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武将名 |
すぎたげんぱく |
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杉田玄白 |
統一名称:杉田玄白 生没年:1733~1817
「誰もがやらない事だからこそ ワタシがやるべきなのです!!」
蘭学者。若狭国の藩医の子に生まれ、自らも医学や漢学を修めた。 江戸に上ると、オランダ商館を通じて入手した蘭医書「ターヘル・アナトミア」を前野良沢らと共に翻訳し、「解体新書」の名で刊行。 日本における蘭医学発展に貢献した。 |
勢力 |
紫 |
時代 |
江戸・幕末 |
レアリティ |
N |
コスト |
1.0 |
兵種 |
槍兵 |
武力 |
1 |
知力 |
9 |
特技 |
防柵 技巧 |
計略 |
解体新書 |
最も武力の高い紫の味方の兵力が徐々に回復し、効果中に撤退すると復活時間が減少する |
必要士気 |
3 |
効果時間 |
知力時間 |
Illust. |
町田肇 |
声優 |
飛田展男 |
計略内容
カテゴリ |
士気 |
武力 |
知力 |
速度 |
兵力 |
効果時間 |
備考 |
回復 |
3 |
- |
- |
- |
+3%/1.25c(3秒) |
35.0c(知力依存0.4c) |
兵力回復合計84% 復活時間-20秒 |
(最新Ver.2.1.0F)
調整履歴
修正Ver. |
変更点 |
内容 |
備考 |
Ver.1.6.0C |
効果時間 30c → 35c 計略範囲 直径 6.4部隊分 → 7.2部隊分 |
↑ |
兵力回復合計 48% → 56% |
Ver.2.1.0F |
兵力回復量 3秒ごとに2%回復 → 3秒ごとに3%回復 |
↑ |
兵力回復量合計 56% → 84% |
所感
知力9に加え防柵・技巧の特技2種を持つ1コスト槍兵。
一方で武力は最低値であり、白兵には全く期待できない。
主な仕事は迎撃及び端攻城と割り切って考えたい。
計略「解体新書」は紫勢力限定の投げ強化。
兵力が徐々に回復し、更に撤退した場合は復活時間が減少する。
士気3ながら効果時間の長さも相まって総回復量は中々優秀で、高武力の気合or鬼持ちを対象にすることで粘り強く戦える。
回復させまいと倒しにいけば高速で復活…と、相反する二つの効果による対処のしづらさが持ち味。
また効果時間はかなり長く、士気溢れ対策としても使えるのも利点。
一方で効果自体は控えめで、実際のところは回復計略としても復活計略としても中途半端。
回復効果は総量こそ多いが、回復速度自体がかなり緩やかなため目に見える範囲ではほとんど回復しない。
また復活時間減少も即時復活ではないため、あくまでカウンターをされにくくなる保険といった感じ。
効果時間の長さをフルに発揮できれば強いものの、最後まで十分に恩恵を得るのはなかなか難しい。
とはいえ、士気3という事を考えると総合的なコストパフォーマンス自体は高い。
瞬発力が無いため試合展開を大きく変えるようなことはできないが、自軍の戦いを陰から支えるような計略といえる。
解説
医学史のみならず、日本史にまで名を残す蘭学医。
計略名でもある「解体新書」を著したことで知られる。
しかし、実は「解体新書」以前にも日本には西洋医学書は存在し、日本初の人体解剖をしたとされる山脇東洋が著した「蔵志」などがある。
にもかかわらず解体新書、そして玄白の名が圧倒的に広まったのは、彼の「蘭学の普及」を優先する姿勢が大きい。
解体新書以前の医学書は、意味も分からず洋書をただ直訳したものか、自身の経験談を書いた手記のようなものだった。
解体新書が画期的なのは「東洋医学と西洋医学の比較」という形式で、日本の医師が読んだ時に治療の指針となるような翻訳に挑んだものであることだった。
しかし当時は辞書も無い時代であり、まして医学書というものは専門用語だらけである。
そのため分からない語が出てくるたびに調べる必要があるが、そこでは別の専門用語で説明されているという有様。
文法どころか単語一つ読み解くのも大変苦労する状態で何百ページもの翻訳をすることは、もはや不可能といっていい作業だった。
ところが玄白は、この問題に対して「分かる部分だけ載せ、分からない部分は飛ばす」というある意味では非常に大雑把な手法で翻訳を行う。
そのお陰もあり、解体新書はいくつもの誤訳や欠落を含みつつもなんとか完成。
同書が広まったことで日本医学界には革新が起き、後世まで多大な影響を残すこととなった。
例えば「神経」「軟骨」などの単語も解体新書が初出であり、それこそが解体新書が日本医学界におけるバイブルと言われる所以である。
なお解体新書の翻訳は玄白だけでなく数名の共同作業で、特に前野良沢は玄白と共に作業の中心的役割を果たして、その医学知識は玄白以上だったとも言われている。
しかし、一説によると前野は完璧主義だったので「翻訳が不完全である」として解体新書の著者として名前を載せることを拒み、結果として玄白一人の名が広まったという。
前野良沢の業績は、玄白が晩年に蘭学草創の当時を回想した手記「蘭学事始」(らんがくことはじめ)から僅かにうかがい知れるのみである。
贈り物台詞「真の化け物は姿を隠すものです。前野っ……!」や、落城台詞「のんびりやっていたら、草葉の陰で偉業を見る事になってしまう……!」は、自身以上とも言われた前野が、完璧に拘ったあまり歴史に埋もれてしまっている事を揶揄しているものと思われる。
私欲刺亜多(しょくらーと)は江戸後期の蘭方医、廣川獬が「長崎見聞録」(1797年)の中で薬として紹介している。
なお効能は回春薬とされている。つまりそういうことである。
大戦シリーズにおいて
台詞
\ |
台詞 |
開幕 |
こーれぇは僥倖!まさか解剖に立ち会えるとは! あいや、まだ遺体にはなっていないのですか |
└敵軍に紫003_安倍晴明 |
アナタが説く五行を否定するわけではない! ワタシは目の前にある真実を掴みに来たのですよ |
計略 |
誰もがやらない事だからこそ、私がやるべきなのです |
├絆武将 |
何事も程々にやりなさい。この私を除いてねえ! |
└紫048_平賀源内 対象時 |
ああぁ非常の人ぉ!!あなたのような人が普通に死ぬはずがありません!! |
兵種アクション |
ヒャッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハァ |
撤退 |
人はいつ死ぬかわからない |
復活 |
医者は、簡単には死にませんよぉ |
伏兵 |
のぞかせてもらいます |
攻城 |
徹底的に、徹底的に!徹底的にぃぃ!! |
落城 |
のんびりやっていたら、草葉の陰で偉業を見る事になってしまう……! |
贈り物① |
ワタシが怖いですか? まだまだ…… 真の化け物は姿を隠すものです。前野っ……! |
贈り物② |
恐れ? ありますとも! 偽りの五臓六腑を信じ続ける事こそ真の恐怖です! |
贈り物(お正月) |
為すべきは人にあり、成るべきは天にあり!! |
贈り物(バレンタインデー) |
私欲刺亜多ですか。私を元気にして 何をお考えか……フ、フフ、フハハハ! |
贈り物(ホワイトデー) |
今日はワタシからも気持ちを伝える日だと知りました。 ここには、まだまだ知らないことがある…… |
贈り物(ハロウィン) |
偽物の頭蓋、偽物のコウモリ…… これでは子供に悪影響だ。本物を用意しないと。 |
友好度上昇 |
医者は、簡単には死にませんよぉ |
寵臣 |
医者の、杉田玄白と申します |
贈り物の特殊演出
①
対象武将:紫048_平賀源内 |
会話武将 |
台詞 |
紫044杉田玄白 |
おお、あなたまで来ておられるとは!! 今度こそ死後私に解剖させてくれますか!? |
紫048平賀源内 |
急に来て何抜かすかと思ったら 観臓の話か。オマエも変わんねえな! |
紫044杉田玄白 |
あなたのことです、きっと五臓六腑まで 非常、非常なのでしょうね!! |
紫048平賀源内 |
発明より内臓標本が重宝されたら腹立つな。 酒飲みまくってぶっ壊しとくか…… |
情報提供・誤った点に気付いた等、何かありましたら気楽にコメントしてください。
最終更新:2025年09月20日 17:31