マスターシリンダー漏れ

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とある土曜日、大塚さんとヒューズボックスの改良をしていたところ、「yamameさん。ブレーキフルード空っぽじゃない?」
「なわけないじゃん~、それって減るもんじゃないっしょ。」
「いやー、どー見ても空っぽに見えるよ。」
どれどれ?ってんでタンクのキャップをはずして覗いてみると、きゃー!カラカラだよ!
「このタンクはガソリン給油時には毎度確認したほーがいいっすよ。」と言われ、しょんぼり。
よくもまー今日まで無事でいられたもんです。

まずはフールドが消えた原因。
どこからか漏ってるはず。4輪のタイヤはずしてドラムをはずすのは大変なので、
まずマスターシリンダーから疑ってみます。
明るいとこでブレーキペダルの奥にあるシリンダーのシールを見ると、なんとなくシットリしてる。
でカーペットをまくって見ると、さー大変。床の塗装がべとべとになってました。
平日の多忙な?時間をやりくりして、ハンズに行ったり、オンタにシールを注文したりして週末の修理に備えます。

ハンズでは外径8mm内径5mmのホース50cmとホースバンド、50cc注射器。
オンタにはマスターシリンダーシールキット(
カップリング2種類入り)を注文。
トンガリ号のマスターシリンダーを分解するのが初めてなのでどちらのリングが使用されているかわからないからね。

右肩脱臼手術後、肩にワイヤーが刺さってて腕があんまり動かないので、作業時間に余裕をみて朝6時半修理開始。

まずはカーペットをめくって、床の穴のゴムキャップをはずしてジャージャー水洗い。
ブレーキフルードは水に弱いらしい。フルードには水、ナメクジには塩!ってことです。
雑巾で水分を拭きとってそのまま乾かします。
タンクにあるフルードを注射器で吸い上げます。(俺バカだから、思わずフルード継ぎ足したのね)
あとは基本整備の「ブレーキのメンテ、マスターシリンダー編」に従って作業を進めます。
シリンダーを分解するとピストンが飛び出してきます。ははーこれだな!ピストンにリングが2個くっついています。
トンガリ号のリングは旧タイプでありました。はずして新品と並べて比べてみると輪っかの径が小さくなってました。
これが漏れの原因だったわけです。

組み立ててもとの位置に取り付けます。
が!3本のうちの1本の銅パイプに付いているフィッティングのネジがつぶれていてどうしてもはまらないのね。
フィッティングのネジはM10、1.25ピッチ。

「そんなダイス持ってないよー。もしもし~BoS?さん!助けて!」
とゆーわけで、情けなくも一人目の救援の要請。既に正午。
案の定、ネジ山を修正したらはまりました。実はこの作業BoS?さんがやってくれたんだけど、「yamameさん、最後の確認は自分でしてね。なんてったってブレーキだからさ。」
なるほどー!これが自己責任において行うってことね。そかそか・・・と納得。

BoS?さんがもってきてくれたワンウェーブリーダーを使って右後輪からエア抜き作業。
順調に3輪のエアを抜き、最後の右前輪で事件はちゃんと起こるわけです。やっぱしな。ニップルの8mmナットが回らない。
これが緩まないとエアが抜けない。どりゃっ!っと回したらあっさりニップルがもげた。
「あーホイルシリンダーの予備なんか持ってないよー。もしもし~大塚さん!すぐ来て!」
とゆーわけで、恥ずかしながら二人目の救援を要請。既に2時。
お借りした新品のホイルシリンダーを取り付け、エア抜きは振り出しに戻る。

ま、救援隊お二人のお手を借りてその後は和気あいあいに作業は進み、無事予定された作業は完了。白煙も見ず、幸せな土曜の午後。

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