『聞け! この地に集いし全てのものたちよ!
喜ばしい事に、総勢111名、現時点を持って全ての参加者が確定した!』
喜ばしい事に、総勢111名、現時点を持って全ての参加者が確定した!』
のび太たち三人が、誰とも会わないまま、30分ほど経過した後に、その放送が流れた。
「111名!?」
ピーチ、平野以外の参加者に未だ出会っていないのび太は、予想外なまでの参加者の多さに驚く。
他の二人も言葉には出さなかったが、表情で同じことを物語っていた。
ピーチ、平野以外の参加者に未だ出会っていないのび太は、予想外なまでの参加者の多さに驚く。
他の二人も言葉には出さなかったが、表情で同じことを物語っていた。
そして、名簿が転送されたという言葉に従って、三人は名簿を開けてみることにした。
「マリオ?ヨッシー?それにクッパまで!?」
自分の知り合いが予想以上に多く連れてこられたことで、今度は驚きを隠せなかったピーチ。
クッパの後ろには、「姫」と書いてあったが、ピーチは見間違いだということにした。
自分の知り合いが予想以上に多く連れてこられたことで、今度は驚きを隠せなかったピーチ。
クッパの後ろには、「姫」と書いてあったが、ピーチは見間違いだということにした。
「のび太君は誰か知り合いはいたかな?」
平野源五郎が、浮かない表情をしているのび太に声をかける。
「うん。このドラえもんとリルルって人。どっちも僕の友達だから、ピーチ姫や平野さんとも仲良くなれるよ。」
「そうか。それは一刻も早く、見つけてあげないと大変じゃな。」
平野源五郎が、浮かない表情をしているのび太に声をかける。
「うん。このドラえもんとリルルって人。どっちも僕の友達だから、ピーチ姫や平野さんとも仲良くなれるよ。」
「そうか。それは一刻も早く、見つけてあげないと大変じゃな。」
ドラえもん
どんなに喧嘩をしても、すぐに仲直りできた、絶対の友達。
二人なら、この殺し合いだって無事に終わらせることが出来るという自身さえあった。
どんなに喧嘩をしても、すぐに仲直りできた、絶対の友達。
二人なら、この殺し合いだって無事に終わらせることが出来るという自身さえあった。
リルル
かつて、自分がいたという事実と引き換えに、時間を改変してロボットの軍団を消した少女。
消えてしまったはずの彼女がどうしてこの世界にいるかは分からないが、今度は仲間として彼女とも協力できると確信していた。
かつて、自分がいたという事実と引き換えに、時間を改変してロボットの軍団を消した少女。
消えてしまったはずの彼女がどうしてこの世界にいるかは分からないが、今度は仲間として彼女とも協力できると確信していた。
「平野さんは友達とかいなかったの?」
「私の仲間、タクヤや葛城はいなかったようだ。まあこんな戦いに巻き込まれなくて、ほっとしたよ。」
「私の仲間、タクヤや葛城はいなかったようだ。まあこんな戦いに巻き込まれなくて、ほっとしたよ。」
仲間の不在に安堵を覚える平野。
こんな状況でさえ、仲間が参加させられていなかったことに喜ぶ彼を見て、のび太は尊敬の念を覚えた。
こんな状況でさえ、仲間が参加させられていなかったことに喜ぶ彼を見て、のび太は尊敬の念を覚えた。
「ここからは台車では行けそうにない。降りて進むしかないぞ。」
そして、南下していた三人の舞台は草原地帯から一転、ほとんど草が生えていない砂浜地帯へと移る。
台車のタイヤは粒子の細かい砂に取られて、上手く動かない。
そのため二人も上から降りて、歩くことを決定した、
白くて大きな満月に照らされた、一面に広がる砂は魅力的だった。
こんな状況でなければ、見入ってしまっただろう。
ひとまず、三人は遠くに見える施設、パラダイス・パームズを目指すことにした。
台車のタイヤは粒子の細かい砂に取られて、上手く動かない。
そのため二人も上から降りて、歩くことを決定した、
白くて大きな満月に照らされた、一面に広がる砂は魅力的だった。
こんな状況でなければ、見入ってしまっただろう。
ひとまず、三人は遠くに見える施設、パラダイス・パームズを目指すことにした。
しかし、歩き始めて早速、地平線の彼方へ見える建物以外に、新たな異物が映りこんだ。
「アレは……何じゃろうな……。」
一番最初に平野が、月光を反射しキラキラと輝く謎の物体に気づく。
一番最初に平野が、月光を反射しキラキラと輝く謎の物体に気づく。
「つめた!これ、氷だよ!!」
「氷像!?けれど……何のために……。」
「氷像!?けれど……何のために……。」
のび太とピーチも、それが砕かれたゴブリンの氷像だったということに、驚きを覚える。
「元々戦いの会場のオブジェなのか……それとも誰かが置いたのか……。」
平野はいぶかしげに、頭だけになったゴブリンの氷像を掴む。
勿論、和服の袖で手を覆いながら。
平野はいぶかしげに、頭だけになったゴブリンの氷像を掴む。
勿論、和服の袖で手を覆いながら。
氷漬けにされながらも、その恐怖に満ちた表情はうかがい知れた。
「まるで、生きているかのようなデザインね。」
「そ、そんな怖いことを言わないでよ!これがかつて、生き物だったみたいじゃないか!!」
「ふふ、勇敢そうに見えても、これで怖がるなんて、年相応の男の子じゃな。」
「そ、そんな怖いことを言わないでよ!これがかつて、生き物だったみたいじゃないか!!」
「ふふ、勇敢そうに見えても、これで怖がるなんて、年相応の男の子じゃな。」
怖がるのび太を、平野がからかう。
それからも歩き続ける3人に、同じように砕けたゴブリンの氷像が目に入った。
まるで誰かが氷像を壊しながら歩いているかのように、破片だけで道が装飾されていた。
それからも歩き続ける3人に、同じように砕けたゴブリンの氷像が目に入った。
まるで誰かが氷像を壊しながら歩いているかのように、破片だけで道が装飾されていた。
どれくらい歩いたか分からないが、やがて3人の目の先に、白髪の少女が映る。
「おーーーい!!」
のび太は一人で歩いていたその少女に声をかける。
のび太は一人で歩いていたその少女に声をかける。
氷の杖を持った少女は振り向き、3人に近づく。
「私達は殺し合いに乗っていないわ。」
「君は誰かに会わなかったか?」
「君は誰かに会わなかったか?」
ピーチと平野も、少女に声をかける。
「あなた、私の記憶を知りませんか?」
平野の質問を返す前に、少女は質問を仕掛けた。
平野の質問を返す前に、少女は質問を仕掛けた。
「記憶!?知らないよ……。」
「記憶喪失……なのか?」
「記憶喪失……なのか?」
突飛な質問に、疑問を覚える二人。
「私達と一緒に行かない?もしかしたら、あなたの記憶も見つけ……」
「ならば、死になさい。氷漬けになって。」
ピーチの提案もよそに、雪の女王と化した島村卯月は、フリーズロッドを3人に振りかざした。
ピーチの提案もよそに、雪の女王と化した島村卯月は、フリーズロッドを3人に振りかざした。
「危ない!」
慌てて平野は台車を取り出した。
それを縦に向けて、吹雪を防ぐ大楯代わりにしたのだ。
慌てて平野は台車を取り出した。
それを縦に向けて、吹雪を防ぐ大楯代わりにしたのだ。
「私の記憶を取り戻すために、死んでくれませんか?」
再びフリーズロッドが振るわれる。
再びフリーズロッドが振るわれる。
「寒い!!」
盾があっても、直接の吹雪を防げるだけで、気温変化は防げない。
既に気温はマイナスになっていた。
三人は口に出さなかったが、あのゴブリンの氷像は、この少女によって作られたのだとすぐに理解した。
盾があっても、直接の吹雪を防げるだけで、気温変化は防げない。
既に気温はマイナスになっていた。
三人は口に出さなかったが、あのゴブリンの氷像は、この少女によって作られたのだとすぐに理解した。
「守ってばかりじゃ埒が開かん!!」
平野は鞘から鋼の剣を出す。たとえ吹雪そのものを防いでも、辺りの気温変化で、遅かれ早かれ凍死してしまう。
それを止めたのは、のび太だった。
平野は鞘から鋼の剣を出す。たとえ吹雪そのものを防いでも、辺りの気温変化で、遅かれ早かれ凍死してしまう。
それを止めたのは、のび太だった。
「ダメだよ!!あの子、誰かに操られているんだ!!」
のび太は、かつての冒険で今の島村卯月と似ている状況になった仲間を見たことがある。
宇宙の寄生生命体、ヤドリに体を乗っ取られ、操られたスネ夫。
口調のおぼつかなさ、焦点の合わない瞳など、あの時のスネ夫とどこか通ずるものがある。
宇宙の寄生生命体、ヤドリに体を乗っ取られ、操られたスネ夫。
口調のおぼつかなさ、焦点の合わない瞳など、あの時のスネ夫とどこか通ずるものがある。
「じゃあどうすればいいの?」
「分からないよ……でも、殺しちゃダメなんだ!!
どうにかして助けないと!!」
しかし、打開策は全く見当たらない。
本当なら彼女を殺さず助けたいのは、のび太だけじゃなく、他の二人も同じなのだが、このままでは助けるどころか逆に殺されてしまう。
「分からないよ……でも、殺しちゃダメなんだ!!
どうにかして助けないと!!」
しかし、打開策は全く見当たらない。
本当なら彼女を殺さず助けたいのは、のび太だけじゃなく、他の二人も同じなのだが、このままでは助けるどころか逆に殺されてしまう。
「助ける?何をおかしなことを言っているのですか?本当に助けたければ、私を優勝させればいいだけじゃないですか。」
今度は卯月は、上に向けてロッドを振りかざした。
夜の闇が輝く氷に照らされ、氷塊が氷柱のように三人に降り注ぐ。
夜の闇が輝く氷に照らされ、氷塊が氷柱のように三人に降り注ぐ。
「何これ!?」
「イタタタタ!!雹だ!!」
「バラバラになれ!固まるな!!」
「イタタタタ!!雹だ!!」
「バラバラになれ!固まるな!!」
横からの攻撃ばかり気にしていた平野は、突然の上からの攻撃に台車を使うことも出来ず、散開することを提案する。
細かい豹に混じって、頭に当たれば命に関わる大きさの氷が降り注ぐ。
目の前に飛んできた氷を、のび太は慌てて銃で砕いた。
細かい豹に混じって、頭に当たれば命に関わる大きさの氷が降り注ぐ。
目の前に飛んできた氷を、のび太は慌てて銃で砕いた。
(そうだ!!)
のび太は敵の攻撃の直前に必ず、杖が白く光っていることに気づき、銃を敵に向ける。
のび太は敵の攻撃の直前に必ず、杖が白く光っていることに気づき、銃を敵に向ける。
「え?」
攻撃することを止めようとしたのび太が、銃を向けたことにピーチ達は驚くも、狙ったのは卯月自身ではなかった。
攻撃することを止めようとしたのび太が、銃を向けたことにピーチ達は驚くも、狙ったのは卯月自身ではなかった。
散弾銃が発砲される。
狙いは彼女の急所ではなく、フリーズロッドの先端。
狙いは彼女の急所ではなく、フリーズロッドの先端。
(ヤドリのように、体内に入っているんじゃなく、杖に取り憑かれているのかもしれない……!!)
そうでなかったとしても、杖さえ破壊できれば危険度は大きく下がるはずだ。
吹雪で視界は悪くなっているが、彼の射撃の腕はそんなものでは鈍らない。
吹雪で視界は悪くなっているが、彼の射撃の腕はそんなものでは鈍らない。
「無駄だということが、分からないんですか?」
しかし、銃弾は、杖に届く寸前で止められた。
彼女は即座にフリーズロッドの使い方を、攻撃から防御へとシフトさせた。
しかし、銃弾は、杖に届く寸前で止められた。
彼女は即座にフリーズロッドの使い方を、攻撃から防御へとシフトさせた。
卯月の目の前に、氷の盾が現れ、銃弾は止められてしまった。
「く、くそぉ!!」
今度はのび太のもう一つの武器、レイガンから光線が放たれる。
今度はのび太のもう一つの武器、レイガンから光線が放たれる。
「しまった!」
しかし、キラキラと光る、作られた氷の盾は、光線を跳ね返してしまった。
慌ててのび太も躱すも、どちらも通じないことが分かり、状況はさらに絶望的になってしまう。
しかし、キラキラと光る、作られた氷の盾は、光線を跳ね返してしまった。
慌ててのび太も躱すも、どちらも通じないことが分かり、状況はさらに絶望的になってしまう。
「決めました。まずはあなたから氷漬けにしましょう。」
ターゲットを決め、卯月は吹雪をのび太に浴びせた。
ターゲットを決め、卯月は吹雪をのび太に浴びせた。
「ドラ……え……も………。」
目の前が、白一色で覆いつくされる。
普通の人生なら、感じることはないはずの超低温に、ただの人間は生命活動が停められるのを待つしかない。
目の前が、白一色で覆いつくされる。
普通の人生なら、感じることはないはずの超低温に、ただの人間は生命活動が停められるのを待つしかない。
ただし、特別な力を手に入れた人間なら、話は別だが。
「え!?」
自分は生きていて、しかも凍傷ひとつないことにのび太は驚く。
むしろ、あべこべクリームでも塗ったかのように、暑いくらいだ。
自分は生きていて、しかも凍傷ひとつないことにのび太は驚く。
むしろ、あべこべクリームでも塗ったかのように、暑いくらいだ。
「無事か。危ない所だったな。」
「な、何あれ……。」
「大きい……。」
「な、何あれ……。」
「大きい……。」
のび太の目の前に立っていたのは平野源五郎。
しかし、のび太はもちろん、ピーチ姫まで、彼の横にいる異形の存在に目を奪われてしまう。
平野の後ろには、真っ赤な鳥の頭を持った筋肉質な魔人がいた。
両手には、激しく燃え盛る炎を持っている。
しかし、のび太はもちろん、ピーチ姫まで、彼の横にいる異形の存在に目を奪われてしまう。
平野の後ろには、真っ赤な鳥の頭を持った筋肉質な魔人がいた。
両手には、激しく燃え盛る炎を持っている。
「詳しい説明は後だ。どうやら私は、魔法使いになってしまったようじゃな……。」
平野に支給されていた3つめの道具は「魔法使いの赤(マジシャンズ・レッド)のDISC」。
かつてエジプトの占い師が使っていた、炎を自由自在に操ることが出来るスタンドだ。
平野に支給されていた3つめの道具は「魔法使いの赤(マジシャンズ・レッド)のDISC」。
かつてエジプトの占い師が使っていた、炎を自由自在に操ることが出来るスタンドだ。
最初は平野も半信半疑だったが、ここで使っても使わなくても全滅するなら、使ってみようと思った。
「今度は固まれ。私の後ろにいろ。」
「流石平野さん!これがあれば百人力だね!!」
「流石平野さん!これがあれば百人力だね!!」
二人を後ろに下がらせ、先頭の指揮を平野が取ることになった。
「コイツを食らうがよい。」
平野が新たに手に入れたスタンド、魔法使いの赤の両手から炎が放たれ、卯月に襲い掛かる。
平野が新たに手に入れたスタンド、魔法使いの赤の両手から炎が放たれ、卯月に襲い掛かる。
「無駄ですよ。」
またも卯月は2,3度ロッドを振り、炎を全て消してしまう。
「ならば!!」
炎を纏った、筋肉質な両腕が、襲い掛かる。
しかし、のび太の銃弾も止めた、巨大な氷の盾でそれも止められる。
炎を纏った、筋肉質な両腕が、襲い掛かる。
しかし、のび太の銃弾も止めた、巨大な氷の盾でそれも止められる。
今度は卯月が反撃に転じ、平野と魔術師の赤に向けて、ありったけの氷弾が放たれる。
それを時には融解させ、時には殴り砕き、時には躱すことでどうにか全て凌ぎきる平野。
先ほどまでは吹雪で悪くなった視界は、炎と氷のぶつかり合いで生まれた水蒸気で覆われている。
それを時には融解させ、時には殴り砕き、時には躱すことでどうにか全て凌ぎきる平野。
先ほどまでは吹雪で悪くなった視界は、炎と氷のぶつかり合いで生まれた水蒸気で覆われている。
「そんな……これで、やっと互角なの!?」
新たな力、しかも、氷に対して優位を取れる力を手に入れてなお、勝てる様子が見られない相手に、のび太の背筋に二重の意味で寒気が走った。
新たな力、しかも、氷に対して優位を取れる力を手に入れてなお、勝てる様子が見られない相手に、のび太の背筋に二重の意味で寒気が走った。
「これはあのミルドラースと戦うまで取っておこうと思ったが……今使うのもやむを得ないようだな。」
しかし、平野もまだ隠し玉を残していた。
しかし、平野もまだ隠し玉を残していた。
「な、何ですかこれは……。」
スタンドの鳥人が嘶き、卯月の周囲に、ロープのように細長い炎が現れる。
スタンドの鳥人が嘶き、卯月の周囲に、ロープのように細長い炎が現れる。
「少女を調教する趣味はないのだがな。」
炎のロープで作られた囲いが、段々と狭くなり、瞬く間に雪の女王を二重三重にと縛り上げた。
炎のロープで作られた囲いが、段々と狭くなり、瞬く間に雪の女王を二重三重にと縛り上げた。
それは、かつてのスタンドの持ち主が使っていた、「赤い荒縄(レッド・バインド)」にそっくりであった。
スタンドを手に入れたばかりの平野が、即興でこの技を覚えたわけではない。
だが、平野の緊縛師という従来の職業で培った技術が、炎の拘束技へとつなげることになったのだ。
スタンドを手に入れたばかりの平野が、即興でこの技を覚えたわけではない。
だが、平野の緊縛師という従来の職業で培った技術が、炎の拘束技へとつなげることになったのだ。
「くそ……くそぉ!!」
紅蓮の縄で雁字搦めにされ、氷を飛ばす技だけではなく動きまで封じられた卯月。
それでも卯月は、自身の周りに氷の壁を作りながら体をよじり、炎の縄に抵抗する。
「無駄だよ。その縄は、私の特別なほどき方じゃなければ、解けないのだ。」
紅蓮の縄で雁字搦めにされ、氷を飛ばす技だけではなく動きまで封じられた卯月。
それでも卯月は、自身の周りに氷の壁を作りながら体をよじり、炎の縄に抵抗する。
「無駄だよ。その縄は、私の特別なほどき方じゃなければ、解けないのだ。」
縄が追加され、さらに卯月の自由は狭まる。
「負けない……あなたたちなんかに、記憶がなくたって!!」
しかし、彼女の周囲は更に温度が下がる。
「何だと!?」
勢いを増した吹雪の鎧は、魔術師の赤のレッドバインドを、完全に打ち消した。
勢いを増した吹雪の鎧は、魔術師の赤のレッドバインドを、完全に打ち消した。
風もより強くなり、三人は近づくことさえ難しくなる。
「どうやら、想定外のようじゃな……。」
平野も魔術師の赤を攻撃用ではなく、守りにシフトさせる。
炎で三人を囲わないと、すぐに凍死してしまいそうだ。
そうでなくとも、超低温の影響でこの先身体に問題が生じるのは、どうにも厳しいことになる。
平野も魔術師の赤を攻撃用ではなく、守りにシフトさせる。
炎で三人を囲わないと、すぐに凍死してしまいそうだ。
そうでなくとも、超低温の影響でこの先身体に問題が生じるのは、どうにも厳しいことになる。
遠くから見れば、半径数10mを白が覆いつくしており、そのうち数mの範囲だけ、赤い光が灯っている図になっている。
氷と炎の戦いは、まだ始まったばかりだ。
氷と炎の戦いは、まだ始まったばかりだ。
【H-7砂浜/黎明】
【島村卯月@アイドルマスター シンデレラガールズ】
[状態]:『禁断の薬』による記憶喪失および性格・容姿の変化
[装備]:フリーズロッド@ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×1
[思考・状況]基本行動方針:自分の記憶を取り戻すべく、優勝する。
1:全員殺して、記憶を取り戻す。
[備考]
『禁断の薬』を飲んだことにより記憶喪失となっています。またそれに伴い冷酷な性格に変化しています。
そして薬の効果により全身が"氷の魔法使い"として作り替えられたため傷が完治しております。
【島村卯月@アイドルマスター シンデレラガールズ】
[状態]:『禁断の薬』による記憶喪失および性格・容姿の変化
[装備]:フリーズロッド@ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×1
[思考・状況]基本行動方針:自分の記憶を取り戻すべく、優勝する。
1:全員殺して、記憶を取り戻す。
[備考]
『禁断の薬』を飲んだことにより記憶喪失となっています。またそれに伴い冷酷な性格に変化しています。
そして薬の効果により全身が"氷の魔法使い"として作り替えられたため傷が完治しております。
【野比のび太@ドラえもんシリーズ】
[状態]:健康 疲労(小) 大長編補正
[装備]:不死川玄也の散弾銃@鬼滅の刃(弾数10/20) レイガン@大乱闘スマッシュブラザーズX (エネルギー4/5)
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2
[思考・状況]:ドラえもんやリルル、ピーチの知り合いを探す
1:少女(島村卯月をどうにかして救う)
[備考]
少なくとも大長編16巻 「のび太と銀河超特急」完結後です。
卯月は持っている杖が原因でおかしくなっていると思っています。
[状態]:健康 疲労(小) 大長編補正
[装備]:不死川玄也の散弾銃@鬼滅の刃(弾数10/20) レイガン@大乱闘スマッシュブラザーズX (エネルギー4/5)
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2
[思考・状況]:ドラえもんやリルル、ピーチの知り合いを探す
1:少女(島村卯月をどうにかして救う)
[備考]
少なくとも大長編16巻 「のび太と銀河超特急」完結後です。
卯月は持っている杖が原因でおかしくなっていると思っています。
【ピーチ姫@スーパーマリオくん(コロコロ版)】
[状態]:健康
[装備]サバイバルナイフ@バトルロワイヤル
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~1(確認済み)
[思考・状況]:基本行動方針:殺し合いから脱出する、マリオ達を探す
1:平野やのび太と共に少女(島村卯月)を救う
[状態]:健康
[装備]サバイバルナイフ@バトルロワイヤル
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~1(確認済み)
[思考・状況]:基本行動方針:殺し合いから脱出する、マリオ達を探す
1:平野やのび太と共に少女(島村卯月)を救う
[備考]
参戦時期はオデッセイ編終了後(単行本55巻)
参戦時期はオデッセイ編終了後(単行本55巻)
【平野源五郎@真夏の夜の淫夢シリーズ】
[状態]:健康
[装備]: 鋼の剣@ドラゴンクエストシリーズ マジシャンズ・レッドのDISC@ジョジョの奇妙な冒険シリーズ
[道具]:基本支給品、台車@現実
[思考・状況]基本行動方針:主催者には正義の鉄槌で、その腐った心を強制してやろう。
1:スタンド……中々面白い能力じゃな。
2:のび太とピーチ姫を守る
3:スタンドを使って、少女を守る
4:のび太やピーチ姫の知り合いを探す
5:か”わ“い”い“な”あ“の”び“太”く“ん”
[備考]
参戦時期は、悶絶少年 其の伍で「今日は逆さ吊り、鞭責めをしよう(提案)」と言った辺り
[状態]:健康
[装備]: 鋼の剣@ドラゴンクエストシリーズ マジシャンズ・レッドのDISC@ジョジョの奇妙な冒険シリーズ
[道具]:基本支給品、台車@現実
[思考・状況]基本行動方針:主催者には正義の鉄槌で、その腐った心を強制してやろう。
1:スタンド……中々面白い能力じゃな。
2:のび太とピーチ姫を守る
3:スタンドを使って、少女を守る
4:のび太やピーチ姫の知り合いを探す
5:か”わ“い”い“な”あ“の”び“太”く“ん”
[備考]
参戦時期は、悶絶少年 其の伍で「今日は逆さ吊り、鞭責めをしよう(提案)」と言った辺り
【マジシャンズ・レッドのスタンドDISC@ジョジョの奇妙な冒険】
【破壊力:B/ スピード:B/ 射程距離:C/ 持続力:B/ 精密動作性:C/ 成長性:D】
第3部「スターダストクルセイダース」に登場する、モハメド・アブドゥルのスタンド
炎と熱を操る能力を持つ。アヴドゥル曰く「鉄柵くらいなら空中で溶かすのは訳ない」とのこと。また、炎そのものもスタンドなので物体の下半分だけを燃やすといった、普通の炎では出来ない芸当も可能である。ただし、普通の水や氷でも消える。
必殺技として十字架状にした炎を撃ち出す「クロスファイヤーハリケーン(C・F・H)」、さらにそれを分裂させて大量に放つ「クロスファイヤーハリケーンスペシャル(C・F・H・S)」がある。
作中では他に縄状の炎を作り出して束縛する「赤い荒縄(レッド・バインド)」、細かい原理は説明されなかったが炎=生命エネルギーということで、一定範囲内における生物の生命エネルギーを探知するといった芸当も可能。
本編ではレッド・バインド以外は平野に出来るか不明。
【破壊力:B/ スピード:B/ 射程距離:C/ 持続力:B/ 精密動作性:C/ 成長性:D】
第3部「スターダストクルセイダース」に登場する、モハメド・アブドゥルのスタンド
炎と熱を操る能力を持つ。アヴドゥル曰く「鉄柵くらいなら空中で溶かすのは訳ない」とのこと。また、炎そのものもスタンドなので物体の下半分だけを燃やすといった、普通の炎では出来ない芸当も可能である。ただし、普通の水や氷でも消える。
必殺技として十字架状にした炎を撃ち出す「クロスファイヤーハリケーン(C・F・H)」、さらにそれを分裂させて大量に放つ「クロスファイヤーハリケーンスペシャル(C・F・H・S)」がある。
作中では他に縄状の炎を作り出して束縛する「赤い荒縄(レッド・バインド)」、細かい原理は説明されなかったが炎=生命エネルギーということで、一定範囲内における生物の生命エネルギーを探知するといった芸当も可能。
本編ではレッド・バインド以外は平野に出来るか不明。
021:高貴なる腐敗 ~ネメシ・ロトゥハダーシュ~ | 投下順 | 023:奇・紹・点・潔 |
奇妙でおかしなトライアングル | 野比のび太 | 053:とけないこおり |
奇妙でおかしなトライアングル | ピーチ姫 | |
奇妙でおかしなトライアングル | 平野源五郎 | |
008:雪の女王の微笑み | 島村卯月 |