カードリスト > > 第5弾 > 碧154_孟嘗君

武将名 もうしょうくん 戦国四君
孟嘗君 統一名称:田文
   生没年:不明~前279

「私は手を出さないが……
      こいつらが黙っているかな?」

中国戦国時代、斉の公族。戦国四君の一人。賓客を厚遇し、数千もの食客を抱えていた。
その威勢から秦の昭襄王に招かれ殺されそうになったが、
盗みと鶏の鳴き真似に長けた食客の助けで脱出に成功したという「鶏鳴狗盗」の故事で知られる。
勢力
時代 春秋戦国
レアリティ SR
コスト 2.0
兵種 騎兵
武力 6
知力 11
特技 伏兵 昂揚 同盟
計略 狡兎三窟 味方の武力が上がる。さらに対象の味方の特技数の合計値に応じて以下の効果を得る。ただし効果終了時に撤退する
伏兵・気合・疾駆:武力が上がる
復活・先陣・同盟:知力が上がる
防柵・昂揚・技巧:効果時間が延長される
必要士気 8
効果時間 知力時間
Illust. Wolfina
声優 関俊彦


計略内容
カテゴリ   士気   武力   知力   速度   兵力   効果時間   備考  
号令 8 (伏兵/気合/疾駆の合計値)×1+4 (復活/先陣/同盟の合計値)×2 - - 5.0c+(防柵/昂揚/技巧の合計値)×0.83c(知力依存なし) 効果終了時撤退
特技持ちが孟嘗君のみの場合武力+5、知力+2、時間5.8c
計略で付与した特技もカウントされる
(最新Ver.3.0.0A)


所感
碧の2コスト騎兵。
武力こそ控えめながら、最高峰の知力に加えて伏兵持ち。
また昂揚と同盟も、勢力不問かつ消費士気の重い計略と相性が良く、総じて完成度の高いスペック。

計略は勢力不問、特技に応じて効果の変わる号令で基本効果は武力上昇のみ。
ただし効果終了時に撤退する
伏兵・気合・疾駆で追加で武力上昇。
復活・先陣・同盟で知力上昇。
防柵・昂揚・技巧で効果時間が延長される。
狙撃・忍・鬼・大兵・槍術・黄熾は計略効果に影響しない。

計略によって付与された特技も対象となる。
ただし周姫は伏兵状態を付与するが、特技伏兵を付与するわけではない、など例外もあるので計略テキストはよく確認したい。

特技持ちのコストではなく純粋な数を参照するため、効果を上げるなら低コストを集めて数を増やすのが良い。
しかし総武力が低くなって白兵戦に支障が出るので、6部隊あたりでデッキを構築するのが現実的。

消費士気は重いが、勢力不問のため2勢力程度までは士気流派に頼らずとも特に問題なく組める。
3勢力以上であれば士気流派1を併用したい。

複数特技持ちを集めたときの瞬間的なパワーは相当だが、効果終了時の撤退とデメリットも相応に大きい。
武力・知力・効果時間のバランスも悩ましく、デッキ構築力が試される。
また根本的な問題として消費士気、デメリット共に重いため小回りが利かない。
特に防衛は最終盤面でもない限り使いにくいため、デメリットの小さいサブ計略は用意したい。



解説
国の公族にして数多くの食客を抱えたことで知られる戦国四君の一人。

5月5日の生まれであったため「この日に生まれた子は門戸の高さまで成長したら親を殺す」との迷信から父に殺されかけるが母にコッソリ育てられる。
成人して初めて父に面会すると生きていたことを咎められるが「迷信を信じるなら門戸を高くすればいい」と返してやり込めたことが評価され認知された。

計略名「狡兎三窟」は『戦国策』に記述のある孟嘗君の食客の一人で彼が宰相を罷免され食客たちに去られたときも独り残った馮諼(『史記』では馮驩)が主の身の安全を図るため
狡猾な兎は逃げるための穴を3つ持っています。しかし主には一つしか逃げる穴がありませんので残り2つを私が掘って参ります」
と進言したのが由来。馮諼は実際に魏恵王や斉湣王に働きかけて孟嘗君が身の安全を図れるポジションを確保している。
現在では「万が一の備えを十分に用意する」意味の故事成語となっている。

孟嘗君の子孫は先祖の領地にちなんで薛氏を名乗っている。
三国志の武将では、孫呉に使えた薛綜の一族がその末裔とされている。

孟嘗君は背丈が低かったようで、鶏鳴狗盗によって秦から脱出した後に趙の村に立ち寄った際に村人達から背の低さを馬鹿にされた事もあった。
彼はこの事に激怒し、自らの食客達と共に村人達を皆殺しにした。
復活時のセリフはこの事件が元となっていると思われる。

大戦シリーズにおいて
時代が異なるため過去シリーズには未登場だが、子孫とされる薛瑩が実装されたことがある。

計略については、旧版Ver3.59で実装された『美味しんぼ』とのコラボカードであるSR孫堅の「至高の大号令」が近い。

台詞
台詞
開幕 私は手を出さないが……果たしてこいつらが黙っているかな?
計略 幾千の生きる道が…ここに繋がってゆく
├絆武将 幾千の道が辿り着くのは、一つの星、一つの天下だ
兵種アクション やれ
撤退 面白かったぞ
復活 皆殺しにしろ
伏兵 ちょっと行って盗んできてくれ
攻城 鶏の声が聞えたようだな
落城 こいつら集めるために命を賭けたんだ、少しは楽したって罰はあたらないだろう
贈り物① 贈り物にも個性は出る。
毎回楽しませてもらってるよ。
贈り物② 一芸あれば、どんな曲者でも食客にする。
今は戦国の世、なにが役に立つか分からないからな。
贈り物(お正月) -
贈り物(バレンタインデー) -
贈り物(ホワイトデー) -
贈り物(ハロウィン) -
友好度上昇 -
寵臣 -
絆武将獲得 -
軍飾 -

贈り物の特殊演出
対象武将碧133匡章
会話武将 台詞
碧154孟嘗君 こうも人材だらけだと、
すべてを引き入れることは出来ないな。
碧154孟嘗君 良い判断基準はないものかな、匡章殿。
碧133匡章 他者を見つめているのが王様。遠くを見るのが
将士、自分を見つめてる奴が策士。
碧133匡章 それで、王族にも関わらず荒々しい任侠ばかり
集めてるのが「戦国四君子」よ。
碧154孟嘗君 ふっ、私はそう呼ばれているんだったな。


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最終更新:2025年08月20日 19:10