1 戦いの背景
宇宙歴795年11月頃、ゴールデンバウム朝銀河帝国皇帝
フリードリヒ四世及び
ルートヴィヒ皇太子は
クロプシュトック侯爵により暗殺された。帝国政府は直ちにクロプシュトック侯爵の討伐命令を下した。討伐理由は「大逆罪」で、四親等以内の親族全員が死刑判決を受けた。後にクロプシュトック侯爵が言及されたときには「フォン」が外されており(96話)、このとき爵位と貴族身分の剥奪も同時になされたものと思われる。
空位となった帝位をめぐって、最有力の皇位継承者である皇孫女
エリザベートを擁する枢密院議長
ブラウンシュヴァイク公爵、皇孫女
サビーネを擁する
大審院長
リッテンハイム侯爵が対立した。この両者に対して、先帝の側近である国務尚書
リヒテンラーデ侯爵は策謀を巡らせた。まず、侯爵は引退を表明し、皇位継承問題に関しては中立公正な助言者として振る舞った。そして、「先帝の仇を討った者が即位するというのはどうか」と両者に持ち掛けた。
両派はこの提案に飛びつき、総力を上げて弑逆犯クロプシュトックを討伐に向かった。
2 両軍の指導者・指揮官
3 戦いの経過
作中ではこの戦いの詳細については記述されていない。
宇宙歴796年10月、副宰相
カストロプ公爵が「事故死」した頃にはクロプシュトック討伐について触れられていないので、遅くともその頃には討伐は完了したものと思われる。
4 結果及びその影響
最終更新:2020年06月15日 23:24