六王湖兵器紹介

帝国軍兵器紹介

現時点でイラスト化されている帝国軍の兵器を紹介します。

兵器一覧

空中艦船 飛行機械 地上兵器 その他
バレグ・クライプティア      
       

機体世代表

たくさんメカが出てきて、どれが初期の機体なのか・どの時代の機体なのかをわかりやすく設定するためのカテゴリーを設けました。
年代ごとの歴史的背景については是非歴史をご参照ください。あくまで世代のイメージですので製造年月日がカテゴリー外の可能性もあります。
説明文における「最新」という言葉は593年を"現在"とした前提で描かれています。

第一紀世代…000~500年代初頭 帝国侵略前~帝国侵略初期 あるものを使って「これかあれか」とあくせくして作ったメカメカしい時代。カオスと多様性に富む。むき出しの配管とリベット。
第二紀世代…550~580年代 帝国VS連邦体制時代 技術が確立していき、洗練されつつあるがまだ失敗続き。創意工夫による新技術と保守的な技術が入り交じる。非常にラスティフロントしている。
第三紀世代…590~630年代 もはや単純な二大対立ではなくなる。 技術が累乗的に加速し洗練されていく。メカメカしさは失われ、技術的特異点にむけたレースの始まり。ここに来て一気にSFめいてくる。
第三紀後期…640~690年代 南北の講話を経て、新たな世界秩序が形成される。技術の複雑な交差が起き、ある部分では現代地球文明の技術を越すものも現れる。洗練されているが野暮ったさはわずかに健在。
第四紀世代…700~未来 南北統一が実現した世界。旧兵器との戦を経て、パルエはオービッタ・パレアと呼ばれる宇宙時代を迎える。最新技術とパルエイズムのフュージョン。

空中艦船

バレグ・クライプティア級打撃重砲艦  Bareg-Clyptia-class Strike gunhip

第三紀後期

乗員 105名
動力 生体器官x2
循環器x1
代謝 210q
最大速度 141km/h
武装 25cm臼砲x3
16cm対甲砲x1
15cm単装砲x4
連装空雷発射管x2
艦尾空雷発射管x1
艦載グランビアx1
20mm制空機関砲

バリグ産業塔製
クランダルト帝国軍のクライプティア級駆逐艦を大幅に改修し、重砲艦としたもの。
帝国本国からの自衛のため、極めて短い時間と少ない物資という制約の中から作り上げたのがバレグ・クライプティアだ。
"バレグ"とは「洗練された」「由緒ある」といった意味合いを持つやや古い帝国語で、あまり深い意味はないが六王湖の改良型艦艇ではこの接頭語をつけるのが慣習となっている。
帝国本国艦隊において一斉に運用が終了したクライプティア級は絶対数が多く容易に船体を回収することが出来た上、当分の間は修理せずとも余剰パーツによる共食い整備で対応が可能だった。

六王湖は自分から攻めることなく、防衛戦で敵を殲滅することに特化しており、帝国生体艦の見た目とは裏腹に建造コンセプトが全く異質である。
あたりまえではあるが本来の帝国艦艇は連邦艦と戦うために作られていたわけであって、浮遊機関や船体構造を破壊することに最適化されていたものだ。
ところが六王湖では倒すべき相手は生体器官を搭載した帝国本国艦隊であるため、武装は対生体にステータスをガン振りしきった形となる。
よって、このバレグ・クライプティアはクライプティアの派生系と思わせておいて、実は全く違ったコンセプトの軍艦といえるのだ。

最初の1年で16隻が建造され、六王湖における主力艦艇となった。
装甲化された艦橋は限られた人的資源を戦闘でできるだけ失わないための苦肉の策。
視界が犠牲となっているが、味方間通信装置を改良・大型化した二種類の生体索敵装置を使用し帝国艦の接近をいち早く察知できるようになっている。
装甲化されているのは側面も同じであり、これは本国艦隊が撃ってくるであろう榴弾への対策と、主砲の激しい反動を殺すためのウェイトも兼ねている。
当然生体器官への負担は増大しているが、本国では違法となっている強心剤を投与することで最低限の機動性を確保している。
遠征の必要もなく、局地防衛の船なのでその点は問題がないようだ。

 

 

 


飛行機械


 

地上兵器


その他

最終更新:2018年08月20日 23:20
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