概要
フライトグライドの名脇役とも言える発掘遺物・遺跡を発掘員の手記という視点で書いてみようという試みです。
メカニック解説のように「これは~である」という表現ではなくあくまで彼らの考察という範囲に留めました。二次創作のコンセプトやアイデアの一部になればと思います。
だれでも参加可能 お手軽
この無地の紙は下記リンクからDLできますので、だれでも手記の執筆に参加することが可能です。何か書きたいけど…小説とまでは…という方におすすめです!もちろん、イラスト抜きの文字のみの手記執筆も可能です。
画像の投稿方法はわっふるお手製解説画像をご覧ください。
イラスト作成の際は以下のファイルをご自由に加工してください。
【スケッチレポート】【スケッチレポート無地】
※イラストに使わせていただいた素材はyuki氏による【背景素材】古い紙・羊皮紙風テクスチャ2【大判】から
一番上の手記(この手記)はサンプルも兼ねています。だれでも後から下に追加していくことが可能です。
フォーマットは定められていません。基本的に自由です。他の手記との境界線として、水平線を入れてください。
”回転翼のようななにか”
連邦領第4発掘所所属 パラ副発掘隊長 7の月 17日 晴れ
発掘長がメルパゼル熱にやられて休む。そんな日に限って出土だ。
前々から怪しいと思っていた渓谷の岩盤を掘削していくと、背丈を超えるサイズの回転翼らしきパーツが出てきた。材質はアカデミーの奴らが解析することになると思うが、おそらく金属製であることは確かだろう。旧時代の人類も我々と同じように空中艦を回転翼推進で進んでいたのだろうか。それにしては翼の枚数が少なすぎる。旧時代のエンジンや空艦建造は我々の想像を絶するものなのだろう。
翼にわずかに付着していた塩の結晶体は我々をさらに悩ませる。いまのところ通常空域やジェット気流を航行していて塩をふいた記録はない。
”回転虹鏡”
連邦領第4発掘所所属 マグ=リュリア発掘員 7の月 29日 高層乱気流
先日の気流津波の影響で大気が不安定だ。こういう日は決まって金属探知棒の精度が落ちるのだが、運良くお宝が出土した。
故郷の名物、砂丘焼きくらいのおおきさのキカイだ。一部が損壊しているのが残念だが、それよりも中に入っている虹色に光る鏡に惹かれる。見れば見るほど美しく、鏡に写った景色は神秘的だ。我が空を征く気高き守り神はこのように世界を見ているのだろうか…
細かく観察すると伝達線のようなものが複数見受けられた。セズレのバッテリから動力を与えると鏡の一部が青白い光を一瞬発した。
”祭壇?” ”重要発掘物第0288”
連邦領第8発掘所所属 マリンガ技師 8の月 11日 晴れ
興味深いものが出土した。今までのようなガラクタではない。幾何学的な形をした箱のようなものだ。
出土品のほとんどがガラクタのようなものだが、ここまで原型を保ったサンプルは前例がない。
旧兵器のおそれもあるので、ダッカー豆戦車を解体班の後ろへつける。
れん邦領だい4発掘所 サラム発くつ員 同じつ
サンプルがばく発した。マリンガさんがしんでしまった。アキも、ナムルも、ドランドもしんだ。
サンプルの4つのとげにふれたとたんに、そこから雷がでてきて、まわりにいたなか間がまきぞえをくった。あのとげには絶たいにさわってはいけない!これから4人のそうぎをする。おれの大すきなたばこをいっしょにうめる。
↑これが水平線です