エッデルラーク(宇宙暦?年 -802年 )は銀河帝国の貴族軍人。オリジナルキャラクターである。

略歴

 帝宇宙歴798年3月、帝国領侵攻作戦「神々の黄昏(ラグナロック)」作戦のさなか、第一次ヴァルハラ会線で、帝国軍右翼部隊の指揮官として登場した。(58話)リッテンハイム派に属し、階級は上級大将であった。同盟軍左翼のイアン・ホーウッド提督率いる第三統合軍集団と相対する。しかし、戦力の保全に努め、苦戦する左翼のメルカッツ、中央のラインハルトに援軍を送ろうとしなかった。
 帝都オーディン陥落後は、アルフヘイム総管区に戻り、シャルル・ルフェーブル中将率いる第五統合軍集団を迎え撃った。(61話)アルフヘイム戦線では物量作戦で歴戦のルフェーブル提督に苦戦を強いる。ついに、第五統合軍集団をミズガルズヴィーレフェルトまで退却せしめた(66話)。ジルベール・シャフラン提督率いるインディペンデンス統合軍集団及びジャミール・アル=サレム提督率いる第九艦隊の増援を得たルフェーブル提督からミズガルズを奪還することは叶わなかったものの、同盟軍の戦力をミズガルズ戦線に拘束したことは第二次ヴァルハラ会戦の結果に重大な影響を及ぼしたといえる。

 戦後、元帥に昇進し、アルフヘイム総監を務めた。帝国軍における九つの総軍の一つを率いていた。

 宇宙歴802年2月、ローエングラム大元帥のクーデターによりリッテハイム派が壊滅した際に、刑死。(96話)

 リッテンハイム派では珍しい貴族軍人であり、派閥における軍事専門家的立場だったことが伺える。
最終更新:2019年07月04日 23:30