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ヴァシリーシン派とは同盟軍後方勤務本部長レナート・ヴァシリーシン大将を中心とする後方参謀たちの派閥。

概略

 主義主張というよりも同盟軍の兵站システムをめぐる対立から生じた派閥と思われる。一言でいえば、「兵站部門はずっとキャゼルヌシステムでいく」と主張する同盟軍士官たち。ヴァシリーシン提督がキャゼルヌの考案した兵站システム(キャゼルヌシステム)の導入を推進し、これに賛同する後方参謀たちが集ったと思われる。
 レナート・ヴァシリーシン宇宙軍大将、ハンス・ランナーベック地上軍中将、ツァイ宇宙軍中将、アレックス・キャゼルヌ宇宙軍少将ら錚々たる後方参謀たちが名を連ねる。
 宇宙歴794年3月、ヴァンフリート戦役で対立派閥であるセレブレッゼ派が凋落したのに伴い、キャゼルヌシステムとともに同盟軍後方部門を牛耳る。ヴァシリーシン提督、ツァイ提督と二代にわたって後方勤務本部長を独占し、盤石の態勢と思われた。
 宇宙歴801年10月、一〇月クーデター(「民主主義再建会議のクーデター」)でその運命は暗転する。当時、後方勤務本部長を務めていたツァイ大将は民主主義再建会議に協力して失脚し、キャゼルヌはクーデターを黙認したとみなされ、予備役に編入された。一方で、クーデター鎮圧の功労者市民軍司令官エリヤ・フィリップス提督と良好な関係を築いたセレブレッゼ派トリューニヒト派に吸収される形で復活した。このため、派閥としては現在衰退しているものと考えられる。

 宇宙歴802年9月、イゼルローン総軍副参謀長セシリア・ハンフリーズ中将がキャゼルヌ派として紹介されている。(102話)派閥領袖の座はヴァシリーシン元提督から予備役に編入されたキャゼルヌに移ったものと思われる。

構成員

なお、階級は作中で最後に登場したときのもの。現在は昇進もしくは降格している可能性あり
  • 領袖

最終更新:2020年10月19日 11:27