テオドール・ハウサーは(宇宙暦?年 - 宇宙歴795年)は銀河帝国の軍人。ファミコン版『銀河英雄伝説』の登場人物である。

略歴

 宇宙歴795年4月第三次ティアマト会戦における帝国軍指揮官として登場した(32話)。ルートヴィヒ皇太子派に属し階級は大将であった。弱冠二九歳にして、平民でありながら二〇代で帝国軍大将となった史上初の人物であり、皇太子の元帥府の参謀長を務めるまでにいたった。敵の裏をかくのが得意な知将と恐れられた。「ルートヴィヒ・ノイン(ルートヴィヒの九人)」の筆頭でもある。第三次ティアマト会戦では総司令官のルートヴィヒ皇太子に代わって、皇太子派を中心とする帝国軍の指揮を執った。
 しかし、能力主義によって引き立てられた皇太子派の提督たちは他の帝国軍以上にまとまりがなく、ロボス提督総指揮のもとパエッタ提督、ウランフ提督、ドーソン提督らが率いる同盟軍の前に敗北を喫してしまう。(33話)
 戦後、敗戦責任者として逮捕され、処刑された。(35話)

座乗艦

帝国軍はルートヴィヒ・ノインの勇名をしきりに喧伝した。そして、全員に流線型の艦体とワルキューレの名前を持つ新型艦を与え、どの戦場にいても目立つようにさせた。
原作でラインハルトの座乗艦であったブリュンヒルトと同型艦に乗っていたと思われる。
最終更新:2020年06月15日 23:08