ハンス・ランナーベック(宇宙暦?年頃 - )は自由惑星同盟の軍人。オリジナルキャラクターである。男性。

1 略歴

1-1 前世

 自由惑星同盟軍中将、後方勤務本部次長(次期後方勤務本部長の最有力候補)。宇宙歴796年の諸惑星の自由において上司のレナート・ヴァシリーシン大将の命により副参謀長を務める。出来る限りの助力をするも立案者たる作戦参謀・アンドリュー・フォーク准将の横槍で悲惨な目にあり終戦後、左遷され国防委員会事務総局査閲次長となる。
宇宙歴797年4月13日、救国軍事会議によって拘束され、クーデター終結後、トリューニヒト政権の意向(部長のドワイト・グリーンヒル大将がクーデターの首謀者だった為)により引責退役となる。
宇宙歴798年の第八次イゼルローン要塞攻防戦後、ウォルター・アイランズ国防委員長に就任し、フラナリー退役大将の口利きでシロン・グループの役員として職場復帰する。
宇宙歴799年5月26日、バーラトの和約成立で発足したレベロ政権で同グループの総帥代行となる。政権の意向の裏で惑星ルジアーナを始めとする造兵廠に新造艦の建造を指示する。同年11月10日、皇帝・ラインハルト・フォン・ローエングラムが帝国軍高等弁務官・ヘルムート・レンネンカンプ上級大将の自殺とその原因となった自由惑星同盟の大失態を公表し宣戦布告。これを受け前宇宙艦隊司令長官アレクサンドル・ビュコック退役元帥が現役復帰。そんなビュコックの為に軍部統帥機能を失った状況でも迎撃準備が出来るよう尽力する。
宇宙歴800年1月17日、マル・アデッタ星域会戦において宇宙艦隊壊滅を知ると最高評議会議長ジョアン・レベロに別れを告げシロン・グループ本社ビルを爆発させフラナリーらと共に自決する。

1-2 逆行後

 宇宙歴796年頃、次期後方勤務本部長の最有力候補として名前が挙がっている。この時の階級は地上軍中将。(49話)
 宇宙歴798年の「神々の黄昏(ラグナロック)」作戦では中央兵站総軍司令官を務めた。おそらく作戦中に地上軍大将に昇進している。(55話)中央兵站総軍司令官として遠征失敗に責任を追及される立場であることから、後方勤務本部長に就任することなく、作戦終了後に引退したようである。
 宇宙歴801年12月、「神々の黄昏(ラグナロック)作戦」での功績が評価され、元帥に昇進した。(89話)
最終更新:2025年07月11日 11:04