ウィルヘルム・フォン・クロプシュトック(宇宙暦?年 - 宇宙歴796年)は銀河帝国の貴族。原作登場人物である。

略歴

前世

 フリードリヒ四世とブラウンシュヴァイク公爵の暗殺を試みて失敗。その後死亡。

新版

 宇宙歴760年頃、クレメンツ・フォン・ゴールデンバウム皇太子の側近として、兄のフリードリヒ・フォン・ゴールデンバウム(後の皇帝フリードリヒ四世)を蔑ろにした。侯爵。(31話)
 宇宙歴764年、クレメンツ皇太子が「偶然の事故」により命を落とす。
 宇宙歴765年、皇帝オトフリート五世の死により帝位はフリードリヒのもとに転がり込み、第三六代皇帝フリードリヒ四世として即位した。クロプシュトック侯爵は宮中から排斥され、楽しまぬ日々を過ごしていった。
 宇宙歴795年11月頃、皇帝フリードリヒ四世と皇太子ルートヴィヒ・フォン・ゴールデンバウムを暗殺する。その後、大逆罪で討伐命令が出る。国務尚書クラウス・フォン・リヒテンラーデ侯爵の「先帝の仇を討った者が即位するというのはどうか」という提案により、次期皇帝の後見人の座を争うオットー・フォン・ブラウンシュヴァイク公爵、ウィルヘルム・フォン・リッテンハイム侯爵の二名が総力を挙げて討伐を試みる。(45話)
 作中に記述はないが、クロプシュトック討伐戦は討伐軍の勝利に終わっているので、クロプシュトックは敗死したものと推測される。
最終更新:2021年04月16日 13:53