現時点でイラスト化されているバセン隷区の兵器を紹介します。
空中艦船 | 飛行機械 | 地上兵器 | その他 |
トリネイ・バセン | ノイミ(未) | ヘイテ・スミルダ戦闘馬 | |
トリネイ・パルエ(未) | ラケラッタ(未) | ミィミ重戦車 | |
ヤダカモ(未) | バセニダッカー | ||
ネトル(未) | |||
中央右に描かれているものがトリネイ・バセンと思われる
第一紀世代
乗員 | 7名 |
動力 | トリネイドラゴン |
代謝 | ?? |
最大速度 | 120km/h |
武装 | 騎弩 |
帝国に侵略される前のバセンが所有していたとされる、大型飛行種に射手のゴンドラを備え付けた空中騎兵である。
クランダルト帝国と同じく飛行種を利用していたバセンだが、両者との決定的な違いは飛行種に手を加えるか否かという点に在った。
バセンの民は飛行種を傷つけることを避け、騎乗することを誇りとして幾つかの空中騎士を抱えていたことが、過去の記録から明らかになっている。
スカイバード並の体躯を誇るトリネイドラゴンはバセン上空に住まう固有種であり、バセンの象徴でもあった。
帝国の侵略時においては空鯨聖堂からの最後の突撃を敢行し、同国の保有戦力共々全滅したとされる。
トリネイドラゴンも同様にその日から確認されることもなく、全ては闇の中である。
属国となった後に帝国テクノクラートはトリネイドラゴンに関心を抱き、幾度か再生プロジェクトを実行したものの、そのどれもが失敗に終わっている。
トリネイドラゴン幼体の育成はバセンの民のみが成し得た業であり、空中騎士が全滅した時点で知識は断絶状態となった。
第三紀後期、カクブントゥと称される少数部族がトリネイドラゴンについて一定の知識を持っていることが判明。
「翼は聖戦の日に蘇る」とのメッセージを受け取り、バセン司祭との交渉のもと目覚め作戦にて200年の眠りから復活を果たした。
?????
NO DATA
第二紀世代
乗員 | 4名 |
動力 | ヘイテ(甲殻種) |
出力 | N/A |
最大速度 | 18km/h |
装甲(前/横/背) 甲殻(前/横/背) |
2mm/2mm/2mm 29mm/21mm/18mm |
武装 | 連装連発銃 x1 対甲殻種軽砲 x4 |
ミホフ獣舎製
ヘイテ・スミルダ戦闘馬。
南半球文明では北側のような機械工学の代わりに、生体工学が発達した。
バセンの民は宗教的理由により生き物に手を加えることがタブーとなっており、彼らの戦車は原生生物に装甲と武装を "着させた" 様になるのが特徴である。
しかし、そのタブーはバセン公国が帝国の侵略を防ぐことができなかった遠因となった。
第三紀世代
乗員 | 4名 |
動力 | ミィミ(甲殻種) |
出力 | N/A |
最大速度 | 5km/h |
装甲(前/横/背) 甲殻(前/横/背) |
2mm/2mm/2mm 97mm/83mm/81mm |
武装 | リコゼイ光子砲 x1 |
ミホフ獣舎製
大型甲殻種ミィミに櫓と光子砲を載せたものである。
光子砲は使い切りの必殺兵器で、もともとは帝国属領に配備されていた、武装工作艦ウルスラグナのパーツだったとされる。
第三紀世代
乗員 | 2名 |
動力 | バセニ人造燃機関 |
出力 | 55ps |
最大速度 | 53km/h |
装甲(前/横/背) | 3mm/3mm/3mm |
武装 | 25mmバセニカノーネ |
ミルメ家具工場製
リューリア作戦にて、ネネツへ亡命した第六艦隊の乗員の手助けと、バセンの民の決意が産んだバセン国産のダッカーである。
そもそも機械技術とは無縁の文明圏、かつて帝国に滅ぼされマトモな技術蓄積のない、ゼロからのスタートで生産された車両だ。
国力を振り絞ってバセニダッカー10両、対空型の ”雌型” 2両が製造され、オリジナルの2両と合わせた14両で精鋭の装甲騎馬襲撃隊を結成した。
帝作戦の混乱に乗じて宮廷貴族デシュタイヤ家がバセンを再侵略してきた折、対戦車火力を持たない帝国軍部隊に突撃し、バセンの独立を守り抜いた救世主となった。
詳しくは、まるりょう氏執筆の「バセン隷区 機械式戦闘車両開発記録」に記載されており、閲覧を推奨する。
余談だが停戦後、デッドコピー品にも関わらず最もダッカーらしい戦いを繰り広げたとして、ミルメ家具工場と装甲騎馬襲撃隊はマグラダ工業に表彰されている。
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