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  • 決闘バトルロイヤル @ ウィキ
  • Battle Royal Mode-Joining 超戦士カオスソルジャー

決闘バトルロイヤル @ ウィキ

Battle Royal Mode-Joining 超戦士カオスソルジャー

最終更新:2025年06月02日 07:24

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「……問うのも莫迦らしくなってくるな。」

 日本人を守ると抜かした相手は乱入者によって逃げられ、
 因縁の敵にも最終的には乱入者によって逃げられた。
 追跡しようにも地図を見れば水路は枝分かれし続けており、
 場合によっては目視できる小島に逃げている可能性だってある。
 なので追跡をやめて辺りを散策してみれば、余りに奇妙な面子だ。
 一人は人間なのでまだ問うべきかもしれないが、他は別である。
 いや、うさぎについても正直なところ別に問題ないとしていた。
 狼牙軍団には確かに変なのも多いとは聞いた。噂なので真偽は不明だが、
 ネコを筆頭に動物も連れているとのことで、まあ別に参加者にいてもおかしな話ではない。
 あれに日本人かどうかを問いかけるのは流石に莫迦らしく感じてしまう。あれは別だろう。
 問題は深淵の冥王だ。あれはどう見ても魔界孔から出てきた異形の怪物の類ではないか。
 元々ジャンヌ、ひいてはホーリーフレイムが日本人を忌み嫌うのは、
 魔界孔の原因が外国人にあると言われて迫害され続けてきた果てにある。
 無論、魔界孔もまた日本を穢れさせた原因そのものであり許しはしない。

「問おう。お前達は異形といるようだが、己の意志で従っているのか?」

 だが、一応は確認しておくべき事柄だとして問いはかけておく。
 穢れた存在と一緒の時点で処刑が妥当ではあるのだが、ジャンヌは早計と考えた。
 此処は神なき地。あの高笑いする男を断じて神とは認めるつもりはない。
 神を騙る狂人に歪められたこの地において、そのような行動は早計なのだと。
 だから明石にも温情をかけた。結果は徒労に終わってしまっているが。

「フン、愚問だな! 愚問と言うほかあるまい!
 俺はこいつに従うつもりも、あの神を名乗る男に従うつもりもない。
 このジャック・アトラスが信じる道、それを俺は走り抜けるだけだ!
 そしてこちらからも問わせてもらおう。イリヤと司について心当たりはあるな。」

「会ったようだな。」

 会った上でそのような話を聞く。
 話を聞いている時点で彼は彼女達と敵対していないのだろう。
 しかし、彼の世界が同じ世界かどうかはまた別の可能性がある。
 イリヤ達は自分をホーリーフレイムとも、ジャンヌとも認識していなかった。
 近年まではキュウシュウで競り合ってたので組織としてはかなり小さいものの、
 狼牙軍団と言う多くの地を統一してきた相手が残る敵となり交戦目前ではあった。
 日本中にその名を轟かせてもおかしくないことだ。それを知らないとは思えない。

『ほら、こういう奴だ。お前の守る日本も、こいつが行ったら日本人は皆殺しだ。』

 蛇王院の言っていたあの言葉から察するに、
 異なる世界から呼ばれたと言うのが自然なのだろう。
 ならば合点がいく。デュエルモンスターズが常識的な扱いで、
 この会場の様々な参加者に支給されたり制限されている代物が、
 彼女の耳に届かないような代物だとは余り思えない。
 なので即座に交渉決裂とはせずに話を続ける。

「又聞きでしかないが、貴様は日本人を相当嫌悪しているらしいな。
 肩入れするつもりはないが、司はただの小娘にすぎないように見えたが?」

 あれはどこにでもいるような人間にしか見えない。
 ネオ童実野シティほど裕福でもなければ、かといってサテライトほどの貧困もなく。
 平穏な場所で生きてきた、ごく普通の人に何故そこまで刃を向けるのか。
 言葉通り司に特別肩入れはしていない。あくまで純粋な疑問だ。
 或いは、司が何か本性を隠している可能性もありうるので尋ねた。

「───差別や迫害。さも当然のように私たちを追いやった穢れた存在。それが日本人だ。」

 ジャンヌは語る。自分達が元の世界における立場を。
 魔界孔が発生した際、外国人は異端視されてきたことを。
 紛れもない冤罪からの扱いだ。放火、暴行、殺人は当たり前だ。
 彼女達が拠点としていたナガサキでは特にその被害が多く見られる。
 ただ魔界孔の怪物が、伝承の西洋の怪物に似ていた……それだけの類似点。
 それだけで人を追いやる。募った怒りはそのような連中を許す要素などないと。
 恐怖は理性を駆逐する。そんな一言で片づけられるものではない禍根がそこにある。

「差別……か。わからなくはないな。」

「ほう?」

 思わぬジャックの反応に少しだけ眉が動く。
 ゼロ・リバースによるサテライトとネオ童実野シティの隔絶。
 格差は凄まじいもので、勉学や食事も満足に行き届いてないぐらいに。
 クロウを筆頭に拾ったカードのテキストで文字を勉強したことだってあるし、
 一つのカップラーメンを三人で食う時だってあるぐらいに貧富の差は激しかった。
 逞しく生きてこそはいたが、サテライト側の人間の方はきっと不満も多かっただろう。
 互いを繋ぐダイダロスブリッジが建設されてからは差別は減ってきてはいるとしても、
 全てが丸く収まるほど人間は簡単ではない……まあ、ジャックの出身がバレた瞬間、
 サテライト出身の遊星に敗北した勢いもあるだろうがファンが掌返ししたのを思い返すと、
 簡単ではないのもそうなのか、甚だ疑問ではあるが……その辺は面倒なので気にしないでおいた。
 お世辞にもあの街の民度がいいとは言えないのは、チーム太陽の時も似たようなものだ。
 散々バーンダメージと言う地味な戦い方に対して罵詈雑言を投げかけたかと思えば、
 誰も召喚したことのないモンスターを召喚が見れるとなれば掌を返していたわけで。
 結局のところ、あの民度については根本的には余り変わってないのかもしれない。
 元々街の発展に至った海馬コーポレーションも尖った企業ではあるので、
 ある意味その性質を持っているかもしれないが。

「俺達サテライト以上の迫害を受けたのであれば、
 そのような考えに至るのは当然と言ってもいいだろうな。」

 寧ろ、ラリーを人質にしてスターダスト・ドラゴンを奪って、
 遊星が普通に理解していて許していたのが異常とも言い切れることだ。
 人の命をただ異邦の民であるだけで殺そうとする輩からの迫害を受け続けて、
 相手を憎まずにいると言う方が難しい。寧ろできる奴は基本的に聖人や菩薩だ。

「フゥン。」

(まずい、非常にまずい!!)

 この男の単純さから『貴様のやり方などただの殺戮者に過ぎん!』と、
 一蹴すると思ってみれば、まさかの理解するのに冥王は慌て始める。
 闇を全て支配する程の力があった彼とて、それは降格処分される前の話。
 今では、そんな面影は何処かへと消えてしまった現状では貧弱な存在だ。
 支給品もない。このままでは最早頼みの綱は隣のうさぎしかいない。

「ハァ?」

(駄目だ、何言ってるか分からんわ……こ奴。)

 一方でその頼みの綱は何を言ってるのかさっぱり理解できない、
 と言うよりも、ジャックがさも平然と会話してるのが余りに謎すぎる。
 視線を向ければ人を煽るような一言二言で終わってしまうのだから。
 これは司も理解してなかった様子なので、少なくとも彼に限った話ではない。

「いけませんアトラス様! 奴は……」

「今はこの女と話をしている! それを阻むのならば、
 例え殺し合いに懐疑的な貴様であっても容赦はせんぞ!」

「ヒィ!」

 割り込もうとしたが物凄い圧と共に一喝され、
 思わず尻もちをつく冥王にうさぎはポンと肩を置く。

「ウラッ。」

 せめて伝わる言葉でしゃべってくれ。
 お前は味方しているのかはっきりしてほしいと思わずにはいられない。

「分かっているのならば話は早い。私と共に日本人を───」

「だが、俺には根強いファンがいると同時に憎まれる立場だ。」

 先のラリーを使っての行為もあってか、
 ラリー達にはかなり嫌われてたりもすることも多い。
 また、ジャックはその不遜な態度はどうしても敵を作りがちであり、
 と言うより人の金で高級コーヒーを飲んだくれるこの男の人柄も大概である。

「……何の話をしている?」

「貴様が異端とした相手にも、恐らく善人がいたのではないのか?
 異端と一括りしたのであれば、それはその時の日本人と同じだけだ。
 貴様は個人を見ようとしていない! 聖戦だ浄化だと耳障りの良い御託を並べ、
 己の行為を正当化するならば、貴様のやり方は嘗ての日本人同様、ただの殺戮者に過ぎん!」

 これが埋めようがないことなのは彼も分かっている。
 きっとそれはZONE達のように譲れないものであることも。
 仲間を殺され続けて自分達はしてはならないなど納得しようがない。
 それでも彼は否定しよう。彼の言う日本人を殺すと言うのはつまり、
 遊星や遊戯達も手に掛けると同義。彼女のいる世界の日本人ならまだしも、
 彼女の言う特体生でも、魔界孔とも無縁な人間達までも関係ない日本人も含む。
 恐怖で理性を失った日本人と何ら変わらない。それはただの思考停止でしかない。
 サテライト出身と言うだけで、マーカーがついてるだけで非難される嘗ての社会と同じ。
 猶更受け入れてはならない。改めて相容れない存在だと理解できたことで、
 デュエルディスクから剣となるカードを引く。

「……容易に同胞を同じように堕落させるか。」

 改めて、日本人とは恐ろしいものだ。
 瞳を閉じて溜め息をついて、再度開くと同時にジャンヌは動き出す。
 冥王もうさぎもその疾風迅雷の動きには全く反応できなかったし、
 ジャックもまた後手に回るため反応自体は遅れてはいたものの、

「フン、甘いな!」

 即座に召喚された音叉と尖端が丸い叩き棒を持つ小さい悪魔が、ジャンヌの攻撃を防ぐ。
 防ぐと同時に吹き荒ぶ豪風。ウサギと冥王はその勢いに吹き飛ばされ、
 ジャックも軽く後退をさせられるほどに凄まじい風圧が周囲に巻き起こった。
 これだけの攻撃を、小さなモンスターが防ぐことにジャンヌも僅かに反応する。

(モンスター効果は再現されているようだな。)

 ジャックが召喚したモンスター、
 ダーク・リゾネーターは一ターンに一度だけバトルで破壊されない。
 どれだけ攻撃力の差があろうとも、その耐性があれば十分に受けきれる。
 しかしジャンヌの猛攻を考えれば、動かずにいる猶予は非常に短い。

「俺のターン! ボーン・デーモンを通常召喚!」

 ドローと同時に続けざまにほぼ全身が骨だけで構成されている、
 異形の怪物がカタカタと音をならしながら召喚される。

(後はレッド・デーモンズにつなげるだけだが……)

 レッド・デーモンズのレベルは8。
 今のモンスターの合計は7ではあるが、
 ボーン・デーモンにはレベルを変化させる効果を持つ。
 問題はダーク・リゾネーターで攻撃を防いだことで、行動を変えるだろうと。

「今更、モンスターを相手する理由などないだろう。」

 予想はしていたが、対応速度は異次元のレベルに達する。
 ジャンプしてモンスターの壁を通り越し、瞬く間に剣の間合いへ持ち込む。
 デュエリストの一番の欠点。それは自由意志で動くモンスターがほぼいないこと。
 遊戯のブラック・マジシャンのような魂のカードならば当人の意志で動くだろうが、
 それがないのでは、敵の攻撃の間合いに入ってる場合の対応は極めて困難になる。
 牛尾には小鳩、遊星には達也、城之内には結芽と前衛たる存在がいてこそ安全に戦えた。
 いずれも出会った参加者は強敵であり、ポセイドンは別としてジャンヌもそれらに引けを取らない。
 普段のうさぎなら前衛だったかもしれないが、彼の武器はデュエルディスクなので同じ役割になる。
 冥王はモンスターではあるので少なくとも常人よりは強いが、前衛の戦力には足りえない。

「フッ、そう来ると読んでいたぞ。」

 けれども、これについて想定内の範囲だ。
 この舞台には数々のデュエリストが参加している。
 その中でモンスターとの交戦を予選時点で経験したのはジャックだけだ。
 予選が終わった後もモンスター同士の戦いを経験しているのもまた遊星だけで、
 故に彼だけが、従来のデュエルとは違う厳格なルールが存在しないものを深く理解している。
 だからいわばメインフェイズだろうと、バトルフェイズにしか使えないカードが発動できることも。
 ルール無用で相手ターン中とも言える中ダーク・リゾネーターを出して防いだのも、同じことだ。
 (そも、相手の先攻でダイレクトアタックをしてる時点でルール無用なのは似たようなものだが)
 何よりモンスターを破壊できなかったとなれば、次も破壊がうまくいかない疑心暗鬼はあるはずだ。
 相手はデュエルモンスターズをよくは知らない。先入観があればなおのこと本体を狙ってくると。
 故に『発動していた』。鐘を鳴らしながら現れた、小型の振り子のモンスターを召喚しながら。
 キングのデュエルとは、常に相手の一歩や二歩先に行くものだ。

「バトルフェーダーの効果だ!」

 相手が直接攻撃してきた瞬間、
 手札のこのカードを特殊召喚してバトルフェイズを強制終了させる。
 強引にエクスカリバーを振るう動きを止められ、思わぬ事態にジャンヌが距離を取る。
 当然、そう予想していた以上その隙を見逃すようなジャックではない。

「ボーン・デーモンの効果でデッキから悪魔族のチューナーモンスター、
 クリムゾン・リゾネーターを墓地へ送りボーン・デーモンのレベルを一つ上げる!
 レベル5となったボーン・デーモンに、レベル3のダーク・リゾネーターをチューニング!」

 攻撃を防いだ間を利用しシンクロ召喚を行う。
 デモンストレーションで見た光景の召喚方法だ。
 ジャンヌにはルールの理解は浅くとも強力な力であることは伺える。
 なので再度踏み込むがジャックは先んじて攻撃を予想し、後方へとジャンプして近くの崖の上に立つ。
 遊星のフィジカルが人間離れしてるせいで忘れがちだが、ジャックも素のスペックは常人としては高い。
 ある犯罪組織のアジトへ単身突入し、そこにいた連中数十人をリアルファイトで殴り倒してるぐらいだ。
 サテライト育ちであり、チームサティスファクションで様々な経験を経たジャックだからこそでもある。
 先にそうするのを読めていたからこそ対応はできた、と言うのも一応あるにはあるが。
 相手の動きを常に読まなければ、此処では敗北ではなく死が待っているのだから。

「王者の鼓動、今ここに列をなす! 天地鳴動の力を見るがいい!
 シンクロ召喚! 現れろ! 我が魂、レッド・デーモンズ・ドラゴン!」

 光の中から現出するは赤と黒で構成された一体のモンスター。
 竜の名を冠するが、体格はどちらかと言えばドラゴニュートのような人型に近しいフォルム。
 悪魔の名を冠するドラゴンだけあって、頭部には捻じれた二本の角と額の角がよく目立つ。
 ジャックたちを超える巨躯に違わぬ赤黒い翼を広げながら、赤き悪魔の竜は咆哮を轟かせる。
 咆哮だけでも常人なら竦むような、ビリビリとした感覚が他の三人を襲う。

「魂と言うだけあって力はあるらしいな。だが、私がその程度で臆すると思うか?」

 聖剣の剣先と鉄仮面の如き冷徹な眼差しをジャック達へと向ける。
 高低差も相まって聖女と悪魔を従える王者の、一枚の絵画のような構図になっていた。

「ならばその実力を見せてみることだな、バトル!
 レッド・デーモンズの攻撃! アブソリュート・パワーフォース!」

 この舞台でも数多の強力なモンスターを蹴散らした竜の拳。
 モンスターを余裕で掻い潜るジャンヌと言えども、無視できない速度だ。
 エクスカリバーを横薙ぎに振るい、レッド・デーモンズの攻撃とぶつけ合い相殺させる。
 一人の人間と竜の相殺は並のものではなく、周囲には衝撃が広がっていく。
 ジャックも腕で風を防がなければ視界が遮られるぐらいに。

(正面からの攻撃でレッド・デーモンズの攻撃を防ぐのか!
 奴の装備してる剣、あれはイリヤ曰くエクスカリバーと聞くが、
 よもやあのエクスカリバーと同等の強力な装備魔法の類だとでもいうのか!)

 遊戯が使ったカードにもエクスカリバーがあったりするので、
 ジャックの言うエクスカリバーとは基本的にそちらの記憶がある。
 其方は戦闘ダメージを半減させる代わりに装備モンスターの攻撃力が二倍になるので、
 それだけの代物であると言うのは、強ち間違いではないのかもしれない。
 仮にもシグナーのドラゴン、ナスカに封印された邪神と戦った竜の一体。
 その上で攻撃力はシグナーのドラゴンの中で最も高いとされる3000。
 生身の人間が対応するなど、驚嘆するほかないだろう。

「アトラス様、まずいですよ!」

「元冥王、言わずとも分かっている! 紅蓮魔竜の壺を発動!」

 レッド・デーモンズが存在する場合に、
 カードを二枚ドローする効果で手札を補充していく。
 このカードの発動だけでも何度も拳と聖剣の衝突が起きている。
 実力伯仲、と言いたいところだがレッド・デーモンズの肉片が頬を掠る。
 恐らく僅かな差ではあるだろうが、ジャンヌの方が上回っていると見ていい。
 下手をすれば先にやられかねない状況では、手数はあるに越したことはない。

(幸いスタンディングデュエル用ではあるが、
 ライディングデュエルなしでは此処まで厄介とは。)

 遊星とジャックと牛尾の世界では、
 Dホイールと言う乗り物に乗ってデュエルするライディングデュエル、
 遊戯達同様に立ったままデュエルするスタンディングデュエルの二種類が存在する。
 ただライディングデュエルが主流で、そのルールでは通常の魔法カードが使用には大きなリスクを持つ。
 故にその状況下でも使える専用の魔法カードか、それとは関係なく使える罠カードを積極的に使う。
 ジャックも同様だ。魔法と違って罠カードは原則的にセットしてから発動を待つタイムラグがある。
 この刹那の間の判断を求められる舞台において、一ターンと言うのは余りにも長い刹那の時間だ。
 仮に無理矢理今すぐ発動しても恐らく効果が薄いものか、発動しないと判断して無闇には使えない。

「埒があかん! レッド・デーモンズ! クリムゾン・ヘル・フレア!」

 幸い二人はこの余波を受けないよう後方にいる。
 今なら範囲攻撃も問題ないと判断し、レッド・デーモンズは炎のブレスを放つ。
 寒々とした雪原は草原に、草原は瞬時に焦土に変えていく灼熱の業火が辺りに広がっていく。

「私を火炙りにするには足りないな。」

 しかし、これも主霊石で風を駆使し驚異的な速度で動き、攻撃はまともに成立していない。
 本当に同じ人間なのかと疑わしくなってしまうほどに、人間離れした身体能力を披露していく。
 迫る炎を背にジャックへと文字通り疾風の如く雪原だった場所を駆け抜けて三度迫る。
 まだ罠は発動できない。レッド・デーモンズに指示しようにも間に合わない。
 できることは、それを避けるため先んじて回避行動以外にできる手段はなかった。

「ウラララララララララ。」

 あくまで彼一人の話ならばの話。此処には彼を味方する仲間はいる。
 突如として敷かれたレールを道としながら、巨大な青い列車が二人の間を割り込む。
 列車の上部は白と赤を基調とした戦闘機のような形状で、一般的な列車とはかけ離れている。
 まさにロケットの如く推参したそれを前に、即座に踏み込むのを中断して縦に斬撃を見舞う。
 車体に傷跡こそできているが、破壊に至るにはかなり時間がかかるダメージの具合だ。

(攻撃力が5000だと!?)

 乱入したモンスターのステータスに思わず目を見開くジャック。
 素のステータスが5000のモンスターと言うのは滅多にいない。
 結果的なステータスが大幅に高まったモンスターは数多く存在するが、
 テキストに書かれたステータスだけで5000はハラルドのオーディン、
 アポリアのマシニクル、ZONEのセフィロン等、名だたる強敵のエースを超えた存在だ。

(破壊は困難。ならば───)

 そこからの判断は素早く、
 即座にジャンプして上空から攻めにかかる。
 当然、複数を相手にする以上簡単にはいかない。
 即座にレッド・デーモンズの拳を受けそうになり、足から風を放ち空中で旋回して回避。
 主霊石から風の力を行使し続けたことにより剣以外からも放出ができるようになった。
 本来ならば空中と言う身動きの取れない場面で旋回し、その回転の勢いのままに斬撃で拳を斬り落とす。

(破壊こそまだされてないが時間の問題か。まずはあの風の能力を削ぎ落すのが先決!)

 バトル・フェーダーが突如破壊される。
 レッド・デーモンズは攻撃宣言をしていない自分モンスターを破壊するデメリットを持つ。
 確かにデメリットではあるが、同時にそのタイミングはエンドフェイズであると言うこと。
 うさぎの支援のお陰で時間は稼げたことにより相手ターン、即ち伏せたカードは全て使用可能。
 反撃の狼煙を上げるべく、カードを使用していく。

「罠発動! スカーレッド・コクーン───」

「させん。」

 レッド・デーモンズと戦いながらも、
 しっかりとジャンヌはジャックの方にも警戒を怠らなかった。
 風の斬撃を飛ばし、当人は横へ飛ぶことでギリギリ回避するが、
 当たろうと当たるまいと、その点については彼女には関係なかった。

(スカーレッド・コクーンが破壊されているだと!?)

 凌牙の時同様、風属性の力を得たことで魔法・罠を破壊する力を獲得。
 スカーレッド・コクーンはドラゴン族シンクロモンスターに装備することで、
 相手モンスターとのバトルの際に、全ての効果を無効にすることができるカード。
 本来ならば、罠カードを発動の際にカードを破壊しても基本効果を止めることはできない。
 しかし装備する工程が必要なカードや永続罠は、その条件に当てはまらないカードになる。
 破壊こそ確かに彼女は意図していたが、それが最適解な行為であるのはただの偶然ではあった、
 しかし容易に魔法・罠を破壊できるとなれば、悠長にカードを出し惜しみしてる暇はない。

「ならば次のプランだ! 罠発動! バスター・モード!
 レッド・デーモンズをリリースすることで、モードチェンジさせる!」

 時期に破壊される可能性も危惧し、ジャックは別の手段に移行する。
 レッド・デーモンズが炎のような形へと分解され、別の姿へと変えていく。
 翼は黒く、より猛々しく変質し、筋骨隆々の身体には真紅の鎧を纏った攻撃的な姿になる。

「灼熱の鎧を身に纏い、王者此処に降臨!
 出でよ! レッド・デーモンズ・ドラゴン/(スラッシュ)バスター!」

「……別の姿へと変えたか。」

「先ほど前と同じと思うな!
 再び迎え撃てレッド・デーモンズ!
 エクストリーム・クリムゾン・フォース!」

 巨腕に熱を纏った掌底。
 受けるのはまずいと判断しその場から離れるも、
 掌底を叩き込んだ瞬間周囲へ爆風が広がっていく。
 /バスターは攻撃時に他のモンスターを全て破壊する攻撃的能力を持つ。
 スカルサーペントに爆弾のエキスパートがいたのは記憶にあるが、
 そんなものは比にならない威力で直撃を回避すれども、
 ジャンヌも少なからずダメージを負っていた。

(退くのも策の内、か。)

 此処には参謀のジョドーも、バイラルを筆頭とした騎士たちもいない。
 支給品も全てが一級品と言っても過言ではないが、体力には限界がある。
 日本人に虐げられてきたことで退く、基耐えることについての理解もある。
 少なくとも向こうには召喚したモンスターが自壊してるうさぎ達がある為、
 其方へ攻撃を向ければジャックは絶対に其方を守ることを選ぶだろう。
 その隙に逃げること自体は、さほど難しいことではない。

 なお、うさぎが先程召喚したモンスターこと爆走特急ロケット・アローには、
 維持コストとして手札を五枚も捨てなければ自爆するデメリットがある。
 デュエリストとしては新参者の類のうさぎではあるが手札の重要度は理解してる方だ。
 手札の重みを知っている現状、維持するつもりがないので自壊させただけである。
 自壊することを知らない為、冥王がうさぎの肩を掴んで思いっきり揺らしていたが。
 適当に攻撃を仕掛け、そのまま逃げに徹する。現状はそれが最も得策だと。















 けれど、此処はデュエルと言う名のバトルロワイアルの舞台───















「かめはめ波ッ!!」

 うさぎが乱入できるように、他もまた乱入することが可能なのだ。
 そこにペナルティなどなく、純粋な暴力がレッド・デーモンズの胴体を貫いた。

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