第二地上軍とは自由惑星同盟軍の常備地上軍の一つ。

概略

1 経緯

 宇宙歴797年12月時点でアデル・ロヴェール地上軍中将が司令官を務めていた。
 同年12月10日、第三艦隊第八艦隊第九艦隊第六地上軍とともに「神々の黄昏(ラグナロック)」作戦における第二統合軍集団を構成すると発表される。(55話)なお、司令官ロヴェール中将は統合軍司令官の職務に専念するため副司令官ザルムホーファー少将が司令官代理として同地上軍を率いる。(資料)*1

 宇宙暦798年1月、ラグナロック作戦発動
 同年6月、帝都オーディン陥落後、エガリテ作戦において第八艦隊第九艦隊とともにレンテンベルク要塞を包囲する。(61話)(レンテンベルク戦線)
 宇宙歴799年2月、レンテンベルク要塞のメルカッツ艦隊を封じ込める。(64話)
 宇宙歴799年4月、作中では明記されてないが、メルカッツ艦隊が第二次ヴァルハラ会戦に参加しているところから、他の統合軍集団同様に要塞の包囲を解き、撤退したと思われる。


 宇宙歴799年~宇宙歴800年にかけて、良識派体制の同盟軍再編が実施される。二個陸上軍・二個航空軍・一個軌道軍基幹の常備地上軍(スタンディング・アーミー)を廃止し、一個陸上軍・一個航空軍・二個軌道部隊基幹の機動軍を新たな戦略単位とした。
 これに伴い、同地上軍は解体された。(77話)なお、同地上軍司令官ロヴェール大将は遠征推進派としての責任を問われ引退した。

 宇宙歴802年、トリューニヒト政権の同盟軍再編により、再び第二地上軍が編成された。 「地上軍の至宝」ことカイ・ヴァタレン地上軍大将が新司令官に就任した。(92話)


2 歴代司令官


氏名 派閥 任期 備考
アデル・ロヴェール地上軍中将 不明 宇宙歴?年-宇宙歴799年9月 引責辞任
                    良識派体制の同盟軍再編によって解体                    
                    トリューニヒト政権の同盟軍再編によって再編成                    
カイ・ヴァタレン地上軍大将 不明 宇宙歴802年2月-

3 所属人物

最終更新:2021年06月21日 21:45

*1 資料によれば遠征軍再編後だが、他の統合軍集団と同じならこの時点が正しいと思われる。