第6回「ダンゲロス・ロゴスのNPC その2」
ダンゲロス・ロゴスGKコラムへようこそ。
この記事は、GK一個人の視点で本キャンペーンに関するさまざまな情報を解説していくものである。
第6回となる今回は、ダンゲロス・ロゴスに登場するNPCのうち、キラキラダンゲロス2から参戦しているキャラクターについて見ていこう。
※注意
このページは、キャンペーンに関する公式な文章ではない。
そのため、このページに記載された内容を基にルールを判断しないように。
また、wiki内の他のページと文体が異なるのは執筆者の趣味であり、それ以上の理由はない。
三豆 かろん(羅刹女)
キラキラダンゲロス2は、本キャンペーンの前身であるダンゲロス・ラグナロックと同時期に開催されていたSSキャンペーンである。
三豆 かろんがNPCとして採用された理由は、SS内でダンゲロス・ラグナロックに関わる要素が描写されていたためだ。
かろん、このピッチャー返し返しを普通に歩いて避けて縄を飛ばす!メルの白い首筋に伸びる縄!
「絞死園ッ!?」
思わずよくわからない声を漏らしたメルだったが、辛うじて手元の脳細胞バットで縄をガード。凄まじい力で引かれ、手を離れたバットが元の脳漿に戻ってびちゃびちゃと散らばる。
上記の文章に書かれている”絞死園”とは、王尾 逸郎のOver Blueで敵の耐久力を下げて、ヴェラ・J・デュプレの『そして誰も居なくなるか?』で戦闘不能にする即死コンボを指す。
つまり、その心意気を汲んで採用を決めた形だ。
ベスト4に残っていることから、プレイヤーの認知度という意味でも参戦させやすいキャラクターだったと言えるだろう。
また、ダンゲロス・ラグナロックから参戦しているNPCにブロッカーが多いことから、それ以外の役割を持つNPCを必要としていたことも、採用を後押しした。
魔人としても異常な怪力という特徴は、アタッカーとして実装するのにぴったりだった。
スキルの効果はややまわりくどい文章となっているが、要はアタックによる死亡を本戦キャンペーンにおける永続戦線離脱に置き換えるものである。
永続戦線離脱にあたる用語を新たに定義して「タイミング:パッシブ」のスキルとして実装することも検討したが、細かな手順を経て発動する能力であることから「タイミング:アクション前」のスキルとした。
呑宮 ホッピー
呑宮 ホッピーはキラキラダンゲロス2において、GKがPCとして投稿したキャラクターである。
実は1日目のSSを書いた段階で、
呑宮 ホッピーをNPCとして参戦させることは決まっていた。
”雷”とは、その名の通り稲妻のごとき速さで槍を突き入れる技。
即ちホッピーが放ったのは、己の死角に対する迅雷の一撃である。
上記の文章に含まれる”迅雷”は、まさに《迅雷》を意図したものである。
SS内で他の技の名前が基本的に動詞をベースにしているのに対して、”雷”が計略術に近い名称になっているのはこのためだ。
スキルの効果は「自身に付与された継続効果の数に応じてステータスを上げる」「敵を戦闘不能にするごとに色を追加する」などさまざまなものを検討したものの、最終的にはシンプルな攻撃バフとした。
FSに対して効果量が大きくなっているが、これは効果を発揮するのが一度戦闘に勝利した後になるためである。
呑宮 ホッピーは初期状態では攻撃のステータスが足りず
柘榴女に勝てないものの、1ターン経過すると勝利できるようになっている。
これは
柘榴女の製作者であるコサジ少将さんに対して「キラキラダンゲロス2では負けたが、次に戦う機会があったら負けないぜ!」というメッセージを込めたデザインだ。
柘榴女
柘榴女がNPCとして採用された理由は、キラキラダンゲロス2に登場したキャラクターの中で、GKが最も高く評価しているキャラクターだからである。
三宮 かろんと同じくベスト4に残っており、認知度の面でも申し分ないだろう。
また、ダンゲロス・ロゴスの初期コンセプトの1つとして「終止符が打たれたはずの物語が蠢く戦場」というものが存在したため、キラキラダンゲロス2で実際に対戦した
柘榴女と
呑宮 ホッピーが再戦する可能性を示すことにも、世界観の提示という面から意味があった。
デザインの初期段階では、
柘榴女は《隠匿》と秘匿状態が解除された際にボーナスを得るスキルを持っていた。
《隠匿》は、シークレットに指定しなくてもキャラクターが秘匿状態になるという効果を持つアビリティである。
しかしシークレットが今回初めて導入されるルールであること、《隠匿》が意味を持つには《隠匿》を取得しているキャラクターが複数存在しなければならないことから実際のキャンペーンでの採用は見送られた。
それに伴い、《猛攻》とシンプルな効果のスキルを持つNPCとなっている。
スキルの発動率が60%とやや低めに設定されているのは、ステータス割り振りの都合もあるが、キラキラダンゲロス2のSS内で対戦相手に能力を実質無効化される場面が複数存在するためである。
「大乱闘スマッシュダンゲロス」
今回の記事は、これで以上だ。
次は最終回、他のキャンペーンから参戦したNPCについて触れる記事でお会いしよう。
最終更新:2025年01月25日 01:32