エンリケ・マルチノ・ボルジェス・デ・アランテス・エ・オリベイラ(宇宙暦?年頃 - )は自由惑星同盟の民間人。原作登場人物

略歴

前世

 ヤンの査問会で副査問員長を務めていた。国立中央自治大学学長。レベロに対し、ヤンを暗殺するように進言した。宇宙歴801年、オーベルシュタインの草刈りで収監される。

新版

 宇宙歴某年、惑星アグスタにてに誕生する。(124話)*1
 宇宙歴770年頃には既に国立中央自治大学法学部教授。ヨブ・トリューニヒトに政治学を教えた。(14話)
 宇宙歴795年の第六次イゼルローン要塞攻防戦における、ラザール・ロボス元帥の指揮を評価し、擁護論を唱えた。国民平和会議(NPC)のアドバイザーとして知られる。(29話)
 宇宙歴799年のジョアン・レベロ政権下で諮問委員の座を追われた。それまで二〇年間にわたって諮問委員を務め「歴代議長の指南役」と呼ばれた。(70話)
 宇宙歴800年、ホワン・ルイ最高評議会議長に就任すると、穏健改革派、反改革派との融和姿勢により、再び諮問委員に就任する。(73話)
 宇宙歴801年某月、同盟奨学財団の理事長に就任。(124話)
 宇宙歴802年に即時講和派と徹底抗戦派の対立が深まると、ヨブ・トリューニヒト最高評議会議長に国民投票の実施を提案する。(95話)同年にはヤン・ウェンリー元帥を退役させるための策を立てる。(101話)
 宇宙歴804年7月、ザーヴィエップ危機において和解案を提案し、危機を回避させることに貢献。(123話)
 同年11月、第一辺境総軍司令官エリヤ・フィリップス上級大将が私邸を訪問。(124話)従来通りの全方位外交で、AACF銀河左派ブロック明日のために(FT)などの野党とも接触している。(126話)
最終更新:2024年04月27日 14:43

*1 アグスタが惑星もしくは行政区画かは本文に明記されていない。主人公がパラス出身と惑星名で出身地を記載しているところから類推