第1回「チーム採用率ランキング上位のキャラクターたち」
ダンゲロス・ロゴスのGKコラムへようこそ。
この記事は、GK一個人の視点で本キャンペーンに関するさまざまな情報を解説していくものである。
初回となる今回は本キャンペーンのメタゲームについて触れながら、チーム採用率ランキング1~3位のキャラクターたちを見ていこう。
※注意
このページは、キャンペーンに関する公式な文章ではない。
そのため、このページに記載された内容を基にルールを判断しないように。
また、wiki内の他のページと文体が異なるのは執筆者の趣味であり、それ以上の理由はない。
1位タイ:野割部 楽(63.1%)
個々のキャラクターについて語る前にまず言及しておかなければならない点として、(
野割部 楽を除いて)ブロッカーの弱点が赤と灰に集中していることが挙げられる。
本来ブロッカー有利であるはずのブロッカーVSラピッドの対面が赤や灰のラピッドにとって五分五分の相性になっている状況は、ダンゲロス・ロゴスのメタゲームを考える上で欠かせない要素だ。
それゆえ、1人目のブロッカーとして安定感のある
野割部 楽が採用率1位となることには何の不思議もない。
他のブロッカーと素のステータスを比べた場合、
紅炎峰 フレアやリーダーボーナスで攻撃を+1した
真野 天海冥に敗北するという点がデメリットとなる。
しかし前者については防御20ならスキルの効果で敗北するし、後者についてはリーダーボーナスで防御を+1することで対応が可能だ。
攻撃8のアタックで引き分けを避けられるケースも考えると、
野割部 楽が受けの広い選択肢であることは間違いない。
しかし、多くのプレイヤーにとって
野割部 楽の採用率が高くなることは予想の範疇だったのではないだろうか。
そこで問題となってくるのが、
野割部 楽同士のミラーマッチが発生する確率の高さだ。
他のキャラクターからのアタックでは基本的に弱点を突かれない
野割部 楽だが、ミラーマッチでは後手側は弱点を突かれて敗北することになる。
そのため、実戦では先手を取るために《迅雷》持ちのキャラクターを何人確保しているかが問われることになるだろう。
1位タイ:弓場 古射(63.1%)
既に述べた通り、本キャンペーンは赤や灰のラピッドに有利な環境となっている。
となれば、赤を含む2色の弱点を狙えるこのキャラクターが人気になるのも納得だろう。
「作品No.101 あの夏の日の赤い君」を除く《迅雷》持ちのキャラクターには先手を取られて敗北するものの、代わりに多くのバランス型をアタック成功の範囲に収めているため、ラピッドとして性能が劣っているわけではない。
また、行動順が1つ前のキャラクターの防御を上げるバフ役としても活躍させることが可能な点は
弓場 古射を採用率1位に押し上げた要因の1つだろう。
わかりやすい例が
野割部 楽との組み合わせで、攻撃20をシャットアウトできる上、発動に失敗した場合もアタッカーの先手を取って勝利できる。
「タイミング:カウンター」であるために鬼姫のスキルで無効化されない、という点も見逃せないメリットだ。
その一方、スキルが持つ不確定性ゆえに、戦闘ラウンドの展開を予想しにくくなることは否めない。
発動率が50%であることはもちろん、対面の敵の【属性】によって反応が-5される効果が
弓場 古射本人の勝率に無視できない影響をもたらすからだ。
反応が16から11に下がることにより先手を取られる相手は一気に増える。
採用率上位のキャラクターに限定しても、
「作品No.101 あの夏の日の赤い君」・
鬼姫・(スキルの発動に成功した)
柘榴女との相性が逆転する。
防御を+5する必要がない場面でスキルが発動し、本来勝てていた相手に敗北するケースも出てくるだろう。
対戦相手のチーム編成によっては行動順1でフレンチ・バニラのラピッドとして運用するなど、使い方をよく考える必要のあるキャラクターだとも言える。
3位:柘榴女(57.8%)
本キャンペーンで実現可能なコンボの中で、この柘榴女と5位の
至剛 帝を組み合わせた『魂献上コンボ』は最も影響力の大きいものと言って良いだろう。
反応20から繰り出される複数色のアタックは、赤と灰を含むことから高い勝率を誇る。
対策となりうるスキルは環境に複数存在するものの、対面させるタイミングを合わせなければ有効に機能しないものも多い。
自身で使う・使わないにかかわらず、意識せざるを得ないコンボであることは間違いない。
柘榴女の順位が
至剛 帝より上位である理由は、
柘榴女単独で採用しているプレイヤーがいるためである。
実際、
柘榴女は
至剛 帝と組み合わせなくても強力なキャラクターだ。
反応15から灰・攻撃10のアタックを繰り出せる性能は、1位の
弓場 古射と似た立ち位置にあると言える。
スキルの発動率が60%であるため、中速のキャラクターには後れを取る場面も出てくるが、弱点を狙えない
「無能な」イツカに対して引き分けを取れる点や防御11の
三国屋 碧沙:第X章解放の弱点を狙える点は評価したい。
また、
柘榴女は『魂献上コンボ』への受けとしても機能しうるキャラクターだ。
至剛 帝の色に黄が追加された後では意味がないが、初動のタイミングで対面できれば攻撃2のアタックを防御4で受けて勝利できる。
港河 廻衣香 CFや
黒姫 杏を採用していないプレイヤーも一定数いるため、そもそも弱点を突かれる心配をせずに済むケースも多い。
『魂献上コンボ』同士の対決で後攻プレイヤーになった場合、
柘榴女のみをスタメンに入れる選択肢も十分にありえるだろう。
「切り札は切り札たりえるのか?」
今回の記事は、これで以上だ。
それではまた次回、予選ラウンド1の対戦結果が出た後でお会いしよう。
最終更新:2024年11月03日 00:36