コンペロワイアル、第112話!!
前回(第85話)のあらすじ!!
迷子になりながらも森から脱出したマリオ達。
そこに大罪司教の一人レグルスと、勇者の探し人ぉ姫様に遭遇する。
レグルスはマリオ達に襲い掛かり、彼らは抵抗するもなすすべもなく蹂躙される。
しかし彼らは仲間を犠牲にしながらも、辛くも逃走に成功するのだった。
そして今、マリオ達は――
前回(第85話)のあらすじ!!
迷子になりながらも森から脱出したマリオ達。
そこに大罪司教の一人レグルスと、勇者の探し人ぉ姫様に遭遇する。
レグルスはマリオ達に襲い掛かり、彼らは抵抗するもなすすべもなく蹂躙される。
しかし彼らは仲間を犠牲にしながらも、辛くも逃走に成功するのだった。
そして今、マリオ達は――
ダダダダダダダダダダダダダダ!!
一心不乱に走っていた。
元々レグルスから逃げているのだから、走ることはいい。
明らかに騒がしく轟音を響かせているとはいえ、逃げている相手の脅威を考えれば仕方ないの一言で済ませてもいいだろう。
元々レグルスから逃げているのだから、走ることはいい。
明らかに騒がしく轟音を響かせているとはいえ、逃げている相手の脅威を考えれば仕方ないの一言で済ませてもいいだろう。
「な、なあ流石にもう逃げなくてもいいんじゃないか?」
とはいえ限度はある。
いつまでも誰かに掴まれた状態で移動し続けるなど、普通に考えて辛い。
結構距離を取ったはずなので、そろそろ止まってもいいのではないかと、掴んでいるヨッシーに向けてマリオは言う。
だが――
いつまでも誰かに掴まれた状態で移動し続けるなど、普通に考えて辛い。
結構距離を取ったはずなので、そろそろ止まってもいいのではないかと、掴んでいるヨッシーに向けてマリオは言う。
だが――
「止まり方が分からないんです―――――っ!!」
「何やってんだヨッシー!!」
「マリオさんだって前使った時は止まれなかったじゃないですか――――っ!!」
「何やってんだヨッシー!!」
「マリオさんだって前使った時は止まれなかったじゃないですか――――っ!!」
止まれなかった。
実は付属されてる説明書きには止まり方もちゃんと書いているのだが、レグルスから逃げるのに必死だったヨッシーはそれを見てないのだ。
なので彼らは轟音を上げながらひた走る。
実は付属されてる説明書きには止まり方もちゃんと書いているのだが、レグルスから逃げるのに必死だったヨッシーはそれを見てないのだ。
なので彼らは轟音を上げながらひた走る。
『おはよう。四時間半ぶりだな、参加者の諸君』
故にマリオ達は聞き逃す。
ミルドラースの告げる放送を。最優先で探していたピーチ姫の死を報せた無慈悲な宣告を。
そのまま彼らはエリアで言うならG-6へと差し掛かる。
直後――
ミルドラースの告げる放送を。最優先で探していたピーチ姫の死を報せた無慈悲な宣告を。
そのまま彼らはエリアで言うならG-6へと差し掛かる。
直後――
ボンッ
マリオ達の眼前に家が現れた。
正しく言うなら、まずこれは家ではない。
これは香霖堂。コンペロワにおいてはA-6にあった、NPC森近霖之助が滞在する、彼の家にして店である。
さっきの放送で移転を告げていたものの、聞けていない彼らからすれば突如家が生えてきたとしか思えない。
そして止まり方が分からない状況でダッシュしている前に出てきたので、彼らは成すすべなく正面衝突した。
正しく言うなら、まずこれは家ではない。
これは香霖堂。コンペロワにおいてはA-6にあった、NPC森近霖之助が滞在する、彼の家にして店である。
さっきの放送で移転を告げていたものの、聞けていない彼らからすれば突如家が生えてきたとしか思えない。
そして止まり方が分からない状況でダッシュしている前に出てきたので、彼らは成すすべなく正面衝突した。
「「みぎゃ~~~っ!!」」
香霖堂にぶつかり悲鳴を上げ、倒れるマリオとヨッシー。
対し悲鳴こそ上げなかったものの、同じくぶつかった勇者は二人に向かって文句を言う。
対し悲鳴こそ上げなかったものの、同じくぶつかった勇者は二人に向かって文句を言う。
「私のことは心配しないで絶対に危ないことはするなよ」
「は、はい……ごめんなさい」
「は、はい……ごめんなさい」
文句なのかどうなのか若干よく分からない文言ではあるが、とりあえず心なしか怒っているように見えたヨッシーはひとまず謝罪した。
一方、マリオは突如現れた香霖堂に対し凄みながらズカズカと中へ入っていく。
一方、マリオは突如現れた香霖堂に対し凄みながらズカズカと中へ入っていく。
「おうおうおう! よくもおれたちにやってくれるじゃねえか!!」
「ヤンキーみたいですね」
「オウッ! オウッ! オウッ!」
「それだとオットセイですよ!!」
「随分と大ボケなお客さんが来たね。というか、なんで怒られてるんだ僕は」
「ヤンキーみたいですね」
「オウッ! オウッ! オウッ!」
「それだとオットセイですよ!!」
「随分と大ボケなお客さんが来たね。というか、なんで怒られてるんだ僕は」
マリオ達が香霖堂に入ると、中にいる店主の霖之助が応対する。
彼に対し、マリオは文句をつけた。
彼に対し、マリオは文句をつけた。
「おまえの店がいきなり出てくるから、おれたちがぶつかったんだよ!!」
「ああ、さっきの放送で言ってたやつか。それに関しては僕の管轄外だよ。
文句は主催者に言って欲しいな。いきなりやりたくもない店番をさせられた挙句転勤させられたことには、僕も不満があるんだ」
「放送とはなんですか?」
「ああ、さっきの放送で言ってたやつか。それに関しては僕の管轄外だよ。
文句は主催者に言って欲しいな。いきなりやりたくもない店番をさせられた挙句転勤させられたことには、僕も不満があるんだ」
「放送とはなんですか?」
霖之助が弁明していると、今度は勇者が質問する。
それに対し、霖之助は少し迷いを見せた後、説明をすることにした。
それに対し、霖之助は少し迷いを見せた後、説明をすることにした。
「これは僕の立場で言っていいのか……? いやまあ、他の参加者と話せばすぐ分かることだし大丈夫か。
君たちがどうして知らないのかはともかく、さっきミルドラースがこの六時間で死んだ参加者と、禁止エリアを参加者に向けて発表したんだよ」
「はい!?!?!?!?!?」
「なっ!? アーカイブとかないのか!?」
君たちがどうして知らないのかはともかく、さっきミルドラースがこの六時間で死んだ参加者と、禁止エリアを参加者に向けて発表したんだよ」
「はい!?!?!?!?!?」
「なっ!? アーカイブとかないのか!?」
霖之助のもたらした情報に驚く勇者と、なんとか内容を把握したいマリオ。
だがすぐに名簿と地図を見れば分かると教えられ、即座に三人は確認した。
だがすぐに名簿と地図を見れば分かると教えられ、即座に三人は確認した。
「ピーチ姫……そんな……」
結果マリオが知るのは、最愛の姫の死。
守るどころか死に目にすら出会えない無力感に、彼は静かに慟哭する。
そんな彼の気持ちをよく理解できるヨッシーは、なんとか慰めようと声をかけた。
守るどころか死に目にすら出会えない無力感に、彼は静かに慟哭する。
そんな彼の気持ちをよく理解できるヨッシーは、なんとか慰めようと声をかけた。
「ま、まあ元気出してくださいよ……
これ二次創作ですし、原作とは関係ないので多分主催者倒せばなかったことになりますって……」
「そういう問題じゃないだろ――――――っ!!」
これ二次創作ですし、原作とは関係ないので多分主催者倒せばなかったことになりますって……」
「そういう問題じゃないだろ――――――っ!!」
あまりにもコンペロワ、というかパロロワ全体の前提を揺るがしかねないヨッシーの発言を、マリオは怒って切り捨てた。
一方、流石にヨッシーも言い方が悪すぎたと思ったのか、違う方向に言葉を紡ぎなおす。
一方、流石にヨッシーも言い方が悪すぎたと思ったのか、違う方向に言葉を紡ぎなおす。
「いやほら……あの、あれですよ。
元の世界に帰ればなんとかなると思うんですよ。ほら、スターのつえとかあったじゃないですか」
「マリオストーリー編か。懐かしいなあ。
ってそうか! スターのつえを使えばピーチ姫だけじゃなくて、カズマやレムたちを生き返らせるかも!!」
「姫様も……!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?」
元の世界に帰ればなんとかなると思うんですよ。ほら、スターのつえとかあったじゃないですか」
「マリオストーリー編か。懐かしいなあ。
ってそうか! スターのつえを使えばピーチ姫だけじゃなくて、カズマやレムたちを生き返らせるかも!!」
「姫様も……!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?」
ヨッシーが言い出したのは、元の世界にあるアイテム。スターのつえ。
本来ならほしのくににある、ほしのせいが守る願いを叶えるアイテムだが、その昔クッパが奪って使ったことで一度はマリオが負ける程の力を得た。
その力はほしのせいが集まって使えるスターフラッシュで無効化し、クッパの撃退には成功したが、スターのつえは今もあるはずだ。
この緊急事態、おまけにあほで大ボケでまぬけとはいえキノコ王国の英雄、それも恩のあるマリオの頼みなら使わせてくれるだろう。多分きっとおそらく。
本来ならほしのくににある、ほしのせいが守る願いを叶えるアイテムだが、その昔クッパが奪って使ったことで一度はマリオが負ける程の力を得た。
その力はほしのせいが集まって使えるスターフラッシュで無効化し、クッパの撃退には成功したが、スターのつえは今もあるはずだ。
この緊急事態、おまけにあほで大ボケでまぬけとはいえキノコ王国の英雄、それも恩のあるマリオの頼みなら使わせてくれるだろう。多分きっとおそらく。
「余計なこと付け足すな――――っ!!」
マリオが地の文の余計な修飾語に怒る一方、霖之助はある危惧を三人に伝える。
「何に怒っているのか知らないけど、雑談ばかりしているとそろそろ死ぬよ」
そう言いながら霖之助は横にある立て札を指さす。
そこに書かれていたのは――
そこに書かれていたのは――
『東方儚月抄 上中下巻発売中』
「漫画の宣伝ですね」
「漫画の宣伝ですね」
ずこ――っ
「いや、こんな立て札を置いた覚えはないんだが」
なぜかある東方儚月抄の宣伝をする立て札に対しマリオはずっこけ、霖之助はそれを撤去にかかる。
この間にヨッシーと勇者は、香霖が指し示したかった香霖堂の説明に関する立て札を読む。
そこにあるのは結構多い制約。正直、読むのが少々面倒だったが、それでも一応は全部読んだ。
この間にヨッシーと勇者は、香霖が指し示したかった香霖堂の説明に関する立て札を読む。
そこにあるのは結構多い制約。正直、読むのが少々面倒だったが、それでも一応は全部読んだ。
「なんだか色々面倒ですね……ちなみに私たちの制限時間ってあとどれくらいなんですか?」
「五分くらいだと思うよ」
「制限時間があるなら先に言え――――っ!!」
「五分くらいだと思うよ」
「制限時間があるなら先に言え――――っ!!」
店に入ってから放送の確認などをしていたせいで、元々十分の制限時間は半分になっていた。
なので三人は慌てて交換に出す支給品を選ぶ。
最初に霖之助に話しかけたのは勇者だ。
彼は店内にある、別の世界の勇者が交換に出した天空の剣と勇者の盾を指さして言う。
なので三人は慌てて交換に出す支給品を選ぶ。
最初に霖之助に話しかけたのは勇者だ。
彼は店内にある、別の世界の勇者が交換に出した天空の剣と勇者の盾を指さして言う。
ちなみにNPC森近霖之助の説明文には、放送ごとに品揃えが更新され変わるとあるが、流石に最初の客が持ってきたものがすぐに店からなくなるのも寂しいと思ったので、霖之助は螺湮城教本だけ没収し、あとの剣と盾は残していたのだ。
曲がりなりにもここは霖之助の店。彼も主催者に理不尽に縛られる身とはいえ、少しくらいの自由は許されてしかるべきだと主催に言い寄った結果である。
たべっこどうぶつだけでは満足できないのだ。
曲がりなりにもここは霖之助の店。彼も主催者に理不尽に縛られる身とはいえ、少しくらいの自由は許されてしかるべきだと主催に言い寄った結果である。
たべっこどうぶつだけでは満足できないのだ。
「あの剣と盾を今持っている剣と盾と交換してください。
うん、大丈夫だ」
「いや自問自答で勝手に話を進めないでくれ。しかもそれだけだと相場が合わないんだが」
うん、大丈夫だ」
「いや自問自答で勝手に話を進めないでくれ。しかもそれだけだと相場が合わないんだが」
勇者の勝手なムーヴにツッコミを入れる霖之助。
ツッコミを入れられた側も特に反論せず、デイパックから新しい剣を取り出し、追加として提供した。
この剣はヤマトの剣。
どこかの世界で両親を浚われたヤマトが、両親を浚ったベルゼバブの部下四天王の一人、サイアークと戦った時に携えていた剣である。
令嬢剣士の剣よりはいい物だと推察できる剣ではあるが、勇者はずっとしまっていたものだ。
元々彼もレム、ちひろと出会う前に一度確認していたのだが、自身が元々剣と盾を片手に装備するタイプで、ヤマトの剣は両手剣なので使いこなせる自信がなかったので、今までデイパックに眠っていたのだ。
ツッコミを入れられた側も特に反論せず、デイパックから新しい剣を取り出し、追加として提供した。
この剣はヤマトの剣。
どこかの世界で両親を浚われたヤマトが、両親を浚ったベルゼバブの部下四天王の一人、サイアークと戦った時に携えていた剣である。
令嬢剣士の剣よりはいい物だと推察できる剣ではあるが、勇者はずっとしまっていたものだ。
元々彼もレム、ちひろと出会う前に一度確認していたのだが、自身が元々剣と盾を片手に装備するタイプで、ヤマトの剣は両手剣なので使いこなせる自信がなかったので、今までデイパックに眠っていたのだ。
「この剣を追加で出すなら釣り合うかな。いいよ、交換しようか」
「ありがとうございます」
「ありがとうございます」
剣二本と盾を差し出し、天空の剣と勇者の盾を装備する勇者。
最初に目をつけた通り、やはりさっきまで持っていた武器よりもいい物だと彼は満足げだった。
彼もまたある世界の勇者。天空の剣と勇者の盾を装備する資格はあるのだから。
最初に目をつけた通り、やはりさっきまで持っていた武器よりもいい物だと彼は満足げだった。
彼もまたある世界の勇者。天空の剣と勇者の盾を装備する資格はあるのだから。
「じゃあおれはこれを頼むぜ!!」
次にマリオが、沢田ユキオのポスターを霖之助に突きつける。
霖之助は少々どころではないくらい困った顔をしながらポスターを受け取ったが、すぐにおにぎり一個を差し出した。
霖之助は少々どころではないくらい困った顔をしながらポスターを受け取ったが、すぐにおにぎり一個を差し出した。
「これだけ!?」
「いや、食糧になるだけマシになってる方じゃないか?」
「いや、食糧になるだけマシになってる方じゃないか?」
マリオの驚きに対し、霖之助は淡々とコメントする。
まあポスターは殺し合いの役には立たないので、おにぎりの方がマシと言われれば反論はできない。
一方、この話にヨッシーが食いつく。
まあポスターは殺し合いの役には立たないので、おにぎりの方がマシと言われれば反論はできない。
一方、この話にヨッシーが食いつく。
「食糧ももらえるんですか!?
じゃあこのラーメンとコロコロで出しちゃダメなお酒も出していいですか!?」
「それは構わないが……」
「待ってくれ!」
じゃあこのラーメンとコロコロで出しちゃダメなお酒も出していいですか!?」
「それは構わないが……」
「待ってくれ!」
食糧不足、というかまともな食糧がない現状に困っていたヨッシーは、ここぞとばかりにカズマとレムのデイパックにあるラーメンと缶チューハイを差し出す。
するとここでマリオがデイパックから最後の支給品を取り出し見せつけた。
するとここでマリオがデイパックから最後の支給品を取り出し見せつけた。
「おれはこれも追加するぜ!!」
それは、鍋の蓋だった。
「マリオさんの支給品全部大ボケじゃないですか――っ!!」
「おれのせいみたいに言うなよ!!」
「これ全部食料品でいいのかい?」
「おれのせいみたいに言うなよ!!」
「これ全部食料品でいいのかい?」
ヨッシーとマリオの漫才を無視して霖之助は全部受け取りながら確認する。
「はい」
それになぜか勇者が返答し、交換は成立し二十個のおにぎりと六本の缶ボトルが渡された。
「おにぎりだけかよ――――っ!!」
「飲み物も水ですし……もうちょっと何か欲しいですよね」
「ついでにこれはおまけだ。誰も受け取らないだろうから引き取ってくれ」
「飲み物も水ですし……もうちょっと何か欲しいですよね」
「ついでにこれはおまけだ。誰も受け取らないだろうから引き取ってくれ」
そう言って霖之助はバラを一本差し出した。
そのバラを見てヨッシーは即座に口の中へ。
そのバラを見てヨッシーは即座に口の中へ。
「食うな――っ!!」
「バラまで食べるのか」
「バラまで食べるのか」
それに対しマリオがツッコミで蹴りを入れて、ヨッシーは痛がりながらバラを吐き出す光景を眺めながら、霖之助がポツリとコメントする。
勇者はヨッシーが吐き出したバラを拾い、霖之助になぜ渡すのか問おうとするが――
勇者はヨッシーが吐き出したバラを拾い、霖之助になぜ渡すのか問おうとするが――
『只今香霖堂に三名の参加者が九分三十秒以上滞在していることが確認されました。
後三十秒以内に出立しない場合、滞在している参加者の首輪を爆破いたします』
「やばい!!」
後三十秒以内に出立しない場合、滞在している参加者の首輪を爆破いたします』
「やばい!!」
その前に首輪から勧告が鳴り始めた。
正直勇者はともかく、マリオとヨッシーは交換で受け取ったアイテムと食糧に不満はあるものの、命を盾に取られては何もできず、三人は大人しく香霖堂の外へ出る。
それだけで首輪は何も言わなくなり、三人は危機を脱したが、次の放送が終わるまで香霖堂には入れない。
こうなっては仕方ないので、三人は次なる目的地を目指す。
正直勇者はともかく、マリオとヨッシーは交換で受け取ったアイテムと食糧に不満はあるものの、命を盾に取られては何もできず、三人は大人しく香霖堂の外へ出る。
それだけで首輪は何も言わなくなり、三人は危機を脱したが、次の放送が終わるまで香霖堂には入れない。
こうなっては仕方ないので、三人は次なる目的地を目指す。
「それで、次の目的地はどこにありますか?
この道沿いにあるよ」
「また自問自答してますね……」
「まあ、それでいいんじゃないか?」
この道沿いにあるよ」
「また自問自答してますね……」
「まあ、それでいいんじゃないか?」
勇者の自問自答というか強権を振るう態度に、ヨッシーとマリオは行く当てもないので従い、彼らは近くにある道を適当に進んで行く。
彼らの進む先にいるのは敵か味方か。それが分かるのはまだ先の話。
彼らの進む先にいるのは敵か味方か。それが分かるのはまだ先の話。
【G-6 香霖堂付近/朝】
【マリオ@スーパーマリオくん(コロコロ版)】
[状態]:腹に傷(軽傷)、悲しみ(大)
[装備]:ウォーハンマー@ドラゴンクエスト3
[道具]:基本支給品、おにぎり×20@風来のシレンシリーズ、ミャクミャク図柄のスチール製ボトル缶飲料×6@大阪万博2025、
[思考・状況]基本行動方針:主催者を倒し、元の世界になんとしても帰って、死んだ参加者の皆を生き返らせる
1:道沿いに進む。というかここ、どの辺りだ?
2:カズマ……レム……ちひろ……ピーチ姫……
3:ちひろ、レム、カズマの言っていた仲間も探す。後クッパもついでに。
4:主催者とレグルスを何としても倒す。そのために会場内を探索しつつ、ともに戦う仲間を探す。
[備考]
※参戦時期は、オデッセイ編終了後(単行本55巻)。
※クッパ姫を女装したクッパ@スーパーマリオくん だと思っています。
※カズマと情報交換しました。
※レムの話から、鬼族の女性(パワー)に関する情報を得ました。
※レグルスは何らかの方法でバリアを操っていると考えています。
※第一回放送を聞き逃しましたが、禁止エリアと退場者は把握しました
[状態]:腹に傷(軽傷)、悲しみ(大)
[装備]:ウォーハンマー@ドラゴンクエスト3
[道具]:基本支給品、おにぎり×20@風来のシレンシリーズ、ミャクミャク図柄のスチール製ボトル缶飲料×6@大阪万博2025、
[思考・状況]基本行動方針:主催者を倒し、元の世界になんとしても帰って、死んだ参加者の皆を生き返らせる
1:道沿いに進む。というかここ、どの辺りだ?
2:カズマ……レム……ちひろ……ピーチ姫……
3:ちひろ、レム、カズマの言っていた仲間も探す。後クッパもついでに。
4:主催者とレグルスを何としても倒す。そのために会場内を探索しつつ、ともに戦う仲間を探す。
[備考]
※参戦時期は、オデッセイ編終了後(単行本55巻)。
※クッパ姫を女装したクッパ@スーパーマリオくん だと思っています。
※カズマと情報交換しました。
※レムの話から、鬼族の女性(パワー)に関する情報を得ました。
※レグルスは何らかの方法でバリアを操っていると考えています。
※第一回放送を聞き逃しましたが、禁止エリアと退場者は把握しました
【ヨッシー@スーパーマリオくん(コロコロ版)】
[状態]:ちょっと火傷、口の中にキズ(小)、悲しみ(大)
[装備]:振動パック@スーパーマリオくん、ペガサスの靴@ゼルダの伝説シリーズ
[道具]:基本支給品(食料はなし)、ランダム支給品×1
カズマのデイパック(基本支給品(食料はなし)、ランダム支給品×1)、レムのデイパック(基本支給品(食料はなし)、ランダム支給品×1、トゲワンワン@スーパーマリオくん)
[思考・状況]基本行動方針:主催者を倒す。
1:道沿いに進む
2:マリオさんに付いていきます
3:ピーチ姫……カズマさん……レムさん……ちひろさん……
[備考]
※基本支給品の食料を、すべて食べつくしました。
※制限により、食欲および消化能力が低下してます。
※カズマと情報交換しました。
※レムの話から、鬼族の女性(パワー)に関する情報を得ました。
※レグルスは何らかの方法でバリアを操っていると考えています。
※第一回放送を聞き逃しましたが、禁止エリアと退場者は把握しました
[状態]:ちょっと火傷、口の中にキズ(小)、悲しみ(大)
[装備]:振動パック@スーパーマリオくん、ペガサスの靴@ゼルダの伝説シリーズ
[道具]:基本支給品(食料はなし)、ランダム支給品×1
カズマのデイパック(基本支給品(食料はなし)、ランダム支給品×1)、レムのデイパック(基本支給品(食料はなし)、ランダム支給品×1、トゲワンワン@スーパーマリオくん)
[思考・状況]基本行動方針:主催者を倒す。
1:道沿いに進む
2:マリオさんに付いていきます
3:ピーチ姫……カズマさん……レムさん……ちひろさん……
[備考]
※基本支給品の食料を、すべて食べつくしました。
※制限により、食欲および消化能力が低下してます。
※カズマと情報交換しました。
※レムの話から、鬼族の女性(パワー)に関する情報を得ました。
※レグルスは何らかの方法でバリアを操っていると考えています。
※第一回放送を聞き逃しましたが、禁止エリアと退場者は把握しました
【勇者(主人公)@ファイナルソード】
[状態]:健康、悲しみ(大)
[装備]:天空の剣@ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁、勇者の盾@ドラゴンクエスト3
[道具]:基本支給品、キャベツ(3玉)@この素晴らしい世界に祝福を!、すごい高くて日本じゃ手に入らないバラ@真夏の夜の淫夢シリーズ
[思考・状況]基本行動方針:勇者として主催者を倒します。
1:道沿いに進む
2:襲われている人を助けつつ、レグルスを倒す方法を探し、ちひろさんを助けます。
3:姫様が生き返る……?
4:主催者はどこに居ますか? この会場のどこかにいますよ
5:この催しは神聖な木の試練ですか?
[備考]
※参戦時期は神聖な木と会話した直後。
※レムの話から、鬼族の女性(パワー)に関する情報を得ました。
※マリオ達と情報交換しました。そのせいでクッパ姫を女装したクッパ@スーパーマリオくん だと思っています。
※レグルスは何らかの方法でバリアを操っていると考えています。
※第一回放送を聞き逃しましたが、禁止エリアと退場者は把握しました
[状態]:健康、悲しみ(大)
[装備]:天空の剣@ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁、勇者の盾@ドラゴンクエスト3
[道具]:基本支給品、キャベツ(3玉)@この素晴らしい世界に祝福を!、すごい高くて日本じゃ手に入らないバラ@真夏の夜の淫夢シリーズ
[思考・状況]基本行動方針:勇者として主催者を倒します。
1:道沿いに進む
2:襲われている人を助けつつ、レグルスを倒す方法を探し、ちひろさんを助けます。
3:姫様が生き返る……?
4:主催者はどこに居ますか? この会場のどこかにいますよ
5:この催しは神聖な木の試練ですか?
[備考]
※参戦時期は神聖な木と会話した直後。
※レムの話から、鬼族の女性(パワー)に関する情報を得ました。
※マリオ達と情報交換しました。そのせいでクッパ姫を女装したクッパ@スーパーマリオくん だと思っています。
※レグルスは何らかの方法でバリアを操っていると考えています。
※第一回放送を聞き逃しましたが、禁止エリアと退場者は把握しました
◆
騒がしく出て行ったマリオ達を見送りながら、霖之助は一人思考する。
内容は、さっきおまけで渡したバラだ。
時間がなくて説明できなかったが、あのバラには不可解な点がある。
内容は、さっきおまけで渡したバラだ。
時間がなくて説明できなかったが、あのバラには不可解な点がある。
「すごい高くて日本じゃ手に入らないバラとは、何だ……?」
霖之助の道具の名前と用途が判る程度の能力で読み取れる名前がおかしいのだ。
正式名称と通称が違うのはいい。
名前がない物だってある。
だが名前がこんなに曖昧な代物は初めてだ。
正式名称と通称が違うのはいい。
名前がない物だってある。
だが名前がこんなに曖昧な代物は初めてだ。
「それに用途もおかしい」
霖之助が能力で知ったすごい高くて日本じゃ手に入らないバラの用途は、おおよそ普通の花とかけ離れたものだ。
それは――
それは――
「刺し、穿つなんて、そんな花があるものか」
明らかに武器としか思えない用途だった。
名前と用途さえ分かれば道具なんてどうとでもなる、というのが霖之助の信条だが、今回ばかりはどうにもそんな気はしない。
なぜこんなものが香霖堂にあるのかと問うなら、それは主催者のせいだと断言できる。
だがなぜ主催者がそんなものをここに置くのか、と考えるとそれに答えは出せない。
名前と用途さえ分かれば道具なんてどうとでもなる、というのが霖之助の信条だが、今回ばかりはどうにもそんな気はしない。
なぜこんなものが香霖堂にあるのかと問うなら、それは主催者のせいだと断言できる。
だがなぜ主催者がそんなものをここに置くのか、と考えるとそれに答えは出せない。
「僕に読み取らせて、疑問を覚えさせるためか……? しかしそれに何の意味が――」
「そこまでで十分だ」
「――っ!?」
「そこまでで十分だ」
「――っ!?」
思考に浸る霖之助の後ろに、入れた覚えのない相手の声がした。
彼はこの声の主を知っている。
彼はこの声の主を知っている。
「今度は君か、アルタイル」
「ああ、とは言っても大した意味はない。あのバラは誰に渡ったか確認したいだけだ」
「あのバラの意味を聞いたら、答えてくれるかい?」
「そのうち分かる。その時まで貴様が生きていたらの話だがな」
「ああ、とは言っても大した意味はない。あのバラは誰に渡ったか確認したいだけだ」
「あのバラの意味を聞いたら、答えてくれるかい?」
「そのうち分かる。その時まで貴様が生きていたらの話だがな」
霖之助の問いに対し、にべもないアルタイル。
ここで食い下がったところで答えなどでないだろう、と判断した彼は大人しくバラを渡した相手について答えた。
ここで食い下がったところで答えなどでないだろう、と判断した彼は大人しくバラを渡した相手について答えた。
「勇者だよ。四方世界で魔神王を倒した方じゃなく、ドラゴンと戦う宿命を持っている方だ」
「そうか。なら丁度いいか」
「そうか。なら丁度いいか」
霖之助の返答に対し、アルタイルは労いもせずにその場を去る。
それに対し彼もまた背を向け、見送ろうなどとは思わない。
だからこそ気づかない。
それに対し彼もまた背を向け、見送ろうなどとは思わない。
だからこそ気づかない。
「……伏線を配置するのも楽ではないな」
アルタイルが、こんな言葉を小さく呟いていたことに。
※香霖堂はG-6に転移しました。
【ヤマトの剣@ギャグマンガ日和】
勇者(主人公)に支給。
劇中劇「ソードマスターヤマト」の主人公ヤマトが持つ剣。両手剣
詳細不明だがベルゼバブ戦まで持っていっているので、多分名剣。
勇者(主人公)に支給。
劇中劇「ソードマスターヤマト」の主人公ヤマトが持つ剣。両手剣
詳細不明だがベルゼバブ戦まで持っていっているので、多分名剣。
【鍋の蓋@バトルロワイアル(実写版)】
マリオに支給。
実写版で七原秋也に支給された武器。盾くらいにはなるかもしれないが、それだけ。
マリオに支給。
実写版で七原秋也に支給された武器。盾くらいにはなるかもしれないが、それだけ。
【おにぎり×20@風来のシレンシリーズ】
香霖堂にて交換で手に入れたもの。
食べると満腹度を50回復させる。おなかが減ったら食べよう
香霖堂にて交換で手に入れたもの。
食べると満腹度を50回復させる。おなかが減ったら食べよう
【ミャクミャク図柄のスチール製ボトル缶飲料×6@大阪万博2025】
香霖堂にて交換で手に入れたもの。
ミャクミャクの図柄が書かれたボトル缶。中身はナチュラルミネラルウォーター 230ml。
ミャクミャクの図柄は2種類あるが、それぞれ3本ずつある。
香霖堂にて交換で手に入れたもの。
ミャクミャクの図柄が書かれたボトル缶。中身はナチュラルミネラルウォーター 230ml。
ミャクミャクの図柄は2種類あるが、それぞれ3本ずつある。
【すごい高くて日本じゃ手に入らないバラ@真夏の夜の淫夢シリーズ】
香霖堂にて交換で手に入れたもの。
正式出展はBABYLON STAGE 29 儀式。
第一章にてマジメ君とアキラが、テーブルを運ばされた際に落とした花瓶に入っていたバラ。
すごい高くて日本じゃ手に入らないバラらしいのにどう見ても造花だし、マジメ君のアナルに突っ込まれるし、挙句にはシートに投げ捨てられるなど、扱いはかなりぞんざい。
多分TDNバラだと思うんですけど(名推理)
香霖堂にて交換で手に入れたもの。
正式出展はBABYLON STAGE 29 儀式。
第一章にてマジメ君とアキラが、テーブルを運ばされた際に落とした花瓶に入っていたバラ。
すごい高くて日本じゃ手に入らないバラらしいのにどう見ても造花だし、マジメ君のアナルに突っ込まれるし、挙句にはシートに投げ捨てられるなど、扱いはかなりぞんざい。
多分TDNバラだと思うんですけど(名推理)
| 111:ひらいてむすんで | 投下順 | 113:歪んだ標識を進む |
| 085:この騒がしい六人で話し合いを! | マリオ | |
| ヨッシー | ||
| 勇者(主人公) |