ルートヴィヒ・フォン・ゴールデンバウム(宇宙暦?年 - 宇宙歴795年)は銀河帝国の皇太子。原作登場人物である。男性。皇太子派の領袖

1 外見

 しなやかな長身、端正な顔立ち。(31話)

2 略歴

2-1 前世

 ゴールデンバウム朝銀河帝国第三六代皇帝フリードリヒ四世の皇太子。父より早く世を去る。

2-2 新版

 父フリードリヒ、母マルガレーテのもとに生まれる。姉妹にアマーリエクリスティーネがいる。
 父帝の皇太子となる。また元帥に叙される。帝国騎士の娘ウルスラとの結婚、大胆な人材抜擢で皇室きっての開明派として知られるようになる。一方、保守派からの反発を招く。(31話)
 元帥府には平民、下級貴族から抜擢された将官たちが集い、派閥が結成された。(皇太子派
 宇宙歴791年、妻ウルスラとの間に長子エルウィン=ヨーゼフを儲ける。数年後、次子マクシミリアン=ヨーゼフを儲ける。
 宇宙歴792年、「国防体制を立て直す」と称して帝国宰相に就任する。(31話)しかし、債務問題と食料問題でつまずき、対外戦争に活路を求めるようになる。(45話)
 宇宙歴793年2月、宇宙艦隊司令長官ツァイス元帥に自由惑星同盟に対する一大攻勢を命じる。(タンムーズ戦役
 同年11月、第三次タンムーズ星域会戦においてツァイス元帥大敗。タンムーズ戦役は帝国軍の敗北に終わり、ツァイス元帥は退任する。後任は保守派のミュッケンベルガー元帥。

 ミュッケンベルガー元帥がヴァンフリート戦役第六次イゼルローン要塞攻防戦で一定の戦果を挙げる一方、ルートヴィヒ皇太子は廃太子寸前に追い込まれる。

 宇宙歴795年4月、第三次ティアマト会戦に帝国軍総司令官として戦うも敗れる。戦後、元帥から降格され、派閥の幹部たちは厳罰に処された。
 同年11月、父フリードリヒ四世とともにクロプシュトック侯爵に暗殺される。。(38話)
 同年12月11日、国務尚書リヒテンラーデ公爵らにより長子エルウィン=ヨーゼフがゴールデンバウム朝銀河帝国第三七代皇帝として擁立される。
なお、即位に先立ち妻ウルスラが「事故死」を遂げている。(51話)

3 能力

 後にエリヤ・フィリップス提督の腹心となるハンス・ベッカー少佐は次のように評価している。
『皇帝がやる気のない無能なら、皇太子はやる気のある無能。その程度の違いだ』(31話)

4 人柄

 「快活で行動力に富んだ性格」であった。開明的な政治観を持ち、身分の低い人々と親しく交わり、父帝の保守性を厳しく批判する態度をとった。平民や無爵位貴族出身の若手を抜擢した。(31話)
あらゆる点において叔父であるクレメンツ皇太子に似ていたという。

5 座乗艦

  • 遠征軍総旗艦「ヴェルト・ヴンダー」(元帥:遠征軍総司令官として乗艦)
  第三次ティアマト会戦(第32話 - 33話)

6 系譜

ルートヴィヒ皇太子 父:
フリードリヒ四世
祖父:
オトフリート五世
曾祖父:
不明

ゴールデンバウム家の皇族
曾祖母:
不明
祖父:
不明
曾祖父:
不明
曾祖母:
不明
母:
マルガレーテ皇后
祖父:
不明
曾祖父:
不明
曾祖母:
不明
祖母:
不明
曾祖父:
不明
曾祖母:
不明
最終更新:2021年04月16日 13:34