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「全く、この俺も随分舐められたものだな」
「全く、この俺も随分舐められたものだな」
如何にも不機嫌そうに上下緑色の髑髏の意匠が施された派手な衣装を着た男がつぶやいた。
彼の名前はオルテカ。
今は政府の特務機関、FENIXに壊滅させられた悪魔崇拝組織デッドマンズの残党で、
最高幹部の一人でもあった男である。
彼の名前はオルテカ。
今は政府の特務機関、FENIXに壊滅させられた悪魔崇拝組織デッドマンズの残党で、
最高幹部の一人でもあった男である。
「冥界の王だかなんだかしらないが、一体私を誰だと思っている?」
彼は所謂ギフテッドという奴で、その中でも飛びぬけた才能の持ち主として生まれた。
それはもちろん、人間の範疇におさまる、、努力次第で誰もが届きうる領域であったが、
彼はその到達速度が異常であった。
1を聞いて100を知る事だって簡単だったし、
運動だって、デッドマンズの幹部怪人として戦えているのを見ても分かる通り。
彼は大抵のことはできた。
そんな彼を大人は、父親さえも異常だと疎み、化け物だと蔑み、
肉体的にも精神的にも苦痛を与えた。
だから彼は元の名を捨て、オルテカとなり、
愚かな人類に見切りをつけ、進化すべき選ばれた存在となるべく悪魔に魂を売った。
それはもちろん、人間の範疇におさまる、、努力次第で誰もが届きうる領域であったが、
彼はその到達速度が異常であった。
1を聞いて100を知る事だって簡単だったし、
運動だって、デッドマンズの幹部怪人として戦えているのを見ても分かる通り。
彼は大抵のことはできた。
そんな彼を大人は、父親さえも異常だと疎み、化け物だと蔑み、
肉体的にも精神的にも苦痛を与えた。
だから彼は元の名を捨て、オルテカとなり、
愚かな人類に見切りをつけ、進化すべき選ばれた存在となるべく悪魔に魂を売った。
そんな連中と同格の奴らと同じ首輪を付けさせられている。
「様々な世界から集めただか何だか知らないが、
あんな有象無象と一緒くたにされて不快でないとでも?」
あんな有象無象と一緒くたにされて不快でないとでも?」
必ず有象無象共を始末したあかつきには、必ずハ・デスや磯野も倒すと誓い、
オルテカはデイパックに入っていた赤と黒の奇妙なドライバーを腰に装着する。
中心のモニターに、左右の筋繊維を思わすパーツの付いたそれの名はデモンズドライバー。
オルテカはデイパックに入っていた赤と黒の奇妙なドライバーを腰に装着する。
中心のモニターに、左右の筋繊維を思わすパーツの付いたそれの名はデモンズドライバー。
封印した悪魔を中核とし、使用者の命を喰らう事で力をもたらす悪魔のベルトだ。
が、付属していた説明書を読む限り、中に居た悪魔は居なくなってしまったようだ。
代わりに新たな機能が搭載され、仕様がかなり変わっているようだ。
代わりに新たな機能が搭載され、仕様がかなり変わっているようだ。
「変身して戦えるならやりようはいくらでもあります。
さて、まずはどこに向かいましょうか……ん?」
さて、まずはどこに向かいましょうか……ん?」
派手な金色の光が、はるか上空で僅かな間咲いた。
そちらに目をやれば、二発、三発と、まだまだ光が弾けている。
ここらへんで一番高い建物から花火が上がっていた。
そちらに目をやれば、二発、三発と、まだまだ光が弾けている。
ここらへんで一番高い建物から花火が上がっていた。
「よほど自分の強さに自信があるのか、
それともこの短い間にあの建物に相応の仕掛けを施したのか、
いいでしょう。
どちらにせよ、やる気だというなら好都合だ。」
それともこの短い間にあの建物に相応の仕掛けを施したのか、
いいでしょう。
どちらにせよ、やる気だというなら好都合だ。」
傲慢なる悪魔が、誘蛾灯に引き寄せられるように戦場に向かった。
【オルテカ@仮面ライダーリバイス】
[状態]:健康
[装備]:デモンズドライバー@仮面ライダーリバイス
スパイダーバイスタンプ@仮面ライダーリバイス
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2
[思考・状況]基本方針:この殺し合いを勝ち抜き、ハ・デスとその一味も倒す。
1:まずはあの花火の場所に向かう。
2:デモンズドライバーは改造されているようですが、戦えるならやりようはいくらでもある。
[備考]
※デモンズドライバーはオーバーデモンズの物と同一の仕様です。
スパイダー以外のバイスタンプはベルトと一緒には支給されていません。
[状態]:健康
[装備]:デモンズドライバー@仮面ライダーリバイス
スパイダーバイスタンプ@仮面ライダーリバイス
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2
[思考・状況]基本方針:この殺し合いを勝ち抜き、ハ・デスとその一味も倒す。
1:まずはあの花火の場所に向かう。
2:デモンズドライバーは改造されているようですが、戦えるならやりようはいくらでもある。
[備考]
※デモンズドライバーはオーバーデモンズの物と同一の仕様です。
スパイダー以外のバイスタンプはベルトと一緒には支給されていません。
【デモンズドライバー@仮面ライダーリバイス】
仮面ライダーデモンズ、及びオーバーデモンズに変身するための変身ベルト。
最初はベルトに幽閉した悪魔に使用者の寿命を喰らわすことでフルスペックを発揮する仕様だったが、
各種能力を飛躍的に高める人体強化エンジン「O.V.E.R.」によって使用者に潜む悪魔からその力のみを抽出する仕様へと変更されている。
また、変身後に新たにバイスタンプを読み込むことで、
四肢の各部位を最強生物の固有能力を秘めた武装へと変質させるゲノミクスチェンジを行う機能を持っている。
仮面ライダーデモンズ、及びオーバーデモンズに変身するための変身ベルト。
最初はベルトに幽閉した悪魔に使用者の寿命を喰らわすことでフルスペックを発揮する仕様だったが、
各種能力を飛躍的に高める人体強化エンジン「O.V.E.R.」によって使用者に潜む悪魔からその力のみを抽出する仕様へと変更されている。
また、変身後に新たにバイスタンプを読み込むことで、
四肢の各部位を最強生物の固有能力を秘めた武装へと変質させるゲノミクスチェンジを行う機能を持っている。
☆☆ ★★★
最後の花火が打ちあがる。
金色の華が十数える間も無く散花し、その残煙も風に攫われて見えなくなった。
そして火薬の匂いだけが残る屋上にて。
最後の花火が打ちあがる。
金色の華が十数える間も無く散花し、その残煙も風に攫われて見えなくなった。
そして火薬の匂いだけが残る屋上にて。
黒い長袖の上に、右側だけ袖の無い上着を羽織っている。
そんな奇妙な格好の花火を上げた張本人、グラファイトは眼下に広がる街を見下ろしていた。
が、すぐに顔を上げて、入口の方を振り返る。
そんな奇妙な格好の花火を上げた張本人、グラファイトは眼下に広がる街を見下ろしていた。
が、すぐに顔を上げて、入口の方を振り返る。
「早速来たか」
そこに立っていたのは長い金髪を一つに束ね、鎧を着こんだ凛々しい美女であった。
「あの派手な爆発は其処許の仕業か?」
「如何にも、最初に来てくれたのがお前のような骨の有りそうな奴でうれしいぞ」
そう言ってグラファイトは右手にグリップを、
左手に紫と黒の、奇妙なパットのような武器を取り出す。
左手に紫と黒の、奇妙なパットのような武器を取り出す。
「……其処許は何故戦う?
何故あの魔王の言いなりになって殺し合おうとする?」
何故あの魔王の言いなりになって殺し合おうとする?」
「俺はドラゴナイトハンターZの龍戦士グラファイト。
プレイヤーの前に立ちふさがり、敵であることを運命づけられた存在。
この首輪や、奴らのやり方は気にくわないが、俺のやる事は変わらない。
プレイヤーとの戦いこそ我が宿命!
敵キャラを全うする事こそ我が本能!
この極限状態でなお牙を失わず、力を求める戦士との戦いこそを、俺は望む!」
プレイヤーの前に立ちふさがり、敵であることを運命づけられた存在。
この首輪や、奴らのやり方は気にくわないが、俺のやる事は変わらない。
プレイヤーとの戦いこそ我が宿命!
敵キャラを全うする事こそ我が本能!
この極限状態でなお牙を失わず、力を求める戦士との戦いこそを、俺は望む!」
それを聞いた女騎士は苦虫をかみつぶしたような顔になると、
「何故だ?」
「?」
「貴様は己が運命に不満はないと言うのか!?
挑まれるままに戦い、楽しまれるために戦い、
何度でも倒されなお戦い続けることに意味があると言うのか!?
神々の娯楽用の奴隷であることを何故是とする!?」
挑まれるままに戦い、楽しまれるために戦い、
何度でも倒されなお戦い続けることに意味があると言うのか!?
神々の娯楽用の奴隷であることを何故是とする!?」
「そうか、お前も何かのキャラクターなのか」
そう言うとグラファイトは不機嫌そうに眉を顰め、女騎士を睨みつける。
「……各々が戦いに何を願い、何を望むかは自由だ。
過去にだろうと、未来にだろうと、貴様の様にクリエイターへの復讐へでも、
好きなものに意味を見出すが良い。
が、我が戦士としての誇りを侮辱するなら……」
過去にだろうと、未来にだろうと、貴様の様にクリエイターへの復讐へでも、
好きなものに意味を見出すが良い。
が、我が戦士としての誇りを侮辱するなら……」
グラファイトは変身パット、ガシャコンバグバイザーのボタンを押し、
変身待機状態に移行。
右手に持ったグリップにビームガンの銃口が前を向くように取り付ける。
変身待機状態に移行。
右手に持ったグリップにビームガンの銃口が前を向くように取り付ける。
「培養!」
<Infection!>
<Let`s game! Dead game! Bad game! What`s your name!?>
<The BUGSTER!>
グラファイトの体が赤い炎のエフェクトに包まれ、人ならざる姿へと変わる。
生血を煮詰めたような赤と黒の体、顔の上半分を覆う鳥の骨の仮面のような意匠、
双刃刀型の専用武器、グレングラファイトファングを携えた彼こそは、
超絶進化に至ったグレングラファイトバグスターだ。
生血を煮詰めたような赤と黒の体、顔の上半分を覆う鳥の骨の仮面のような意匠、
双刃刀型の専用武器、グレングラファイトファングを携えた彼こそは、
超絶進化に至ったグレングラファイトバグスターだ。
「容赦はせん。お前の今の発言は、俺への、
そして俺へ挑んだすべての戦士たち、そして彼らとの神聖な戦いへ泥を塗る行為だ!」
そして俺へ挑んだすべての戦士たち、そして彼らとの神聖な戦いへ泥を塗る行為だ!」
そう言って武器を向けるグレングラファイトバグスターに、
女騎士、アリステリアもゲッツ・フォン・ベルリヒンゲンの篭手を起動し、
愛用のスピアを召喚する。
女騎士、アリステリアもゲッツ・フォン・ベルリヒンゲンの篭手を起動し、
愛用のスピアを召喚する。
「我が世界を救うために、まずはお前を倒させてもらう!」
屋上に花火とは別の煙が上がった。
ほぼ同時に衝撃波と突風が吹き抜ける。
運命に抗うものと、運命に殉ずるもの。
造り者の存在、紛い物の命。
けど熱く真摯な二人の刃がしのぎを削った。
ほぼ同時に衝撃波と突風が吹き抜ける。
運命に抗うものと、運命に殉ずるもの。
造り者の存在、紛い物の命。
けど熱く真摯な二人の刃がしのぎを削った。
【グラファイト@仮面ライダーエグゼイド】
[状態]:ゲムデウスウイルスに感染、怪人態
[装備]:グレングラファイトファング@仮面ライダーエグゼイド
ガシャコンバグバイザー@仮面ライダーエグゼイド
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~1
[思考・状況]基本方針:敵キャラを全うする。
1:花火に反応しやって来る者たちと戦う。
2:この女騎士に神聖な戦いを侮辱したことを償わせる。
[備考]
※彼が建物の屋上から打ち上げた花火は、複数で一つの支給品扱いでした。
※グレングラファイトファングは、彼自身の能力で生成している武器の為、支給品扱いでは有りません。
※参戦時期は少なくともある程度ゲムデウスウイルスに順応してからです。
[状態]:ゲムデウスウイルスに感染、怪人態
[装備]:グレングラファイトファング@仮面ライダーエグゼイド
ガシャコンバグバイザー@仮面ライダーエグゼイド
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~1
[思考・状況]基本方針:敵キャラを全うする。
1:花火に反応しやって来る者たちと戦う。
2:この女騎士に神聖な戦いを侮辱したことを償わせる。
[備考]
※彼が建物の屋上から打ち上げた花火は、複数で一つの支給品扱いでした。
※グレングラファイトファングは、彼自身の能力で生成している武器の為、支給品扱いでは有りません。
※参戦時期は少なくともある程度ゲムデウスウイルスに順応してからです。
【アリステリア・フェブラリィ@Re:CREATORS】
[状態]:健康、グラファイトへの怒り
[装備]:ゲッツ・フォン・ベルリヒンゲンの篭手@Re:CREATORS
アリステリアのスピア@Re:CREATORS
アリステリアの鎧@Re:CREATORS
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2
[思考・状況]基本方針:この決闘を勝ち残り、自分の元居た世界を救う
1:目の前の怪人(グラファイト)を倒す。
2:我が世界の救済を邪魔立てする者は、誰であろうと許さぬ!
[備考]
※ゲッツ・フォン・ベルリヒンゲンの篭手@Re:CREATORSの能力の制限に関しては、後の書き手様にお任せします。
[状態]:健康、グラファイトへの怒り
[装備]:ゲッツ・フォン・ベルリヒンゲンの篭手@Re:CREATORS
アリステリアのスピア@Re:CREATORS
アリステリアの鎧@Re:CREATORS
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2
[思考・状況]基本方針:この決闘を勝ち残り、自分の元居た世界を救う
1:目の前の怪人(グラファイト)を倒す。
2:我が世界の救済を邪魔立てする者は、誰であろうと許さぬ!
[備考]
※ゲッツ・フォン・ベルリヒンゲンの篭手@Re:CREATORSの能力の制限に関しては、後の書き手様にお任せします。
【ガシャコンバグバイザー@仮面ライダーエグゼイド】
幻夢コーポレーションが開発したガシャコンウェポンの一つで、主に仮面ライダーゲンムが使用する外付け装備。遠距離攻撃のビームガンモード、近接攻撃のチェーンソーモード、
そしてバグスターウイルスの散布と、バグスターの怪人態への変身を行うパットモードの三種類がある。
ガシャットに紐づけガシャコンウェポンと違い、ガシャット別に応じた必殺技は使えないが、スロットは有る為、セットしたガシャットに応じたウイルスの散布が可能。
また、バグスターバックルと組み合わせて使う事でバグルドライバーという変身ベルトで仮面ライダーへの変身にも使える。
かけられているであろう制限に関しては後の書き手様にお任せします。
幻夢コーポレーションが開発したガシャコンウェポンの一つで、主に仮面ライダーゲンムが使用する外付け装備。遠距離攻撃のビームガンモード、近接攻撃のチェーンソーモード、
そしてバグスターウイルスの散布と、バグスターの怪人態への変身を行うパットモードの三種類がある。
ガシャットに紐づけガシャコンウェポンと違い、ガシャット別に応じた必殺技は使えないが、スロットは有る為、セットしたガシャットに応じたウイルスの散布が可能。
また、バグスターバックルと組み合わせて使う事でバグルドライバーという変身ベルトで仮面ライダーへの変身にも使える。
かけられているであろう制限に関しては後の書き手様にお任せします。
【ゲッツ・フォン・ベルリヒンゲンの篭手@Re:CREATORS】
アリステリアの武器で、神聖ウルタ―シュタイン王国の王家に伝わる武具。
彼女の使うスピア、鎧の召喚、飛行可能な騎馬、魔法弓兵隊の召喚、雷撃魔法の発動など様々な機能を発揮する。
かけられているであろう制限に関しては後の書き手様にお任せします。
アリステリアの武器で、神聖ウルタ―シュタイン王国の王家に伝わる武具。
彼女の使うスピア、鎧の召喚、飛行可能な騎馬、魔法弓兵隊の召喚、雷撃魔法の発動など様々な機能を発揮する。
かけられているであろう制限に関しては後の書き手様にお任せします。