ポイントレスキットの効果は如何に Part5

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kita

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ポイントレスキットの効果は如何に Part5


前回、ポイントレスキットの効果は如何に Part4では、外部抵抗を0.9Ωに調整し、コイルの1.6Ωと合わせて2.5Ωにして終了の予定でしたが…

Webサイトを探しているとAccusparkのヘルプを発見
Accusparkヘルプ

適正コイルに関してズバリとは書いていないもののイグニッションコイルが1.5Ωより小さいと駄目よって書いてある。
つまり1.6ΩならAccusparkは大丈夫という解釈が出来るでしょうということで、ここまで刻んで外部抵抗値を下げてきましたが、ついに最終段階!潔く禁断の外部抵抗無しの直結仕様にしてみることにしました。

コイルが耐えられるのかはコイルテスターが無いのでわかりませんが、実験なので試してみます。

その前に折角デジタルタコメーターとドエル角が確認出来るデジタルテスターがあるので、Accusparkのエンジン回転数に対するドエル角を確認しました。

1000rpmから500rpm毎くらいに数回測定

まず1000rpmから2500rpm


続いて3000rpmから4500rpm


ノーマルの78°に対して、Accusparkドエル角の測定結果を確認して、そこからドエルタイムを計算するとこんな感じ。


ドエル角をグラフにプロットするとこんな感じ。
1500rpm近辺で何度測定しても少し落ちるんです。

始動性を上げるために逆に初めの角度を大きくしているのだとか。


ドエルタイムをプロットするとこんな感じ。
アイドリングの1000rpm近辺でノーマル比の60%弱


あっているのか不明ですが、ドエルタイムと流れる電流量が比例関係だとするとノーマルとAcuusparkの違いは、こんな感じ???


グラフにしてみるとこんな感じ。


早速、外部抵抗を使わずにイグニッションコイルへ直結しテスト走行!

直結は流石にパワフル!

2500rpm位までは、もともとパワフルだったので、ほぉ〜って感じ。
違いは、その先!

4速で3000rpmから先がかなり効果があり、おおぉ〜ってなりました。
※個人の感想です。笑

とは言え、いつもよりもスピードにのる位置がはやく到達してましたので体感だけではないようです。

回転数が上がった時にコイルへの供給量は、もうちょいイケるという事ですかね。
確かに先ほどのグラフを見ると2500rpmからが違ってくるので整合性取れました。

耐久性はこれから確認ですが良い感じです。


ーーー 追記 ーーー
2024年7月後半、普通に走れるものの4000回転近く回すと何だかミスファイアするしエンジン温度もやや高め。

信号待ちからの発進時には、たまにエンジンストールしそうになるわ、坂道もパワーが無い感じ…

ポイントに戻したら復調しました。

そうです。
その時がやって来ました。

Accuspark御臨終です。
壊れる時はエンジンかからないとかアイドリングしないとかもっと分かり易い壊れ方をするのかと思ってましたが、微妙に調子悪くなる感じだったので悩んじゃいました。

元々エンジンからの熱風が直撃するディスビ内にドエルタイムコントロール付きの半導体を入れるので耐久性は気になっていましたが、昨今の日本の暑さもあってなのか、結局約4年で力尽きました。

ただ抵抗無しのスパークプラグ、プラグケーブルを使い攻め過ぎてしまった影響もありそうです。

とはいえ点火タイミング取るのは機械式のポイントが安定感は最適ですね。

Written by kita

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