快速豆戦車 ダッカーTankette Dacker | |||
基本情報 | |||
種別 | 豆戦車 | ||
設計 | マグラダ工業 | 所属 | アーキル連邦 |
製造 | X台 | 世代 | 第二紀 |
性能諸元 | |||
機関 | マグラダ・トラクトル 1基 | 機関最大出力 | 70ps x1 |
最高速度 | 95km/h | 走行装置 | リーフスプリング・ボギー式 |
武装 | 2.5fin戦車砲 1門 | 装甲(前/横/背) | 5mm/3mm/3mm |
乗員 | 2名 |
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「20finを超える巨大な主砲を標準兵器としている帝国に打ち勝つには”装甲”ではなく”機動性”だ!!」というコンセプトにより大量生産されたのがこの快速豆戦車”ダッカー”である。
最大装甲厚5mm、平均装甲厚3mm、不整地の最高速度はなんと95km/hだ。しかし履帯がもたない 武装は2.5fin戦車砲。素早く敵の背後に回りこみ敵戦車を撃破するのがダッカーに与えられた悲壮な使命。 やたらと数が生産されたため無数のバリエーションが存在しており、その数は軍も把握できていない。 |
+ | Description |
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現地改修型のダッカー。快速豆戦車があまりに非力すぎたため、兵士がどこから拾ってきたかわからない空軍機の3fin対艦機関砲を取ってつけてきたもの。ついでにシュルツェンもついて見た目は強そう。しかし小さな車内は空薬莢ですぐにいっぱいになるのでオープントップとなり、装甲は事実上0mmである。
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コンセプトデザイン:まるりょう氏
ダッカーに5.5finズィスズィス戦車砲をポン付けしたもの。乗員は発砲の度にハッチから外に出て主砲を操作する必要があるため、発射速度は想像に容易い。乗員4名、5.5fin戦車砲は装弾数6発、トエイに使われている1fin機関銃を装備 ![]() ![]()
帝国軍の戦車「ダック210」の21fin砲を鹵獲・搭載したハイパーなダッカー。現地改修で作られた1台である。「型式番号ラ0337 ダッカー」
乗員による愛称は「アバッドーン」、破壊を司る伝説上の化け物。車体の天蓋装甲を外して無理やり榴弾砲をくっつけたので、バカでかい無線機を置くスペースが無くなってしまった。幸い砲手が技術大学出身だったので(なぜ一兵卒なのか?)アンテナを設けて臨時無線機とした。車内は砲弾で溢れており、乗組員は散乱する砲弾に埋もれながら戦った。泥と。カノッサ湿地帯の泥は鈍重なハイパーダッカーを泥濘へ沈めた。余談だが土嚢のようにみえるのは連邦レーションである。副武装は2.5fin戦車砲。
その後回収され、パンドーラ隊へ創立10周年の贈り物として寄与された。
こぼれ話
ラ0337ダッカーはカノッサ湿地帯において帝国のダック210軽戦車(下図)に遭遇、これを撃破した。姿を見せずに茂みから猛スピードで接近してくるダッカーを、ダック210の乗組員はかねてより兵士たちの間で噂となっていた"ヴンター"と勘違い、取り乱して発砲したところをダッカーが背後に回りこみ撃破したという。 「これがダッカーの使い方ってわけさ」と車長ハーマン談。
市街戦用に改修を加えられたダッカーで2fin機関銃を砲塔に載せている。また、これとは別でアナンサラド王国で採用されているナバンカ機関銃型の砲塔型ダッカーも存在する
戦闘室を取り払い、そこにデーヴァIIIの戦闘室を接合している。デーヴァIIIと同じく7.5fin榴弾砲とナバンカ機関銃を装備している。
戦闘室を取り払い、新たに箱型の戦闘室を設置してそこにデーヴァIIIの7.5fin榴弾砲を搭載した自走砲型。2.5fin戦車砲は外側に移動している。
2fin機関銃を砲塔として設置した対空型。2fin砲は最大仰角90°までとれる
2fin機関銃4門を車体上部に固定した対空型。上下にわずかに動かせる程度の自由しかなかった。
水上型。パンドーラ隊のほか、少数が諸島連合に輸出された。
雪上型。クラッツ寒林帯で主に使われた。多数がフォウ王国に輸出されている。
『雪原の小狼』に登場
対戦車用に3.7fin軽対戦車砲を搭載した。
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+ | Variants |