Grandmapocalypse(ババアポカリプス)

※この記事は v. 2.012 に対応中 ミニゲームの効果を加味。(注:白虫消失バグあり)

概要

Grandmapocalypse(ババアポカリプス)は、ゲームである条件を満たすことにより発生するイベントである。

ゲーム内での説明文では Grandmatriarchs となっているが、どちらも公式の呼び名である。
作者の Orteil 氏も「ババアポカリプス」の方を好んで使っているようだ。
ちなみに “matriarch” とは女性の家長、長老のこと(反義語:patriarch)。

アップグレードの 'Bingo center/Research facility'(ビンゴセンター/研究施設)を購入すると、
イベント関連の研究アイテムが、購入する度に 30 分置きに次々とアップグレード購入欄に登場する。
プレステージアップグレード'Persistent memory'(消せない記憶)を購入することにより間を 3 分に短縮できる。
購入を進めていくと重要研究アイテム'One mind' が出現し、これを購入することで Grandmapocalypse が発生する。

大きな変化としては
  • ババアの機嫌(後述)に対応して、右パネルのババアの顔と背景が変化するようになる。
  • 一定確率で Golden cookie に代わって Red cookie が出現するようになる
  • Wrinkler が出現するようになる
の 3 つがある。

'Bingo center / Research facility'を購入すると Stats(統計)ページの 'Special' 項目で、
「Research(次のイベントアイテムが購入欄に並ぶまでの時間)」を見ることができるようになる。
さらにGrandmapocalypse 状態になると、同項目で「Grandmatriarchs status(ババアの機嫌)」を見ることができるようになる。
このステータスは全部で 4 種類あり、Red cookie の出現率に変化を与える。

Wrinklerには後述のとおり実質CpSの増強というプラス効果があり、Red cookieにはGolden cookieに較べClotなどのCpS低下効果出現というマイナス効果がある。通常はWrinklerのプラス効果がRed cookieのマイナス効果を上回るため、積極的に研究を進めてGrandmapocalypseを発動させた方が良い。(なおRed cookieもトータルで見ればCpS増強等の効果が出る確率が高いため、積極的にクリックした方が良い)
ただし、ツールにより大クッキーを高連射で自動クリックしている場合はClick Frenzy(Dragonflight)の効果が莫大であり、Golden cookieがRed cookieになることによりそれらの出現確率が下がるマイナス効果がWrinlkerのプラス効果を上回ってしまう。この場合のみは研究を進めないか、Appeased(なだめ)状態を維持した方が良い。
なお季節イベントのハロウィン限定アップグレードはWrinlkerを撃退する事が唯一の出現条件であるため、Grandmapocalypseを発動させないとアップグレードを取得することができない。(イースターでも出現条件のひとつになっているため、取得効率が著しく落ちる)

ババアの機嫌(Grandmatriarchs status)

機嫌の変化

Pantheon に Skruuia をセットしていると、どの状態であろうと常に Red cookie の出現率は 100% になる。
名称 条件 説明
(情報なし) 'One mind' を未購入
あるいは 'One mind' を購入後 'Elder Pledge' を一度も購入せずにババアを全て売って数を0にする
ババアの怒りレベル 0
チートを使っても虫が出現しない
Red cookie の出現率 0%
Appeased
(なだめ)
'Elder Covenant' を所持している
あるいは 'Elder Pledge' を購入後 30 分間
('Sacrificial rolling pins' 購入後は 60 分間)
あるいは 'Elder Pledge' を一度でも購入後ババアの数が 0
ババアの怒りレベル 0
チートを使っても虫が出現しない
Red cookie の出現率 0%
Awoken
(覚醒)
'One mind' を購入し 'Communal brainsweep' を持っていない
または 'Revoke Elder Covenant' 購入直後
または 'Elder Pledge' の有効期間(上述)が切れた直後
ババアの怒りレベル 1
虫が出現
Red cookie の出現率 33%
Displeased
(不機嫌)
'Communal brainsweep' を購入し 'Elder Pact' を持っていない
または 'Elder Pledge' の有効期間(上述)が切れた状態
上記いずれかで毎フレームごとに 0.1 %の確率で Awoken から変化する
ババアの怒りレベル 2
虫の出現率 Awoken の 2 倍
Red cookie の出現率 66%
Angered
(怒り)
'Elder Pact'を購入し 'Elder Pledge' の有効期間(上述)が切れた状態
この状態で毎フレームごとに 0.1 %の確率で Displeased から変化する。
ババアの怒りレベル 3
虫の出現率 Awoken の 3 倍
Red cookie の出現率 100%

'Elder Pledge' は繰り返し購入可能で、購入するたびに価格が上がる。ただし12回購入で上限に達する(アセンドで価格リセット)。
82(= 64), 83(= 512), 84 (= 4,096), ‥‥ ,814(≒ 4.4 trillion)

切替えアイテム 'Elder Covenant' を購入すると永久に Appeased 状態にすることが出来るが、
代償として生産速度(CpS)は 5% 落ちる(この -5% は Kitten upgrades と同様、他の upgrades から独立した倍率)。
その後さらに 'Revoke Elder Covenant' を購入すると CpS が 5% 復活する代わりに Angered 状態に戻る。
'Elder Covenant' と 'Revoke Elder Covenant' は繰り返し購入可能で、クッキーさえ足りれば自由に行き来できる。
切り替えアイテムの詳細はこちら

機嫌による背景変化

Awoken Displeased Angered
(画像クリックで拡大)


Wrinkler

通常 Christmas 仕様

Wrinkler とは

ババアの機嫌が Awoken 以上のとき、集団で大きなクッキーに這い寄るシワだらけの肉塊。いも虫のようにも見える。
「Wrinkler」は「シワお化け」とでも訳せばいいのだろうか。
上記の通り、チートを使っても Appeased や(情報なし)の状態では虫は出現しない。
大クッキーに虫が付いている状態で Elder Pledge・Elder Covenant を使用すると、瞬時に全て爆散する。爽快。


詳細情報

虫は最大で 10 匹同時出現する。ただし、レガシーの強化アイテム 'Elder spice' を購入した後は 最大 12 匹になる。

虫の出現確率は毎フレーム、各虫の出現場所ごとに 0.001 ×(ババアの怒りレベル)%となっている。
(怒りレベル 1 の Awoken:0.001 %、2 の Displeased:0.002 %、3 の Angered:0.003 %、平常・鎮静時はレベル 0 で 0 %)
レガシーの強化アイテム 'Unholy bait' を購入すると、確率がそれぞれ 5 倍になる。
ちなみにこのゲームの v. 2 時点での frame per second(1秒当たりのフレーム数)設定値は 30 である。

大クッキーに触れた虫は、生産されたクッキーを食べてしまう。
この量は、1 匹につき 1 秒当たり 0.05 × (実際の CpS 値) 枚 である。

よって(大クッキーの上に赤字で表示されている)見た目の CpS は減少するが、実際の CpS に変化は無いので注意すること。

虫が 1 秒間に食べるクッキー量の、実際の CpS に対する比率は Statistics の CpS の項で確認できる(withered : ○○% と表示されている)。

※「実際の」CpS は変わっていない、の意味
生産されたクッキーを、「直ぐに使える手元」と「潰さないと引き出せない虫の腹」に分けて保管…と考えると解り易いだろうか。
虫に預けた分、手元に貯まる速度が落ちる = CpS が「減少したように見える」が、元々の生産量は変わっていない。
従って、CpC や Lucky 等の報酬・Ruin 損失も「実際の」CpS に基づいて計算され、変化はしない。

Wrinkler の特性として、一緒に食べる仲間が多いほど、溜め込んだクッキーが(何故か)増える。
消化器官の中でクッキー生地が妙な反応を起こすらしいが…withered : ○○% よりも多いクッキーが、彼等の腹の中に収まっている。
その量は 1 匹につき 1 秒当たり 0.05 × (Wrinkler の数) × (実際の CpS 値) 枚 である。

虫の HP は初期値(最大値)が 2.1 で、クリックするごとに HP を 0.75 減らせる。
ただし HP は 毎フレーム 0.04 回復する(30 fps の場合 1 秒で 1.2 回復)。
つまり 3 回連続クリックで確実な撃退が可能であり、撃退するとその個体が生存中に蓄えたクッキーが 1.1 倍になって還元される。
虫を撃退した数は、Special の Wrinkler popped に表示される。撃退数は Golden cookie と異なり、次のゲームには引き継がれない。

イースターエッグ 'Wrinklerspawn' または、レガシーの強化アイテム 'Sacrilegious corruption' のどちらかを購入していれば、
クッキー還元数が更に 5 % アップで、1.1 × 1.05 = 1.155 倍になる。
2 つとも購入していれば、クッキー還元数は 1.1 × 1.05 × 1.05 = 1.213 倍になる。
消化された生地がクッキーになって戻ってくるのは、爆発で焼けたということだろうか…
更に v.2.003 より実装された Pantheon に Skruuia をセットで、クッキー還元数が 15 % 増・1.395 倍(ダイヤ)10 % 増・1.334 倍(ルビー)5 % 増・1.273 倍(翡翠)になる。

なお Wrinkler がクッキーを蓄えるのは、ゲームを開いている時だけである。 
オフラインの間は彼等も活動を停止し、CpS には何の影響も及ぼさない。クッキーに付けたまま休んで頂こう。


Wrinkler 出現時の実質的な CpS

Wrinkler 出現時の実質的な CpS を、大まかに求めてみよう。
1. 虫が付いている間の実質的なクッキー生産量は
虫を潰した時に還ってくる量 + 虫が食べなかった量(赤字 CpS による生産分)
2. 虫 1 匹が 1 秒間に食べる量は
0.05 ×(実際の CpS) N 匹ならば 0.05 × N ×(実際の CpS)
3. 一方、虫が食べなかった量は 1 秒間あたり
(1 -(0.05 × N))×(実際の CpS)
4. 虫の集団効果で食べたクッキーが体内で倍増、その量は 1 秒間分で
虫 1 匹あたり、0.05 × N ×(実際の CpS) N 匹ならば、0.05 × N2 ×(実際の CpS)
5. 虫を潰すと増えたクッキーが更に 1.1 倍になって還ってくる。
強化アイテム 1 つで 1.155 倍、2 つで 1.213 倍。
6. よって還ってくる量は、強化なしの場合 1 秒間分で
虫 1 匹あたり、0.055 × N ×(実際の CpS) N 匹ならば、0.055 × N2 ×(実際の CpS)
7. 最終的に得られるクッキーの量は 1 秒間分で
{0.055 × N2 ×(実際の CpS)}+{(1 -(0.05 × N))×(実際の CpS)}
8. よって実質的な CpS
(実際の CpS)×{(0.055 × N2)-(0.05 × N)+1}
(実際の CpS)×{(0.05775 × N2)-(0.05 × N)+1} ※強化 1 つ
(実際の CpS)×{(0.0606375 × N2)-(0.05 × N)+1} ※強化 2 つ
(実際の CpS)×{(0.069733125 × N2)-(0.05 × N)+1} ※強化 3 つ(Skruuia:ダイヤ)
虫 10 匹・強化なしの場合、(実際の CpS)×(5.5 - 0.5 + 1)= (実際の CpS)× 6 となる。

+求め方の詳細過程はこちら。
求め方の詳細過程はこちら。
ここでは理想条件として、ババアポカリプス開始後に Wrinkler がほぼ一瞬で満杯になったとする。
その後、ある程度放置してから全て撃退したとする。
放置時間を T 秒とし Wrinkler の数を W とする。また「実際の」CpS の数値を C とおく。
現実には Wrinkler がほぼ一瞬で揃うことはあり得ず、全匹現れるまでに各 Wrinkler が 1 秒間に貯めこむクッキー枚数が減る為、
これから求める Wrinkler 出現時の実質 CpS(理想)と比べて実質 CpS (現実)は低下する。
T の値が十分大きければ理想と現実の差分は無視できるほど小さくなると思われるが、あくまで参考値としてほしい。

T 秒間に生産されたクッキーから Wrinkler の取り分をのぞいた枚数は
{C * (1 - 0.05W) } * T = (1 - 0.05W)CT
である。
T 秒間生存して大クッキーに取り付いていた Wrinkler がためこんでいるクッキーの枚数は
(0.05 * C * W) * T = 0.05CTW
である。ここで Wrinkler を撃退するともらえるクッキーの枚数は
0.05CTW * (1.1 * α * β) = 0.055αβCTW
 
      α : 'Wrinklerspawn' 所持なら 1.05 、そうでなければ 1
      β : 'Sacrilegious corruption' 所持なら 1.05 、そうでなければ 1
である。これが Wrinkler 数分あるから、虫から得られる総クッキーの枚数は
0.055αβCTW * W = 0.055αβCTW^2
である。
以上より、Wrinkler の分も含めた T 秒間のクッキー生産量が計算でき、その枚数は
(1 - 0.05W)CT + 0.055αβCTW^2 = (1 - 0.05W + 0.055αβW^2)CT
となる。この値を T で割ると実質的な CpS の平均値が求められ、その値は
(1 - 0.05W + 0.055αβW^2)C
となる。

Wrinkler 出現時の実質的な CpS と本来の CpS を比べると次のようになる。
  1. Wrinkler が 10 匹
    1. 強化なし : 6.00 倍
    2. 強化1つ : 6.28 倍
    3. 強化2つ : 6.56 倍
    4. 強化3つ : 7.47 倍(Skruuia:ダイヤ)7.17 倍(ルビー)6.87 倍(翡翠)
  2. Wrinkler が 12 匹
    1. 強化なし : 8.32 倍
    2. 強化1つ : 8.71 倍
    3. 強化2つ : 9.13 倍
    4. 強化3つ : 10.44 倍(Skruuia:ダイヤ)10.00 倍(ルビー)9.57 倍(翡翠)
施設購入等で目先に必要なクッキーがなければ、虫を一度に多数、長期的に養うとリターンは非常に大きい。


Shiny Wrinkler


V.2 から実装された、白く輝く希少種の Wrinkler。季節違いのグラフィックは無い。
通常の Wrinkler は 1.1 倍のクッキーを還元するが、光るこいつは、それの 3 倍のクッキーをもたらす。
更に HP も 3 倍、仕留めるには 3 × 3 、少なくとも 9 回以上の連続クリックを要する。
初めて仕留めると、隠し実績「 Last Chance To See 」を獲得する。

画面端に Wrinkler が出現する際、1/10000 の確率で Shiny に変化する。
つまり、既に画面上に出ている通常の虫をリロードしても、Shiny には絶対に変わらない。
また、Shiny が出現している状態でページをリロードしたり閉じたりすると、元の通常の Wrinkler に戻ってしまう。 故に希少種。
V. 2.002 で、Shiny Wrinkler が保存されるようになった。
これでゲームを閉じても引き続き養殖可能に。複数飼いも夢じゃない。

但し、海外では Shiny Wrinkler リロード消失バグ報告があるので念のため注意を。

ちなみに、Shiny Wrinkler が 1 匹出現時の実質的な CpS と本来の CpS を比べると次のようになる。
  1. 9 Wrinklers + 1 Shiny
    1. 強化アイテムなし : 7.10 倍
    2. 強化アイテム1つあり : 7.43 倍
    3. 強化アイテム2つあり : 7.78 倍
  2. 11 Wrinklers + 1 Shiny
    1. 強化アイテムなし : 9.64 倍
    2. 強化アイテム1つあり : 10.10 倍
    3. 強化アイテム2つあり : 10.59 倍
詳細はこちら。>Shiny Wrinkler Value