イレーシュ・マーリア(宇宙暦762年 -)は
自由惑星同盟の軍人。オリジナルキャラクターである。女性。
1 外見
2 略歴
宇宙暦788年12月、幹部候補生養成所受験を決めた
エリヤに対して
第七方面軍司令部が組んだサポートチームの学力指導チームのリーダーとなった。担当は国語、第七方面軍後方部員で階級は宇宙軍大尉。士官学校卒業者。中学の女子ベースボール部ではエースピッチャーを務めた。(6話)
宇宙歴791年の初め、宇宙軍少佐に昇進し、
第七艦隊D分艦隊所属の駆逐艦「ガーディニア九号」の艦長を務めている。エリヤとは気軽な友達付き合いをしている。(8話)同年、イゼルローン方面辺境奪回を目的とする「
自由の夜明け」作戦において
ドラゴニア方面軍に所属。一一月三〇日に
ドゥルベ星域で行われた帝国軍との戦いでは駆逐艦一隻を単独撃沈した。(11話)
宇宙歴794年頃、
ヴァンフリート四=二基地の第一輸送軍司令部に勤めている。(16話)
ヴァンフリート四=二基地攻防戦では中央総軍司令部ビルで戦い、骨折する。(20話)
戦後、宇宙軍中佐に昇進。統合作戦本部に栄転する。(24話)所属は人事部。(75話)
同年の第六次イゼルローン遠征軍にも総司令部後方参謀として従軍。
サイオキシンマフィアに関わっていた将官が残らず引退し、中核を担っていた
シロン・グループはメンバーの四割を失った。彼女の昇進と栄転はその穴埋めの為らしい。なお、彼女は
サイオキシンマフィアとは一切無関係である。(24話)
ウィレム・ホーランド提督とは同期。(27話)
宇宙歴797年、
第三六機動部隊副参謀長に就任する。エリヤや
チュン・ウー・チェンには無い威厳があり、部隊の引き締め役を担っている。(50話)
宇宙歴798年の「
神々の黄昏(ラグナロック)」作戦中、宇宙軍大佐に昇進している。帝国人に対する人道支援を担当している。(64話) 士官学校以来の盟友である
ワイリー中佐が戦死したことで、軍人を辞めることを決めた。(67話)
宇宙歴801年にエリヤ・フィリップス中将が
首都防衛軍司令官に就任すると、彼の要請を受け容れて軍に復帰、首都防衛軍後方部長に就任する。(75話)
民主政治再建会議のクーデター鎮圧後、宇宙軍准将に昇進。(86話)
宇宙歴802年の
第一辺境総軍結成時には人事部長に就任した。この時の階級は宇宙軍少将。(95話) 同年の
第九次イゼルローン要塞攻防戦でもエリヤの最大の理解者の一人として支えた。イゼルローン要塞に残留する民間人四九九名の強制避難を求める文書に関して話し合った際は、ラグナロックを始めた張本人の一人でありながら、最後まで非を認めなかった
リンジー・グレシャム元最高評議会議長や休養時間を削減したり、麻薬を「疲れの取れる薬」として処方したりするなどして、多くの将兵を過労死させた
オリヴァー・ローズ元軍医中将への恨み節を漏らした。
宇宙歴804年4月頃、暴漢に襲撃され、重傷を負う。犯人はゲルマン至上主義結社「北方戦士団」団員であったが、事件が公になることを嫌った国防員会により隠蔽された。(122話)
エリヤにとっては
チュン・ウー・チェンと並び欠かすことが出来ない相談役であり、私的な場では恩師として何度も相談にのっている。
3 能力
後方畑出身であり、用兵は恐ろしく下手。対人関係に敏感。事務能力は水準程度だが、人をまとめるのがうまい。スポーツ選手に例えると、控え選手なのにキャプテンに選ばれるタイプ。
4 性格
とぼけた性格で割と緩い人。とげとげしい空気を好まない。情が深い。
5 座乗艦
- 第七艦隊D分艦隊所属駆逐艦「ガーディニア九号」(少佐:艦長として乗艦)
対帝国反攻作戦「自由の夜明け」(第8話 - 11話)
- イゼルローン遠征軍総旗艦艦「アイアース」(中佐:イゼルローン遠征軍総司令部後方参謀として乗艦)
第六次イゼルローン要塞攻略戦(第25話 - 28話)
- 第三六機動部隊旗艦「アシャンティ」(中佐:第三六機動部隊副参謀長として乗艦)
- フラインスハイム星域軍前方展開部隊旗艦「ヴァイマール」(大佐:フラインスハイム星域軍前方展開部隊副参謀長として乗艦)
帝国領撤退戦 - 第二次ヴァルハラ会戦(第64話 - 69話)
- 第一辺境総軍旗艦「ゲティスバーグ」(少将:第一辺境総軍人事部長として乗艦)
通常勤務(第96話 - )
最終更新:2020年09月14日 12:48