
ゴース星人が用心棒として連れてきた怪獣。1つの頭部に2つの顔を持ち、4つの眼で周囲360°を見渡すことができるため、首を動かす能力は退化しているという。星人が送り込んだスペースキャリヤーに乗って地球に降り立ち、頭部にある二つの口から炎を吐き出してウルトラ警備隊を危機に追い込んだ。度重なる戦闘で疲労して、エメリウム光線を使用できない程のエネルギー不足であるウルトラセブンを相手に情け容赦なく襲い掛かったが、アイスラッガーで左腕と右足を切断されて敗退。その後、遺体は秘密裏にゴース星人に回収され、左腕と右足を機械化されて改造パンドンとして復活した。後の地球防衛組織「GUYS」がマケット怪獣ウインダムをファイヤーウインダムへとパワーアップする際に、パンドンのデータが使用された。
データ
別名 | 双頭怪獣 |
身長 | 40m |
体重 | 1万5千t |
出身地 | ゴース星 |
初登場作品 | ウルトラセブン 第48話「史上最大の侵略(前編)」(1968年9月1日放送) |
余談
- 頭が完全に2つに分かれ、それぞれの頭部に目がついた没デザインが存在する。着ぐるみも作られたが、当時の技術では2つの頭を独立させて動かすことが出来なかったため、現在のデザインに落ち着いた。後にこのデザインはネオパンドンやキングパンドンにリファインされる形で晴れて日の目を見ることになる。
- 鳴き声はミクラスの早回し。
- ウルトラマンマックス放送前に開かれた「伝説の怪獣投票」で第10位にランクインしていた。
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