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ラスティフロントの創作ガイドラインがアップデートされます
メンバーの皆様には、草案チャンネルにある草案テキストをご確認いただき、修正点や改善点、ご意見などがあれば記載のGoogleFormから投稿をお願いいたします。
GoogleForm
意見の募集期間は2025年7/1~7/15の期間とします。
その後意見を取り入れた第二稿を改めて共有し、もう一度全体の意見を聞いたうえでコミュニティとしての新ガイドラインとして、サーバー、Wikiへと公布します。 主な変更点
• 「公式設定」概念の完全撤廃
蒼衣わっふるによる設定承認システムがないことを明言し、全ての作品を平等に扱います
• 二次創作の許可制を廃止
Wiki投稿作品は事前許可なしで自由に利用可能になります
• 全参加者・全作品の完全平等化
原作者の作品も含め、すべての創作物が同等の地位を持ちます
• より自由で参加しやすい「公共のサンドボックス」へ
新規参加者も既存参加者も、気軽に創作を楽しめる環境を目指します |
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ラスティフロント コミュニティガイドライン
策定日:2025年○月○日
適用開始:2025年○月○日 前文
ラスティフロントは、蒼衣わっふるのイラスト世界観をベースとした創作交流コミュニティです。本ガイドラインは、すべての参加者が平等に創作を楽しめる環境を維持し、健全で持続可能なコミュニティの発展を目的として策定されました。
重要な方針転換について
本ガイドラインは、従来の「公式設定」概念および許可制の二次創作システムを完全に撤廃し、より自由で平等な創作環境への移行を定めるものです。
第1章 基本理念第1条(コミュニティの目的)
ラスティフロントは「公共のサンドボックス」として、参加者が自由に創作を楽しみ、相互にインスピレーションを与え合う場を提供することを目的とします。
第2条(平等性の原則)
1. すべての参加者の作品は平等に扱われます
2. 原作者である蒼衣わっふるの作品も、コミュニティ内では他の参加者作品と同等の地位を持ちます 3. いかなる作品も、他の参加者に対して拘束力を持ちません 第3条(創作の自由)
1. 参加者は自身の創作において、他の参加者の作品を自由に採用、不採用、改変できます
2. 世界観への適合性は個人の判断に委ねられ、他者が強制することはできません 3. 「正史」「公式設定」といった権威的概念は存在しません 第2章 作品の投稿と利用第4条(Wiki投稿の意味)
1. Wikiへの作品投稿は、当該作品を「サンドボックスのアセット」として他の参加者の自由な利用に供することへの同意を意味します
2. 投稿者は、自身の作品が他の参加者によって言及、使用、改変されることを承諾したものとみなされます 3. ラスティフロントへの参加は、この理念を理解し同意したものとして扱われます 第5条(作品利用の自由)
1. Wiki投稿された作品は、事前許可や事後報告なしに自由に利用できます
2. 利用形態には以下が含まれますが、これに限定されません: - ストーリーでの言及・登場 - 設定の採用・改変 - 視覚的要素の参考・改変 - 派生作品の制作
3. 作品利用時の原作者への連絡や感謝表明は、スムーズなコミュニケーションのためにも必要とされる場面では推奨されますが、必須ではありません
第3章 ハブシステム第6条(ハブページの設置)
1. 参加者は、特定の解釈や企画に基づく「ハブページ」を自由に設置できます
2. ハブページでは、独自の設定やルールを定めることができます 3. ハブ参加は任意であり、複数ハブへの参加も可能です 第7条(ハブの独立性)
1. ハブ内のルールや設定は、ハブ外の参加者に影響を与えません
2. ハブ主催者は、ハブ外の参加者に自身のルールや解釈の採用を求めることはできません 第4章 コミュニティ内での行動規範
### 第8条(批判と議論の制限)
1. 他の参加者の作品について「解釈違い」「世界観に合わない」等の批判は推奨されません 2. 建設的な意見交換は歓迎されますが、創作の自由を制約する発言は慎むべきです 3. 設定の矛盾や時系列の問題を指摘し、修正を求める行為は禁止されます 第9条(個人の解釈の尊重)
1. 各参加者は独自のラスティフロント解釈を持つ権利があります
2. 蒼衣わっふるの設定に従う義務はありません 第5章 移行措置
### 第10条(従来ルールの撤廃)
1. 「公式設定」概念は完全に廃止されます 2. 二次創作・三次創作における事前許可制は撤廃されます 3. 本ガイドライン施行以前の作品についても、新ルールが適用されます 第6章 禁止事項第11条(基本的禁止事項)
1. 他の参加者への誹謗中傷、嫌がらせ、脅迫等の迷惑行為
2. 社会通念上不適切な内容の投稿 3. 著作権・知的財産権の侵害 4. なお、メンバー内外を問わずコミッション等の金銭的取引は許可されますが、投稿の際は本人の許可を得てください 第12条(R-18コンテンツ)
R-18に該当する作品は、未成年者がアクセス可能な場所(当Wiki等)への投稿を禁止し、適切な場所での公開としてください。
第7章 その他第13条(ガイドラインの改定)
本ガイドラインは、コミュニティの発展に応じて改定される場合があります。
### 第14条(解釈と運用)
本ガイドラインの解釈について疑義が生じた場合は、基本理念に立ち返り、創作の自由と参加者の平等を最優先として判断されます。
付則
本ガイドラインは○年○月○日より施行し、従来のすべてのルール・ガイドラインに優先して適用されます。 |
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ガイドライン改定の背景についてはじめに
今回のガイドライン改定について、最近ラスティフロントに参加された方々にとっては特に目新しい内容ではないかもしれません。しかし、この改定に至った背景には、ラスティフロントが長年にわたって歩んできた歴史と、その過程で生じたシステム上の課題があります。より良いコミュニティ環境を構築するため、この背景を皆様と共有したいと思います。
ラスティフロントの歩み創始期(2011年~)
ラスティフロントは2011年、蒼衣わっふるが自身のイラストのファンの方々のために世界観設定をWikiにまとめ、それらを使って創作を楽しんでもらうという想いから始まりました。
当時のコミュニティでは、ファンの皆様が創作する際に「蒼衣わっふるさん、こういうメカ設定で大丈夫でしょうか?」「こういう設定を追加してもよろしいですか?」といったご相談をいただくことがありました。規模が小さかった当時は、このような合意に基づいたやり取りで十分に機能していました。
成長期の課題
創作の規模が広がり、参加者が増えていくにつれて、個別の確認作業は現実的ではなくなってきました。しかし、ファンの皆様は私の設定を丁寧に記録し、研究してくださり、どうにか私の設定に合うよう創意工夫を重ねて、「公式らしいラスティフロントの創作」を維持し続けてくださいました。
私自身も、これを嬉しく思いましたし、うまく機能しているように見えたため、特に大きな変更を行うことなく運営を続けていました。
しかし、新しく参加される方々にとって、明文化されていない暗黙のルールや期待は大きな負担となっていました。「公式らしさ」を求められる雰囲気は存在するものの、それが具体的に何を意味するのかを理解し、言語化することは容易ではありませんでした。
転換点(2021年8月)
このような状況を受けて、2021年8月に公式非公式という枠組みの撤廃について意見交換会が開催され、
撤廃の方向性が決定されました。しかし、Wikiのガイドラインは従来のまま残されており、「蒼衣わっふるの作品も参加者の作品も平等である」という新しい理念は十分に明文化されていませんでした。
そのため、「公式設定は存在しない」というコンセプト自体は共有されていても、具体的な運用方法について明確な指針がなく、解釈の違いによる摩擦を完全に解消することはできませんでした。
今回の改定の意義
このような背景を踏まえ、ラスティフロントコミュニティのより健全な成長を願い、今回改めてガイドラインを明文化することといたしました。
今回の改定は、「蒼衣わっふるのイラストのロア(設定・世界観)に合わせなければならない努力義務」という制約の完全な撤廃を明言するものです。
これにより:
皆様へのメッセージ
この改定は、これまでラスティフロントを支えてくださった皆様の貢献を否定するものではありません。むしろ、皆様が築き上げてくださった創作文化を基盤として、さらに多くの方々が参加しやすい環境を整えることを目的としています。
長年にわたってコミュニティを支えてくださった皆様、そしてこれから参加される皆様、すべての方々にとって、よりよい場となることを願っています。
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