居酒屋 葡萄の血
一条の光線が中央広場に射しこんでそこを照らし出しており、その明るさは重い霧の固い柱のように見える。大きな戸口の上には危なっかしく曲がってかかっている標識には、ここが居酒屋“衰亡の血”(Blood of the Vine)であることを示している。
この居酒屋の建物はおよそ60フィート四方である。この標識に近寄って良く見てみると、元々は「葡萄の血」(Blood of the Vine)であったことが分かる(「f」の文字が消されてその上に「n」が上書きされている)。
この居酒屋の建物はおよそ60フィート四方である。この標識に近寄って良く見てみると、元々は「葡萄の血」(Blood of the Vine)であったことが分かる(「f」の文字が消されてその上に「n」が上書きされている)。
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アリク・ロレンスクという小太りで背の低い男性がこの居酒屋を切り盛りしている。彼はすべてに無関心な様子でただひたすらにグラスを磨いている。一通り磨き終わると最初からやり直し始める。
話しかけると、どんよりと虚ろな声で飲み物の注文を受ける。
話しかけると、どんよりと虚ろな声で飲み物の注文を受ける。
品名 | 価格 |
---|---|
グラス・ワイン | 1cp |
ワイン(ピッチャー) | 1sp |