フォウ王国軍

フォウ王国軍の性質

惑星パルエの最北端に位置する王国は、最大の脅威である帝国軍から離れているため規模は小さい。
人口も少なく国力も高くないので大規模な部隊を所有することはできず、永久凍土から発掘したほぼ完全体のエンジンなどを用いた少数精鋭部隊を所有する。任務の多くは国境線の監視や雪害対策などと、自衛隊のような印象を受ける。
パイのように何重にも構築された重厚な本土防衛システムを持つ。
連邦とは中立を保っており、限定的な相互防衛協定を結んでいるのみである。女性比率が高いことが特徴。
 

艦種構成とドクトリン

王国軍はメルパゼル同様大型の艦船を所有しておらず、ジェット機構を備えた重航空機を中心とした平気を所有している。雪上戦闘を想定した地上軍が充実している。航空兵器はジェット機構による超高速の移動を実現させているが、格闘性能は総じて低く、また冷却機構が失われているので南下することができない。

非常に限定的な活動範囲で高品質な兵器を集中運用し、広大な国土を活かした迎撃戦法を利用することをドクトリンとしている。
敵勢力を防衛ラインで撃滅するのではなく、わざと国土を進行させ、その都度不意打ち攻撃を行うことで戦力を徐々にそいでいき首都直前の空中艦隊他、重対空飛翔体や陽光照射砲をもって一気に撃滅する。途中で敵が撤退しようものならば、俊足の航空機部隊による洗礼を受けることとなる。

最近関係が悪化している諸島連合の水上艦に対抗しうる兵器を研究中との情報がある。

王国軍機の離着陸

王国軍の兵器の大半は領土内に点在している駐屯地に配備されている。駐屯地と言っても、ほぼ軍隊キャンプといった規模で滑走路などは存在しない。
厳しい降雪地帯なので滑走路があったとしても雪に覆われてしまうのが関の山なので、王国機には車輪の代わりに強度のあるソリがついている。よって、ある程度平坦な雪原ならばそこが滑走路となるので柔軟な運用が可能である。

元気いっぱい軍需産業

ウィケ鉄鋼
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代表製品:ホワックマナウ
元々は王立造船局として設立されたこの団体は鉄鋼産業を活性化させる方針により解体され、名前を変えて現在に至る。
といっても戦闘機は作らず、王都防衛の要であるホワックマナウ級空中艦のメンテナンスを主な活動としている。

ラヴィン工廠
iscah
代表製品:バルケッタ イスカ
小型機から大型機までを手がける工廠。比較的簡素な作りが多く、視界を意識したコックピット加工技術に富む。
快速・攻撃力において敵を圧倒することを基本指針とする。

ニパース航空局
Falyma
代表製品:ファリマ
設計者は必ず入学するといわれるフォウ王立大学に惜しくも入ることができなかった若者たちが集い、設立した航空機開発局。
王国機体の高速という概念をあえて無視し、重厚で防御力の高い機体を設計してきた。
新参企業ではあるが、開発力には一定の評価がある。しかし資金があまりないのがかわいそうである。

 

 

 

 

 

 

 

 

最終更新:2015年04月16日 15:26
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