トーマ・フォン・シュトックハウゼン(宇宙暦746年 - 宇宙暦803年)は銀河帝国の軍人。原作登場人物である。男性。

略歴

前世

 ヤン・ウェンリーによる第七次イゼルローン要塞攻防戦時、要塞司令官を務めていた。

新版

 宇宙歴794年の第六次イゼルローン要塞攻防戦時、要塞司令官を務めている。階級は宇宙軍大将。ガイエスブルク要塞など三つの要塞の司令官を歴任した要塞運用の専門家。(24話)
 宇宙歴797年2月、イゼルローン要塞の要塞司令官はヴァイルハイム大将となっており、この時までに要塞司令官から異動した。(51話)

 自由惑星同盟による帝国領侵攻作戦「神々の黄昏(ラグナロック)」作戦での行動は不明であるが、再登場時に階級が上がっていたので、いずれかの戦線で戦っていたものと思われる。

 宇宙歴802年2月、ローエングラム大元帥のクーデターにより、門閥派は壊滅している。しかし、彼自身は処罰は免れた模様。
 同年4月の政変後、軍務省第二次官を務めている。階級は元帥。宇宙艦隊副司令長官グライフス元帥、統帥本部第二次長クラーゼン元帥、地上軍副司令官カーレフェルト元帥、帝国軍査閲総監カールスバート元帥とともに軍官僚の頂点に立ち、保守化したキルヒアイス元帥を補佐した。(116話)
 宇宙歴803年10月、ローエングラム大元帥のクーデター救国軍事会議のクーデター)後、詔勅を偽造した罪で公開処刑された。(117話)
最終更新:2019年06月29日 11:19