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スタルヴィカ

艦上攻撃機 Carrier-based Bomber Stalvika
基本情報
種別 艦上攻撃機
設計 SiKS 所属 統一パンノニア王国
製造 42機 世代 第三紀後期
性能諸元
機関 ドブルジャ融血型統合浮遊嚢器 1器
ティラパルIIエンジン 2基
機関最大出力
最高速度 889km/h 航続距離 ●●gaias
固定武装 35mull機関砲 2門 外部兵装 TBA-1300滑空熱圧爆弾 + AAM2発
または
対艦ミサイル1発 + AAM2発
または
小型爆弾最大14発
乗員 2名

二次創作
作者名 六方晶ダイヤモンド

- 概要
パンノニア艦載航空隊が冷戦中期に少数運用した艦上攻撃機。TBA-1300滑空熱圧爆弾を前提とした大きなペイロードと高速性能への特化が特徴であった。スタルヴィカ登場以前のパンノニア艦載航空隊では、艦上攻撃機の主任務は対地支援で、地上航空隊における襲撃機に相当する機体が採用されていたが、これらの機体は基本的に鈍足で、速度の求められる任務には戦闘機を爆装して運用する方針をとってきた。しかし、水晶戦争以来の冷戦激化とサーモバリック爆薬の発展に伴って空母航空隊にも都市攻撃任務を求める声が高まると、スピアースIIやマザルカK初期型の搭載量に対する不満も一部で強まってきた。

こうした事情を背景として、パンノニア艦隊は①パテナ型空母でも運用可能、②現在開発中とされるメルパゼル軍戦闘機の追撃を振り切れる速度、③0.15kt級熱圧爆弾1発を搭載し空中給油なしで600ゲイアスの行動半径、の3条件を満たす兵器の開発を求めた。担当が決まったSiKSは当時まだ経験が浅く、厳しい要求ではあったものの、671年、機体はほぼ満点に近い形で完成した。速度性能と発着艦能力の両立のため同社としては初めての可変翼を研究し、可変翼は以後同社製品の多くで採用されることとなった。

しかしながら、SiKSの努力にもかかわらず、そもそものコンセプト自体に誤りがあったため、本機は一般に成功作とはみなされていない。同時に開発されたTBA-1300は艦上機に搭載可能な兵器としては破格の火力であったものの、都市のような大目標に対しては依然として威力が不足しており、並行して期待されていた対艦運用についても、艦隊側の防空能力の強化により投下地点への到達が困難と明らかになった。「高速な艦上攻撃機」という枠自体には一定の需要があったものの、TBA-1300の運用に特化したペイロード配置は対艦ミサイルや通常爆弾の搭載量に制限を設けるものとなってしまい、結局は主力艦上攻撃機のポジションを担うことはなく少数配備に留まった。

70年代後半、艦載航空隊が主力戦闘機として速力・ペイロードが大幅に改良されたマザルカMK/MKS系列の配備が進んで以降は、本来の任務を外され、TBA-1300の搭載箇所に専用のポッドを搭載する改修を行い偵察神経戦機として運用された。

生産数・配備期間こそ限られているものの、675年のラドラ危機において空母ピャウトリヴァ所属のスタルヴィカがオシデント海の無人島に威嚇爆撃を行った事例などは有名で、冷戦期を代表する兵器としてミリタリーファンの間ではよく知られている。目覚め作戦時には残存していた偵察神経戦機仕様21機が参加したが、作戦後退役した。
最終更新:2026年05月11日 11:30
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