キャブレターは細い通路の中を空気がすごい速さで流れています。
したがって、ちょっとしたバリや歪みで 気流に乱れが出てきます
キャブレターは鋳物なので 製作時のバリが結構残っています
今回は 特に影響のあるメインボア内のバリを取ります
したがって、ちょっとしたバリや歪みで 気流に乱れが出てきます
キャブレターは鋳物なので 製作時のバリが結構残っています
今回は 特に影響のあるメインボア内のバリを取ります
01
キャブを外し分解します。
すると矢印白の部品が(ホントは外れちゃまずいのかな?)スポッと外れます。
ここの筒の中を通った空気がメインジェットからガソリンを吸い出します。
スムーズに流れれば、それだけ安定してガソリンを吸い出してくれます。

すると矢印白の部品が(ホントは外れちゃまずいのかな?)スポッと外れます。
ここの筒の中を通った空気がメインジェットからガソリンを吸い出します。
スムーズに流れれば、それだけ安定してガソリンを吸い出してくれます。

02
よく見ると結構バリが残っています。
全部とまではいかなくても抵抗にならないくらいに磨きます。

つなぎ目に段差があります。

丸の部分にがたつきがあります。

矢印の内径部分をテーパー加工します。
大き目のマイナスドライバーでぐりぐりと荒削りしてから、サンドペーパーで整えます。
全部とまではいかなくても抵抗にならないくらいに磨きます。


丸の部分にがたつきがあります。

大き目のマイナスドライバーでぐりぐりと荒削りしてから、サンドペーパーで整えます。
03
アルミなので簡単に削れます。
削りすぎに気をつけましょう。
特にピカピカにする必要はありません。
多少荒いほうが空気の流れはスムーズになります。
ディンプル効果というやつです。


流線型になるように削ります

角があるので 滑らかにします
削りすぎに気をつけましょう。
特にピカピカにする必要はありません。
多少荒いほうが空気の流れはスムーズになります。
ディンプル効果というやつです。


流線型になるように削ります

角があるので 滑らかにします
04
ついでにキャブの掃除もして組み付けます
加工後、試運転をしました。
回転の上昇が幾分スムーズになったようですが劇的な変化は感じられません。
回転の上昇が幾分スムーズになったようですが劇的な変化は感じられません。
ただ、チューニングというのはこういう地味なことの積み重ねなので、一つ一つはこんな物でしょう。