カニノケンカ・ニ Fight Crab 2 wiki

パンジャンドラム

最終更新:

pigyaaamo

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パンジャンドラムを設置する
一定時間相手にむけて回転・前進した後、爆発する

ステータス

コスト 難易度 使用回数
2 ノーマル x3

特徴

  • 召喚されると相手カニに向かって誘導しながら転がっていき、体当たりする
    • サイズに見合った大重量を持つが、使用者のカニの「ウェイト」強化に合わせて更に重くなる
  • あまり急激に旋回したり、起伏や障害物にぶつかったりしてバランスを崩すと横転してしまう
  • 動き始めてから約7秒が経過した上で横転した状態になったところで爆発する
  • 体当たりと爆発のそれぞれで相手カニにダメージを与えるが、よろけゲージに影響はない

使用方法

  • スペルを使用するとプレイヤーの目の前の地面から召喚され、自動的に転がり始める
    • 上空で使用した場合はそのまま出現し、空転しながら落下する

おすすめの使用タイミング

  • カニゲージ効率が高い前半戦のうちにダメージ源とする
  • 中遠距離で動かない相手に対して牽制として転がす
  • 接近されそうな時に使い、相手との間を物理的に塞ぐ壁にする

その他

+ 元ネタ
  • 第二次世界大戦中にイギリス軍が開発していた自走式陸上爆雷。
    「大西洋の壁」と呼ばれたナチスドイツによる広大な海岸防衛線を突破するため、地雷原を走破して大量の爆薬を突っ込ませてコンクリート壁を吹っ飛ばすというコンセプトであった。
  • 「パンジャンドラム」の名は、18世紀の劇作家・俳優サミュエル・フットが書いた詩「The Great Panjandrum Himself」に因む。「一度聞いた台詞は全部覚えられる」と豪語したある俳優のために綴られた支離滅裂な内容が特徴で、作中に登場する変わった人名のひとつでもある。
  • 車輪に備え付けられた固形燃料ロケットを一斉に噴射することで転がす仕組みだが、制御機構は皆無。
    なので海岸で行われた駆動実験では、空転・横転は当たり前、急に方向転換して進路も予測不能、そもそもロケットが脱落するなど数々のトラブルに見舞われ、まともに直進することすら叶わなかった。
    なまじ当時の実験映像が残されていることもあり、今や英国面の極致にして珍兵器の筆頭格としても名高い。
  • 当時イギリスらは「ナチス占領下のフランス奪還にあたり、一番距離的に近いが防衛も堅かったパ・ド・カレーと見せかけてノルマンディーに乗り込む」という欺瞞作戦を展開しており、一説にはパンジャンドラムの異様かつド派手な実験光景自体もその一環だったのではないか…とも言われている。
  • 2009年、そんなノルマンディー上陸作戦から65年を記念した行事にてパンジャンドラムが最新技術で復刻された。爆薬の代わりに制御装置が積まれたそれは見事海岸をまっすぐ転がり、会場を大いに沸かせた。
  • カニノケンカ・ニにおけるパンジャンドラムは、無茶をさせるとやはり横転してしまうものの、ちゃんと転がって爆発してくれる様はかつてイギリスが目指していた理想の姿を体現していると言えよう。
    何ならミサイルの如き誘導機能まで付いており、その理想さえも超えてきているかも知れない。

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