
七丈島先近辺の深海に生息し、江戸時代中期からその存在が記録されている古代魚の怪獣。時速80ノットで泳ぐ。極めて大食らいな怪獣で、普段は深海で大人しくしているが空腹になると浅瀬の魚を食い尽くし、それでも足りなければ上陸してあらゆる食料を平らげてしまうため、地元の漁師からは海の魔物と呼ばれ代々非常に恐れられてきた。武器は口から発射する高圧水流と、長く伸ばして相手に巻き付け電撃を流して感電させることが出来る頭の触覚。弱点は陸上で活動する際に体温の調節に用いる背中の排熱孔で、これを破壊されると熱暴走してしまう。民間のコンテナ船を襲って沈め、防衛隊の潜水艦部隊と海上部隊を壊滅状態にした後に先美港へ上陸し、地上部隊やSKaRDと交戦した。ウルトラマンブレーザーとの戦いで触角を切断されたため海に逃げようとしたが、ブレーザーがスパイラルバレードを釣り竿状に変化させてゲードスを一本釣りの要領で確保。最後は空高く投げ出されたところでバレード投擲で串刺しにされ、こんがり焼き魚になって爆散し倒された。
データ
別名 | 深海怪獣 |
身長 | 50m |
体重 | 2万t |
出身地 | 七丈島近辺の深海 |
初登場作品 | ウルトラマンブレーザー 第2話「SKaRDを作った男」(2023年7月15日放送) |
ドラゴニュートの人形劇では…
ベリアル軍の戦力として度々登場する。撮影にはウルトラ怪獣シリーズを使用している。
余談
- デザインモチーフはアンコウでは無くアジ。
- この回のナグラが司令部からの電話で「撃沈んっ!?」と叫ぶリアクションは12種類ものパターンが撮影されている。
- 作中で漁師のじいさんが軍手をはめて銛を研磨機で研ぐシーンがあるが、本来研磨機を使う場合は革手袋をするのが普通で、軍手で作業するのは研磨機に軍手が巻き込まれる可能性があるため大変危険である。絶対に真似しないように。
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