クラッチが切れない!

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fiat500-onlinemanual

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今回のトラブルは疲れました。
結局、計4回エンジンの脱着をしました。
段々気分がハイになってきて、タイムアタックまでやり出す始末・・・
事の起こりはクラッチプレートの交換をしたこと。
もう何度もやってることなので、ごく普通に交換したつもりだったんです。
そう、ほんと普通に・・・・

■1回目
エンジンを載せ終わったので試運転してみようとクラッチを踏みました。
が!いつもと踏みごたえが違う。
あのクラッチが切れる瞬間の一瞬軽くなる感じが全くありません。
案の定切れてませんでした。
ケーブルの調節をやっても変わり無しです。

■2回目
とりあえず組み間違えたかと思ってエンジンを降ろしてみました。
点検してみましたが特に問題なし。
ただ、レリーズベアリングの当たる場所が 妙に引っ込んでいる感じがしました。
その時に気づけば良かったんです。
原因に・・・

気を取り直してノーマルのクラッチディスクを取り付けてみました。
ちなみにボクのクラッチディスクは強化型で形状が少々違うようです。
ばっちり繋がります。
何故?なんか悔しい・・・
え~い、もう1度だ!

■3回目
こうなるともう半分ヤケクソです。
可能性のある物はクラッチディスクと見ました。
これは予備エンジンのおまけとして貰った物です。
不思議なことに、クラッチプレートとフライホイールの間にワッシャーが噛ませてあったのを覚えています。
普通はそんなことをしないので
その辺が怪しいと思い真似をしてみました。
今度は繋がらない・・・・

一応、切れるようにはなりました。
しかしクラッチが完全に滑っています。
これでは話になりません。
しかし、これで原因がわかりました。

■4回目
下の2つを比べてみてください
強化ディスク

ノーマルディスク

厚み自体の差はありませんが強化型は中心部分がスプリングのため厚くなっています。

次に 下の写真を見てください。
ちょっと判りにくいかもしれませんが矢印のところが
ほんの少し削れています。
ここに当たる部分はと言うと
ここです。
この矢印の部分が当たっていました。

原因がわかれば後は簡単です。
当たるところをリューターで削り、もう1度祈るような気持ちで組みました。
結果、無事成功!
切れ具合も繋がり具合も問題ありません。
あとは慣らしをしながら様子を見ていきます。

最近トラブルというとこんな訳のわからないものばかりです。
楽しいけどもういや!(ρ_;)

おまけ
ちなみにエンジン脱着の記録は
エンジン降ろし 17分42秒、搭載29分06秒でした。

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