた。
(このスピードは厄介だな……。
まともにぶつかっては、分が悪いか。
ならば、こちらもスピードを上げるとしよう)
まともにぶつかっては、分が悪いか。
ならば、こちらもスピードを上げるとしよう)
JUDOは強引にスタープラチナの拳を弾き、体勢を崩す。
その隙に、後ろへ跳躍。
距離を取ってから、新たなカードをセットする。
その隙に、後ろへ跳躍。
距離を取ってから、新たなカードをセットする。
『FORMRIDE AGITO STORM!』
アギトの金色のアーマーが青く染まり、左腕が太さを増す。
風の力を宿した形態、ストームフォームだ。
風の力を宿した形態、ストームフォームだ。
「さあ、速さ勝負といこうか」
そう呟き、JUDOが承太郎に突撃する。
(さっきより速い!)
変化に多少の驚きを覚えつつも、承太郎は冷静にカウンターを狙う。
「オラァ!」
突き出される、スタープラチナの拳。
しかしJUDOは、それを紙一重で回避する。
JUDOはそのまま前進。スタープラチナの横をすり抜け、承太郎本人へと向かう。
しかしJUDOは、それを紙一重で回避する。
JUDOはそのまま前進。スタープラチナの横をすり抜け、承太郎本人へと向かう。
(ちいっ! こっちを狙ってきやがったか!)
全力でスタープラチナを手元に戻す承太郎だったが、間に合わない。
「くっ、時よ……」
ならばと時間停止を発動しようとする承太郎だったが、それも一手遅い。
JUDOがストームフォームになると同時に出現した薙刀、ストームハルバードの刃が承太郎を襲う。
JUDOがストームフォームになると同時に出現した薙刀、ストームハルバードの刃が承太郎を襲う。
「ぐうっ!」
承太郎の声から、苦悶の声が漏れる。
同時に、飛び散る鮮血。
彼の胸筋が、横一文字に切り裂かれていた。
さらに追撃をかけようとするJUDOだったが、戻されたスタープラチナがそれを阻止する。
だが、JUDOは焦りを見せない。
同時に、飛び散る鮮血。
彼の胸筋が、横一文字に切り裂かれていた。
さらに追撃をかけようとするJUDOだったが、戻されたスタープラチナがそれを阻止する。
だが、JUDOは焦りを見せない。
「やはり本体へのダメージは、スタンドにも影響するようだな……。
明確にスピードが落ちているぞ」
明確にスピードが落ちているぞ」
淡々と告げると、JUDOは攻撃を再開する。
構図は、先ほどと逆。
矢継ぎ早に繰り出されるストームハルバードによる斬撃や蹴りを、スタープラチナが必死で捌いていく。
しかし痛みとかすかな動揺が、スタープラチナの精密さを鈍らせる。
防御をすり抜け、いくつもの攻撃がスタープラチナにヒットする。
そのダメージは承太郎にフィードバックされ、さらなる隙を生んでしまう。
悪循環である。
時を止めようにも、その一瞬の集中さえなかなか生み出せない。
構図は、先ほどと逆。
矢継ぎ早に繰り出されるストームハルバードによる斬撃や蹴りを、スタープラチナが必死で捌いていく。
しかし痛みとかすかな動揺が、スタープラチナの精密さを鈍らせる。
防御をすり抜け、いくつもの攻撃がスタープラチナにヒットする。
そのダメージは承太郎にフィードバックされ、さらなる隙を生んでしまう。
悪循環である。
時を止めようにも、その一瞬の集中さえなかなか生み出せない。
(さあ、どうする。
このまま何の手も打たず、なぶり殺しにされるか?)
このまま何の手も打たず、なぶり殺しにされるか?)
過度に慢心せず、相手の出方をうかがいながらもJUDOは攻撃の手を休めない。
だが突然、その右腕が止まった。
否、止まっただけではない。後方へ引っ張られている。
だが突然、その右腕が止まった。
否、止まっただけではない。後方へ引っ張られている。
「何っ!?」
すぐさま振り返るJUDO。
そこにいたのは、おびえの表情を浮かべながらも不定形となったおのれの右腕をJUDOの右腕に絡ませるホイミンだった。
人間の姿になってはいるが、現在ホイミンの精神が宿っているソリュシャン・イプシロンはスライムだ。
しかもその体は、ホイミンの世界のスライムよりも自在な変形が可能である。
ゆえに、このような芸当も可能なのだ。
だがそれだけでは、この状況は生まれない。
そこにいたのは、おびえの表情を浮かべながらも不定形となったおのれの右腕をJUDOの右腕に絡ませるホイミンだった。
人間の姿になってはいるが、現在ホイミンの精神が宿っているソリュシャン・イプシロンはスライムだ。
しかもその体は、ホイミンの世界のスライムよりも自在な変形が可能である。
ゆえに、このような芸当も可能なのだ。
だがそれだけでは、この状況は生まれない。
「あり得ぬ……。貴様、いつの間に我の背後に回った」
人の体に宿ってもなお、JUDOの感覚は常人以上に鋭い。
素人に背後を取られるなど、本来ならばあり得ぬこと。
だがイプシロンは、暗殺者のスキルを習得している。
その気配遮断能力は一級品。
ゆえに本来の体の持ち主でないホイミンであっても、JUDOに察知されず背後に回ることが可能となったのだ。
素人に背後を取られるなど、本来ならばあり得ぬこと。
だがイプシロンは、暗殺者のスキルを習得している。
その気配遮断能力は一級品。
ゆえに本来の体の持ち主でないホイミンであっても、JUDOに察知されず背後に回ることが可能となったのだ。
(ものすごく怖いけど……。
僕も、誰かを守れる存在になりたいんだ!
いつまでもおびえてるだけじゃいられない!)
僕も、誰かを守れる存在になりたいんだ!
いつまでもおびえてるだけじゃいられない!)
必死でおのれを奮い立たせながら、ホイミンは空いた左手でパンチを繰り出す。
だがそれは、素人丸出しのテレフォンパンチ。
いかに右腕を拘束されているといっても、JUDOにとって避けるのは赤子の手をひねるよりたやすいことだ。
それが、ただのパンチであれば。
だがそれは、素人丸出しのテレフォンパンチ。
いかに右腕を拘束されているといっても、JUDOにとって避けるのは赤子の手をひねるよりたやすいことだ。
それが、ただのパンチであれば。
「っ!?」
仮面に隠されたJUDOの顔に、動揺が走る。
その理由は、目の前で起きた予想外の現象にあった。
素手であったはずのホイミンの左手から、突然剣が出現したのだ。
これもまた、イプシロンの肉体がなせる技。
生物や物品を体内に隠しておけるというイプシロンの体質を活かし、ホイミンはあらかじめシャルティエを体内に取り込んでいたのである。
その理由は、目の前で起きた予想外の現象にあった。
素手であったはずのホイミンの左手から、突然剣が出現したのだ。
これもまた、イプシロンの肉体がなせる技。
生物や物品を体内に隠しておけるというイプシロンの体質を活かし、ホイミンはあらかじめシャルティエを体内に取り込んでいたのである。
『くらえーっ!』
ホイミンとシャルティエの声が重なる。
直後、ホイミンの腕に肉体を切り裂く感触が伝わってきた。
直後、ホイミンの腕に肉体を切り裂く感触が伝わってきた。
(やったか!?)
心の中で叫ぶホイミン。
だが彼はすぐに、無情な現実を認識してしまう。
だが彼はすぐに、無情な現実を認識してしまう。
「あ……」
シャルティエの刃は、たしかにJUDOの首を切り裂いていた。
だが、浅い。その表面を切り裂いただけに過ぎない。
だが、浅い。その表面を切り裂いただけに過ぎない。
「なるほど、下等生物なりに知恵を絞ったのは褒めてやろう。
だが、所詮は脆弱な下等生物。根本的に力が足りぬ」
だが、所詮は脆弱な下等生物。根本的に力が足りぬ」
傲岸不遜な言葉を吐きながら、JUDOは右腕に力をこめる。
次の瞬間、爆発的な突風が周囲に吹き荒れた。
次の瞬間、爆発的な突風が周囲に吹き荒れた。
「うわああああ!!」
イプシロンの肉体は物理攻撃に強い耐性を持つが、暴風の前にはそれも意味をなさない。
つかんでいた右腕も離してしまい、ホイミンは大きく吹き飛ばされる。
そして吹き飛ばされたのは、すぐ近くにいた承太郎も同じことだった。
つかんでいた右腕も離してしまい、ホイミンは大きく吹き飛ばされる。
そして吹き飛ばされたのは、すぐ近くにいた承太郎も同じことだった。
「おわあっ!」
承太郎が吹き飛んだ先には、偶然にも新八がいた。
地面への激突を避けようと、承太郎を受け止める新八。
しかし筋肉質な燃堂の肉体はそれなりの重量があり、結局支えきれず下敷きになってしまう。
地面への激突を避けようと、承太郎を受け止める新八。
しかし筋肉質な燃堂の肉体はそれなりの重量があり、結局支えきれず下敷きになってしまう。
「すまん、新八。大丈夫か?」
「大丈夫です。僕、これくらいしかできないんで……」
「大丈夫です。僕、これくらいしかできないんで……」
そう口にしながら、新八は悔しさを噛みしめる。
自分は、役に立てないと。
幼い頃から磨き続けた剣術は、この魂に刻まれている。
刀もある。
だがこの体は、剣術を振るうための体ではない。
それでも有象無象のチンピラ程度なら、なんとかなるかもしれない。
しかし今自分たちに敵意を向けている仮面ライダーは、そんな生やさしい相手ではない。
あの男の攻撃を一発でも食らえば、この肉体は死に至る。
新八には、それが理解できてしまっていた。
だから、ただ傍観することしかできなかった。
気の弱いホイミンですら、勇気を振り絞って戦ったというのに。
自分は、役に立てないと。
幼い頃から磨き続けた剣術は、この魂に刻まれている。
刀もある。
だがこの体は、剣術を振るうための体ではない。
それでも有象無象のチンピラ程度なら、なんとかなるかもしれない。
しかし今自分たちに敵意を向けている仮面ライダーは、そんな生やさしい相手ではない。
あの男の攻撃を一発でも食らえば、この肉体は死に至る。
新八には、それが理解できてしまっていた。
だから、ただ傍観することしかできなかった。
気の弱いホイミンですら、勇気を振り絞って戦ったというのに。
(せめて……仮面ライダーになることができれば……)
新八がそんなことを考えた、その瞬間。
承太郎のデイパックから、何かがこぼれ落ちた。
承太郎のデイパックから、何かがこぼれ落ちた。
(ん? 何だろう、これ)
反射的に、新八はそれを手に取る。
それは、ギリギリ片手に収まるくらいの大きさの、円形の物体であった。
それなりに厚みがあり、何かに例えるのが難しい形状をしている。
強いて言えば、パーツの一部が時計を思わせる程度だろうか。
そして上部には、おぞましい怪物の顔が描かれていた。
それは、ギリギリ片手に収まるくらいの大きさの、円形の物体であった。
それなりに厚みがあり、何かに例えるのが難しい形状をしている。
強いて言えば、パーツの一部が時計を思わせる程度だろうか。
そして上部には、おぞましい怪物の顔が描かれていた。
(これって……)
シルエットは似ても似つかない。
だが顔に板が刺さったようなデザインとカラーリングは、自分が無意識に「ディケイド」と呼んでいたあの仮面ライダーの最初の姿に似ている気がする。
だが顔に板が刺さったようなデザインとカラーリングは、自分が無意識に「ディケイド」と呼んでいたあの仮面ライダーの最初の姿に似ている気がする。
(ひょっとしてこれを使えば、あいつを止められるんじゃ……)
新八は魅入られたように、「それ」のスイッチに手をかける。
だがその時、背を向けていた承太郎が、ようやく新八の様子がおかしいことに気づいた。
だがその時、背を向けていた承太郎が、ようやく新八の様子がおかしいことに気づいた。
「新八、なぜおまえがそれを持っている。
すぐに手を離せ」
すぐに手を離せ」
承太郎は事前に説明書きを読み、「それ」が何かを知っていた。
その支給品の名は、「アナザーディケイドウォッチ」。
仮面ライダーのまがい物、アナザーライダーを生み出すアイテムだ。
アナザーライダーとなった者は高い戦闘力を得る代わりに、理性を失い暴走する危険性を抱える。
それを危惧した承太郎は窮地に陥ってもそれを使うことはなく、存在を仲間に伝えることもなかった。
だが運命のいたずらにより、ウォッチは新八の手に渡ってしまった。
その支給品の名は、「アナザーディケイドウォッチ」。
仮面ライダーのまがい物、アナザーライダーを生み出すアイテムだ。
アナザーライダーとなった者は高い戦闘力を得る代わりに、理性を失い暴走する危険性を抱える。
それを危惧した承太郎は窮地に陥ってもそれを使うことはなく、存在を仲間に伝えることもなかった。
だが運命のいたずらにより、ウォッチは新八の手に渡ってしまった。
「スイッチを押すな、新八!」
怒号に近い叫びを上げる承太郎だが、その言葉はすでに新八には届いていなかった。
新八は、無言でスイッチを押す。
新八は、無言でスイッチを押す。
『ディケイド!』
低い電子音声を響かせたウォッチを、新八は自分の胸に押し当てる。
するとウォッチは、物理法則を無視して彼の体内へと沈み込んでいった。
するとウォッチは、物理法則を無視して彼の体内へと沈み込んでいった。
ここで一度、確認しよう。
アナザーライダーとは、仮面ライダーになるべきではない人間がその力を与えられてしまったことによって生まれる、偽りの仮面ライダーである。
だが新八の精神が宿っているフィリップは、紛れもない仮面ライダーである。
ならば彼の肉体でアナザーウォッチを手にすれば、本来の仮面ライダーになれるのか。
答は、「否」である。
仮面ライダーの変身者であっても、自分が変身すべき仮面ライダーでなければこの場合本物とはならない。
アナザーライダーとは、仮面ライダーになるべきではない人間がその力を与えられてしまったことによって生まれる、偽りの仮面ライダーである。
だが新八の精神が宿っているフィリップは、紛れもない仮面ライダーである。
ならば彼の肉体でアナザーウォッチを手にすれば、本来の仮面ライダーになれるのか。
答は、「否」である。
仮面ライダーの変身者であっても、自分が変身すべき仮面ライダーでなければこの場合本物とはならない。
檀黎斗が仮面ライダーオーズになれなかったように。
矢車想が仮面ライダーカブトになれなかったように。
矢車想が仮面ライダーカブトになれなかったように。
フィリップもまた、仮面ライダーディケイドになることはできない。
「があああああああ!!」
猛獣のごとき雄叫びが、周囲に響く。
その声を発した当人である新八は、もはや人の姿をしていなかった。
悪鬼のごとき形相に、左右に大きく張り出した角。
怪人・アナザーディケイドがそこにいた。
その声を発した当人である新八は、もはや人の姿をしていなかった。
悪鬼のごとき形相に、左右に大きく張り出した角。
怪人・アナザーディケイドがそこにいた。
「ほう……」
何やら面白いことになりそうだと事態を静観していたJUDOが、感嘆の声を漏らす。
「その力、我のベルトと元は同じか……。
もっとも、使いこなせているようには見えぬが。
それでも、虫けらやアメーバよりは手応えがあろう。かかってくるがいい」
もっとも、使いこなせているようには見えぬが。
それでも、虫けらやアメーバよりは手応えがあろう。かかってくるがいい」
JUDOは悠然と構え、新八の攻撃を待つ。
それに対し、新八は真っ向から突っ込んだ。
それに対し、新八は真っ向から突っ込んだ。
「新八!」
承太郎の声も、新八を止めることはない。
新八はそのまま、JUDOに激突する。
新八はそのまま、JUDOに激突する。
「どうした、ただの体当たりで終わりか?
それでは芸が……」
それでは芸が……」
余裕を持ってそれを受け止めるJUDOだったが、その言葉が途中で途切れる。
彼は気づいたのだ。いつの間にか自分の背後に、オーロラのようなものが出現していることに。
彼は気づいたのだ。いつの間にか自分の背後に、オーロラのようなものが出現していることに。
「これは……時空のゆがみか?」
「おおおおおおお!!」
「おおおおおおお!!」
回避に移ろうとするJUDOだったが、時すでに遅し。
新八はJUDOをオーロラの中に押し込み、自分も飛び込む。
二人の姿は忽然と消え失せ、やがてオーロラも消滅した。
新八はJUDOをオーロラの中に押し込み、自分も飛び込む。
二人の姿は忽然と消え失せ、やがてオーロラも消滅した。
「き、消えた!? 承太郎さん、いったい何が起きたの!?」
困惑するホイミンは承太郎に尋ねるが、承太郎はそれに答えない。
ただ、拳を固く握りしめる。
ただ、拳を固く握りしめる。
「新八の野郎……。何考えてやがる……」
【午前/E-6 「食酒亭」前】
【空条承太郎@ジョジョの奇妙な冒険】
[身体]:燃堂力@斉木楠雄のΨ難
[状態]:疲労(中)、全身にダメージ(中)、銀髪の男(魔王)への怒り
[装備]:ネズミの速さの外套(クローク・オブ・ラットスピード)@オーバーロード、MP40@ストライクウィッチーズシリーズ
[道具]:基本支給品×2、予備弾倉×2、童磨の首輪
[思考・状況]基本方針:主催を打倒する。
1:新八のやつ、どこに……
2:ホイミンと共に風都タワーに向かう。
3:主催と戦うために首輪を外したい。
4:自分の体の参加者がいた場合、殺し合いに乗っていたら止める。
5:DIOは今度こそぶちのめす。たとえジョセフやジョナサンの身体であっても。
6:銀髪の男(魔王)、半裸の巨漢(志々雄)を警戒。
7:天国……まさかな。
[備考]
※第三部終了直後から参戦です。
※スタンドはスタンド能力者以外にも視認可能です。
※ジョースターの波長に対して反応できません。
※ボンドルドが天国へ行く方法を試してるのではと推測してます。
またその場合、主催者側にDIOの友が協力or自分の友が捕らえられている、自分とDIOの首輪はダミーの可能性があると推測しています。
※時間停止は現状では2秒が限界のようです。
[身体]:燃堂力@斉木楠雄のΨ難
[状態]:疲労(中)、全身にダメージ(中)、銀髪の男(魔王)への怒り
[装備]:ネズミの速さの外套(クローク・オブ・ラットスピード)@オーバーロード、MP40@ストライクウィッチーズシリーズ
[道具]:基本支給品×2、予備弾倉×2、童磨の首輪
[思考・状況]基本方針:主催を打倒する。
1:新八のやつ、どこに……
2:ホイミンと共に風都タワーに向かう。
3:主催と戦うために首輪を外したい。
4:自分の体の参加者がいた場合、殺し合いに乗っていたら止める。
5:DIOは今度こそぶちのめす。たとえジョセフやジョナサンの身体であっても。
6:銀髪の男(魔王)、半裸の巨漢(志々雄)を警戒。
7:天国……まさかな。
[備考]
※第三部終了直後から参戦です。
※スタンドはスタンド能力者以外にも視認可能です。
※ジョースターの波長に対して反応できません。
※ボンドルドが天国へ行く方法を試してるのではと推測してます。
またその場合、主催者側にDIOの友が協力or自分の友が捕らえられている、自分とDIOの首輪はダミーの可能性があると推測しています。
※時間停止は現状では2秒が限界のようです。
【ホイミン@ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち】
[身体]:ソリュシャン・イプシロン@オーバーロード
[状態]:健康、魔力消費(小)
[装備]:アンチバリア発生装置@ケロロ軍曹、シャルティエ@テイルズオブデスティニー
[道具]:基本支給品
[思考・状況]基本方針:人間にはなりたいが、そのために誰かを襲うつもりはない。
1:ライアンさんのように、人を守るために戦う。
2:新八くんが消えた!?
[備考]
※参戦時期はライアンの旅に同行した後?人間に生まれ変わる前。
※制限により、『ホイミ』などの回復魔法の効果が下がっています。
※プロフィールから、『ソリュシャン・イプシロン』と彼女の持つ能力、異世界の魔法に関する知識を得ました
[身体]:ソリュシャン・イプシロン@オーバーロード
[状態]:健康、魔力消費(小)
[装備]:アンチバリア発生装置@ケロロ軍曹、シャルティエ@テイルズオブデスティニー
[道具]:基本支給品
[思考・状況]基本方針:人間にはなりたいが、そのために誰かを襲うつもりはない。
1:ライアンさんのように、人を守るために戦う。
2:新八くんが消えた!?
[備考]
※参戦時期はライアンの旅に同行した後?人間に生まれ変わる前。
※制限により、『ホイミ』などの回復魔法の効果が下がっています。
※プロフィールから、『ソリュシャン・イプシロン』と彼女の持つ能力、異世界の魔法に関する知識を得ました
数時間前までいろはとリトがいた、風都タワーの展望台。
新八とJUDOは、そこにワープしていた。
この場所が選ばれたのは新八が目的地として強く意識していたからか、あるいは肉体に刻まれたフィリップの記憶の影響か。
新八とJUDOは、そこにワープしていた。
この場所が選ばれたのは新八が目的地として強く意識していたからか、あるいは肉体に刻まれたフィリップの記憶の影響か。
「はあ、はあ……」
新八は、際限なく湧き上がってくる破壊衝動を必死で押さえ込んでいた。
「仲間を傷つける敵を倒す」。その思考に集中することで、かろうじて理性を保っている状態だ。
「仲間を傷つける敵を倒す」。その思考に集中することで、かろうじて理性を保っている状態だ。
「仲間を守るために、我と自分だけを転移させたか……。
愚かなことよ。全員でかかれば、多少は勝機があったかもしれぬというのに」
「黙れ! おまえは……おまえは僕が倒す!」
愚かなことよ。全員でかかれば、多少は勝機があったかもしれぬというのに」
「黙れ! おまえは……おまえは僕が倒す!」
悪意に飲み込まれぬよう声を張り上げながら、新八は刀を構える。
その視界で、JUDOに一瞬白い仮面ライダーが重なり、消えた。
だが今の新八には、それを気にしている余裕もない。
その視界で、JUDOに一瞬白い仮面ライダーが重なり、消えた。
だが今の新八には、それを気にしている余裕もない。
「うおおおお!!」
絶叫と共に、「本物」と「偽物」の戦いが始まった。
【午前/D-4 風都タワー展望台】
【志村新八@銀魂】
[身体]:フィリップ@仮面ライダーW
[状態]:疲労(中)、アナザーディケイドに変身
[装備]:フーの薄刃刀@鋼の錬金術師、アナザーディケイドウォッチ@仮面ライダージオウ
[道具]:基本支給品、ダブルドライバー@仮面ライダーW、T2サイクロンメモリ@仮面ライダーW、新八のメガネ@銀魂、両津勘吉の肉体
[思考・状況]基本方針:主催者を倒す
0:激しい破壊衝動
1:JUDOを倒す
2:神楽ちゃんを探す
3:左翔太郎さんの体も誰か入ってるのか気になる
4:銀さんを殺した相手(魔王)に怒り
[備考]
※メタ知識が制限されています。参戦作品(精神・身体両方)に関しては、現状では「何となく名前に見覚えがある気がする」程度しか分かりません。
こち亀に関してはある程度覚えているようです。
※地球の本棚は現状では使えないようです。今後使えるか、制限が掛けられているかは後続の書き手にお任せします。
[身体]:フィリップ@仮面ライダーW
[状態]:疲労(中)、アナザーディケイドに変身
[装備]:フーの薄刃刀@鋼の錬金術師、アナザーディケイドウォッチ@仮面ライダージオウ
[道具]:基本支給品、ダブルドライバー@仮面ライダーW、T2サイクロンメモリ@仮面ライダーW、新八のメガネ@銀魂、両津勘吉の肉体
[思考・状況]基本方針:主催者を倒す
0:激しい破壊衝動
1:JUDOを倒す
2:神楽ちゃんを探す
3:左翔太郎さんの体も誰か入ってるのか気になる
4:銀さんを殺した相手(魔王)に怒り
[備考]
※メタ知識が制限されています。参戦作品(精神・身体両方)に関しては、現状では「何となく名前に見覚えがある気がする」程度しか分かりません。
こち亀に関してはある程度覚えているようです。
※地球の本棚は現状では使えないようです。今後使えるか、制限が掛けられているかは後続の書き手にお任せします。
【大首領JUDO@仮面ライダーSPIRITS】
[身体]:門矢士@仮面ライダーディケイド
[状態]:負傷(中)、ディケイドアギトに変身
[装備]:ディケイドライバー+ライドブッカ―+アタックライド@仮面ライダーディケイド
[道具]:基本支給品×2(リオン)、精神と身体の組み合わせ名簿@オリジナル
[思考・状況]基本方針:優勝を目指す
1:闘争を楽しむ
2:新八を倒す
3:宿儺と次出会ったら、力が戻った・戻ってないどちらせよ殺し合う
4:優勝後は我もこの催しを開いてみるか
[備考]
※参戦時期は、第1部終了時点。
※現在クウガ?アギトのカードが使用可能です。
[身体]:門矢士@仮面ライダーディケイド
[状態]:負傷(中)、ディケイドアギトに変身
[装備]:ディケイドライバー+ライドブッカ―+アタックライド@仮面ライダーディケイド
[道具]:基本支給品×2(リオン)、精神と身体の組み合わせ名簿@オリジナル
[思考・状況]基本方針:優勝を目指す
1:闘争を楽しむ
2:新八を倒す
3:宿儺と次出会ったら、力が戻った・戻ってないどちらせよ殺し合う
4:優勝後は我もこの催しを開いてみるか
[備考]
※参戦時期は、第1部終了時点。
※現在クウガ?アギトのカードが使用可能です。
【支給品紹介】
【アナザーディケイドウォッチ@仮面ライダージオウ】
仮面ライダーの力を持つ怪人、アナザーライダーの一種であるアナザーディケイドに変身するための時計型アイテム。
起動して体内に埋め込むことで変身する。
強いダメージを受ければ体外に排出されることもある。
仮面ライダーディケイドの力を伴う攻撃でないと完全に破壊することは不可能。
アナザーワールドの創造及びダークライダーの召喚、時間移動は制限により使用不可。
オーロラカーテンによるワープは会場内であれば自由に使えるが、ワープする距離に比例して体力を消耗する。
【アナザーディケイドウォッチ@仮面ライダージオウ】
仮面ライダーの力を持つ怪人、アナザーライダーの一種であるアナザーディケイドに変身するための時計型アイテム。
起動して体内に埋め込むことで変身する。
強いダメージを受ければ体外に排出されることもある。
仮面ライダーディケイドの力を伴う攻撃でないと完全に破壊することは不可能。
アナザーワールドの創造及びダークライダーの召喚、時間移動は制限により使用不可。
オーロラカーテンによるワープは会場内であれば自由に使えるが、ワープする距離に比例して体力を消耗する。
【施設紹介】
【食酒亭@異種族レビュアーズ】
異種混合街に店を構える、宿屋兼酒場。
クリムが従業員として働いており、スタンクたちが拠点として入り浸っている。
【食酒亭@異種族レビュアーズ】
異種混合街に店を構える、宿屋兼酒場。
クリムが従業員として働いており、スタンクたちが拠点として入り浸っている。
87:その踊り、誰が為に | 投下順に読む | 89:未完成のアンサー |
時系列順に読む | ||
80:一歩前へ | 空条承太郎 | 90:犬飼ミチルの謎 |
ホイミン | ||
志村新八 | 91:Fの集結/イン・マイ・メモリーズ | |
73:適者生存 | 大首領JUDO |