治療士
| HP | MP | 腕力 | 体力 | 器用さ | 素早さ | 魔力 | 抗魔力 | 集中力 |
| B | B+ | D | D | D | C | C | B | B |
固有スキル 魔防力が10%上昇する
概要
基本クラスの一つ。僧侶と並び回復系基本職の一つであるが、純粋なHP回復役としては僧侶に遠く及ばず、魔力、抗魔成長率も僧侶に水をあけられてしまっている感がある。そのため、メイン回復役を務めるのであれば、ある程度の僧侶系スキルの回収は必須。
早さ・MP成長は僧侶を上回る。また、固有スキルが魔防+10%である事や、得意武器が儀式短剣である事など、僧侶に劣っている事ばかりと言う訳でもない。治療士独自のスキルを抑えながら、治療系中・上級職への足場固めをしっかり行っておこう。
肉体異常回復や肉体異常耐性、HP+MP回復は治療士系の特権だし、PT内にメディカルチェック使いが一人いるだけで安心感が増す。
早さ・MP成長は僧侶を上回る。また、固有スキルが魔防+10%である事や、得意武器が儀式短剣である事など、僧侶に劣っている事ばかりと言う訳でもない。治療士独自のスキルを抑えながら、治療系中・上級職への足場固めをしっかり行っておこう。
肉体異常回復や肉体異常耐性、HP+MP回復は治療士系の特権だし、PT内にメディカルチェック使いが一人いるだけで安心感が増す。
展望
治療士からの派生は、
- 医術士(心霊医術士・ナイチンゲール)
- 薬学士(薬品調合士・毒薬使い)
- 気功術士(オーラバトラー・聖闘士)
- シャーマン(ドルイド・バード)
の中級4職、上級8職。
初期振り
概ね僧侶に準じた初期振り(抗魔に8~13前後、集中に6~10前後。残りは任意。)で構わない。
後衛に立ち、医術系・シャーマン系を目指すのであれば、初期振りでHPやMPにあまりたくさん入れる必要は無い。(治療系は総じてHPMPがよく伸びるため。)抗魔と集中、あとは少々の早さを意識した振り方でいいだろう。自分の他にメイン回復がいるのなら、いっそ早さも切ってしまい装備品の性能を高めるのも悪くない。
MP成長が良い代わりに魔力成長が低いので、腕輪の更新で後れたくないならばMPを削った分、魔力に少し多めに振っておくのも良い。
MP成長が良い代わりに魔力成長が低いので、腕輪の更新で後れたくないならばMPを削った分、魔力に少し多めに振っておくのも良い。
薬学士系を目指すのならば、薬の装備条件の為に少々はHPに振っておきたくなるが、元々薬学士のHP成長は目を見張る物があるので、この場合もあまり気合いを入れてたくさん振る必要はない。下手にHPに振り過ぎると、薬学士の成長率の悪さもあって、儀式短剣や魔法衣の更新で苦労する羽目になる。僧侶に準じた初期振りに、気持ちHPを数ポイント振る程度でいいだろう。
毒薬使いに進むなら、予めパーティの面々に許可を得ておくようにしよう。汚染区域は強烈だが、それ以外のスキルはとても治療士純系とは思えない攻撃的な物ばかりが揃うため、何の前触れも無くある日突然毒薬使いにCCされても、治療士系に状態異常回復やHP回復補助を期待していた仲間が困惑してしまうからだ。
なお、ナイチンゲールや毒薬使いとして将来前衛に立ちたい等、何かしらの野望を持った治療士の場合は、予めその分HPや体力に少々振って置くべきであろう。僧侶が前衛に立つ事はまずないが、治療士は時と場合によって中衛以前に立つ事も考えられるのである。
気功術士を目指す人は、クラス→気功術士に詳しい解説があるのでそちらをどうぞ。
装備
基本的に魔防を高める事だけに重点をおいて装備を整えるといい。治療だけで回復を担おうとするのは心許ないので、僧侶に横移動して覚えたヒーリングやお祈りをメインで使っていく事になると思われる。よって、装備品も僧侶に準じた物となる。唯一、僧侶と違って"儀式短剣が得意武器"だと言う一点においては治療士の方が勝っていると断言できる。
ゲーム開始時は、治療士を回るよりも先に僧侶でスタートし、ヒーリングがいつでも使えるようになってから治療士に行くのがセオリーである。よって初期選択武器は、儀式短剣でなく指輪を選ぶのが正解。魔防10以下の武器では、儀式短剣のアドバンテージなどあってないような物なのだ。
腕防具も、ゲーム開始時からすぐパーティを組むのであれば、ほんのちょっとだけ火力面で役に立てるバングルを選んでも良い。いずれにせよ治療士が成長していくにつれ、自然とバングルは肌にあわなくなってくるのだが、付けられるうちはバングルでも構わない。
腕防具も、ゲーム開始時からすぐパーティを組むのであれば、ほんのちょっとだけ火力面で役に立てるバングルを選んでも良い。いずれにせよ治療士が成長していくにつれ、自然とバングルは肌にあわなくなってくるのだが、付けられるうちはバングルでも構わない。
利き手:儀式短剣(指輪)
逆手 :腕輪(バングル)
体防具:魔法衣
逆手 :腕輪(バングル)
体防具:魔法衣
スキル
- 治療(ATK / CLV1)
(MP150 / 集中治療LV1-MP195 / 集中治療LV2-MP225)
HP+MP回復 / 魔防依存。係数は魔防*30%+75程度。
治療士の基本スキルだが、係数が低すぎてどうにも使い所が難しい。HP回復目当てならヒーリングの方が優秀だし、MP回復に使うには力不足。だが、早めに速攻解毒カットバンが欲しいなど、何らかの事情でヒーリングが用意出来ていないならば、死亡回避用にセットしておく意味は十分ある。
メディカルチェックだけ取りに来た横移動者は、治療もついでに覚えられる事になる。ATK欄が余っているなら取り敢えず治療を付けておいて、発動条件を「対象一人がHP30%以下で発動」とかにしておけば気休めになる。死亡回避なので回復量は問題ではない。後で僧侶がちゃんと回復してくれるのを期待しよう。
HP+MP回復 / 魔防依存。係数は魔防*30%+75程度。
治療士の基本スキルだが、係数が低すぎてどうにも使い所が難しい。HP回復目当てならヒーリングの方が優秀だし、MP回復に使うには力不足。だが、早めに速攻解毒カットバンが欲しいなど、何らかの事情でヒーリングが用意出来ていないならば、死亡回避用にセットしておく意味は十分ある。
メディカルチェックだけ取りに来た横移動者は、治療もついでに覚えられる事になる。ATK欄が余っているなら取り敢えず治療を付けておいて、発動条件を「対象一人がHP30%以下で発動」とかにしておけば気休めになる。死亡回避なので回復量は問題ではない。後で僧侶がちゃんと回復してくれるのを期待しよう。
- メディカルチェック(ATK / CLV2)(MP100)
Lv1の肉体系状態異常回復。
治療士で最も有用なスキルと思われ、横移動で治療士に来る人間はこれを取るとひとまず元の職業に帰って行く。
回復できる異常は猛毒、スタン、麻痺、腐食の4つ。
どれも序盤から終盤までコンスタントに飛んでくる異常なので、メディカルチェックは末永く付き合えるスキルだ。
個人差はあるが、異常の怖さにランクを付けるとすると
麻痺>>猛毒>スタン>腐食
だろう。麻痺は最優先で治療するべきだが、たまにスタン程度しか飛んで来ないクエストや、異様なまでに腐食だけが付与されるクエストでは、自身の攻撃機会を守る為敢えて外して置くのも手。
治療士で最も有用なスキルと思われ、横移動で治療士に来る人間はこれを取るとひとまず元の職業に帰って行く。
回復できる異常は猛毒、スタン、麻痺、腐食の4つ。
どれも序盤から終盤までコンスタントに飛んでくる異常なので、メディカルチェックは末永く付き合えるスキルだ。
個人差はあるが、異常の怖さにランクを付けるとすると
麻痺>>猛毒>スタン>腐食
だろう。麻痺は最優先で治療するべきだが、たまにスタン程度しか飛んで来ないクエストや、異様なまでに腐食だけが付与されるクエストでは、自身の攻撃機会を守る為敢えて外して置くのも手。
- 抵抗力upLV1(STA / CLV3)
状態異常の回避率と回復率が10%上昇する。
パーティの回復役が状態異常になってしまうのは確かに黄信号。そう言った意味でこのスキルは理に適っているように見えるのだが、たかだか10%程度の状態異常回避の為に貴重なSTA枠を割いてしまうのは、どうももったいない気がしてならない。僧侶の回復力upLV1があるなら出番はないだろう。ほかによいスキルがなければ、とりあえずセットしておく程度。複数の行動停止状態異常が飛んできて、なおかつ宝玉と装飾では対処しきれないという状況限定か。
パーティの回復役が状態異常になってしまうのは確かに黄信号。そう言った意味でこのスキルは理に適っているように見えるのだが、たかだか10%程度の状態異常回避の為に貴重なSTA枠を割いてしまうのは、どうももったいない気がしてならない。僧侶の回復力upLV1があるなら出番はないだろう。ほかによいスキルがなければ、とりあえずセットしておく程度。複数の行動停止状態異常が飛んできて、なおかつ宝玉と装飾では対処しきれないという状況限定か。
- 応急手当LV1(GRD / CLV3)
全攻撃に対し、10%で自身のHPを小回復する。
治療士のGRDは"全攻撃に対応できる"点だけ見れば全職でも随一なのだが、発動しても回復量が低すぎるため、ほとんど意味を持たない。
治療系を進むのなら、他にいいGRDがある訳でもないので仕方なくこの系統を使っていく事になる。発動率は悪くないので、地味さ極まるマジックガードLV1よりはまだマシと言う人もいる。発動時に喋れるからだ。
治療士のGRDは"全攻撃に対応できる"点だけ見れば全職でも随一なのだが、発動しても回復量が低すぎるため、ほとんど意味を持たない。
治療系を進むのなら、他にいいGRDがある訳でもないので仕方なくこの系統を使っていく事になる。発動率は悪くないので、地味さ極まるマジックガードLV1よりはまだマシと言う人もいる。発動時に喋れるからだ。
- 消毒(ATK / CLV4)(MP150)
一定時間、Lv1の肉体系状態異常耐性。使っている人間を見た事がない。それほど寒いスキル。一定時間がそもそも1ターンちょっとであり、確実に飛んでくるかどうか分からない状態異常に対し、治療士の1行動とMP150を使う意味など、果たして本当にあるのだろうか。
どう贔屓目に見ても、状態異常になった後にMP100を使って治療した方がマシです。本当にありがとうございました。
どう贔屓目に見ても、状態異常になった後にMP100を使って治療した方がマシです。本当にありがとうございました。
- 腐らない軟膏(SPE / CLV5)
戦闘開始時、味方全体に腐食耐性をつける。
腐食はそんなに怖い異常でもないが、下級職でSPEを持っているクラスは少ない。恐らくはこれが初のSPEとなるだろう。他にSPEがないならセットしておこう。BGではあまり役に立たないが、幽霊病院、歌う山脈、黄昏の吸血鬼と、使い所は意外に多い。折角のチャンスには忘れず使って行こう。
腐食はそんなに怖い異常でもないが、下級職でSPEを持っているクラスは少ない。恐らくはこれが初のSPEとなるだろう。他にSPEがないならセットしておこう。BGではあまり役に立たないが、幽霊病院、歌う山脈、黄昏の吸血鬼と、使い所は意外に多い。折角のチャンスには忘れず使って行こう。
- 速攻解毒カットバン(SPE / CLV6)
戦闘開始時、味方全体に猛毒耐性をつける。
治療士が覚えるスキルの中ではかなり有用性が高い。猛毒は前期に比べ弱体が著しいが、それでもLV1異常の中で自然治癒しない異常は猛毒、腐食、精神毒だけである。早いターンに猛毒を受けてしまうと蓄積ダメージはバカにならない物となるので、SPEで完全にシャットアウト出来るのは非常に便利。スカーディは序盤からよく落ちているので、BGでも振り回してくる人は多い。CLVが6なので積極的に横移動をする人間は取得に苦労するかも知れないが、後から戻ってきてでも取得する意味は十分にある。
前期は毒薬使いの汚染区域とのコンボが猛威を振るったが、今期はSPEの処理順がどうなっているのか分からない(速攻解毒→汚染区域ならセーフだが、逆なら全く意味がない)ため、実践者の情報待ち中。
治療士が覚えるスキルの中ではかなり有用性が高い。猛毒は前期に比べ弱体が著しいが、それでもLV1異常の中で自然治癒しない異常は猛毒、腐食、精神毒だけである。早いターンに猛毒を受けてしまうと蓄積ダメージはバカにならない物となるので、SPEで完全にシャットアウト出来るのは非常に便利。スカーディは序盤からよく落ちているので、BGでも振り回してくる人は多い。CLVが6なので積極的に横移動をする人間は取得に苦労するかも知れないが、後から戻ってきてでも取得する意味は十分にある。
前期は毒薬使いの汚染区域とのコンボが猛威を振るったが、今期はSPEの処理順がどうなっているのか分からない(速攻解毒→汚染区域ならセーフだが、逆なら全く意味がない)ため、実践者の情報待ち中。
横移動
治療士そのものが横移動先とか言われてしまえばそれまでなのだが、ナイチンゲールを夢みる人は当然メインが治療士なのはしかり。
- 僧侶
- 王道。と言うか、まずはヒーリングと回復力upLV1くらい備えていないと治療士はお荷物である。できればお祈りくらいは回収しておきたいし、ダブルヒーリング、キュア、と欲は広がっていく。医術・薬学系を目指す道中においても、回復は治療よりヒーリングを回収して使って行きたい。
- シャーマンへの道も開けるので普通にお勧め。
- エンチャンター・宝玉合成士
- 自分以外にメイン回復がいるなら。自分がメイン回復であれば、僧侶系の方がずっとおすすめ。
- 少なくともメディカルチェックと初級宝玉合成の二つを覚えているのであれば、誰も君を足手まといなどとは呼ばない。いや、呼べないハズだ。
- 格闘家
- 気功術士を目指すのなら格闘も回らないといけない。ただ、単に育成時間が余ったからと言って、治療士がなんとなく格闘家に行っても意味が無い。気功術士の習得スキルと成長率を理解した上で、初めから気功術士になるべく初期値を振っておかなければいけない。生半可な気持ちで修められる職業ではないのである。気功術士を主体となる場合は治療士は経過点+サブにしかならない。
- その他、全ての職業
- 僧侶系がPTに最低一人いるのはほぼ必須事項であるが、治療士を誰一人回らないPTは意外に多く、腐食や猛毒を早いターンに喰らってしまい、治療手段が無く大きな被害を受けている更新結果はよく見かける。専業治療士を必ず一人立てる必要はないのだが、誰か一人が横道で治療士を回り、メディカルチェックだけでも習得しておくのはパーティの総合力upに繋がる。二つ以上の職業を回る気の無い専業は、PTに一人でもいいのでせめて誰かがメディカルチェックくらい習得しておこう。