
中生代の巨大爬虫類バラノポーダの生き残りで、北上川上流の湖に棲み、外部から隔絶された集落で破羅陀巍山神(バラダギさんじん、「バラダギサマ」とも称される)として信仰されていた。顔の周りの角と背筋に並ぶ透明な長いとげが特徴で、通常は四足歩行だが二本足で立ち上がることや、ムササビのように飛膜を広げて滑空することもできる。陸海空で活動できるのが特徴である。研究員たちを襲ったことがきっかけで正体が判明し、眠りを覚まされて集落を破壊して飛び去ったあと、銚子沖や浦賀水道から羽田空港に上陸して暴れるが、光る物を飲み込む習性を利用され、科学者の藤村博士が作った強力な爆薬が仕込まれた照明弾を飲み込み、内部から爆破されて死亡する。
データ
別名 | 大怪獣、東洋の怪物 |
身長 | 50m |
体重 | 1万5千t |
出身地 | 北上川上流の湖 |
初登場作品 | 大怪獣バラン(1958年10月14日公開) |
ドラゴニュートの人形劇では…
サイドストーリー「ゴーデスの復活」にて初登場。ベリアル軍の戦力として登場した。撮影にはムービーモンスターシリーズを使用している。
余談
- 鳴き声はゴジラとラドンを組み合わせたもの。
- 現存するカラースチールによると、体色は茶系であるが人工着色された写真では緑色になっている。アメリカ版では、空を飛ぶシーンがカットされている。
- 準備稿では、「婆羅陀魏」の名称はなく、単に「山神」と称されていた。
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