重戦車バログ Heavy tank Balog | |||
基本情報 | |||
種別 | 重戦車 | ||
設計 | ナーメーケー社 | 所属 | クランダルト帝国 |
製造 | X台 | 世代 | 第二紀 |
性能諸元 | |||
器官 | モイ式接地筋足 2器 | 総代謝 | 16q |
最高速度 | 12km/h(整地) | 走行装置 | モイモ・バイゼル |
武装 | 11.5fin榴弾砲 1門 | 装甲(前/横/背) | 60mm/60mm/60mm |
乗員 | 6名 |
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砲戦車ゲシュの発展型でその巨体と重装甲が特徴。
全周60mmの重装甲と大口径の榴弾砲が合わさり、連邦の戦車乗りに恐怖を与えた。 連邦軍が繰り出す75mmの榴弾砲や30-50mmクラスの徹甲弾をことごとく跳ね返し、ジリジリと迫りくるバログはKV重戦車のような存在だ。
だが、バログはいくつかの問題を抱えていた。
重量である。上部構造に対して足回りが貧弱すぎるという難題は、砲戦車ゲシュの比ではなかったのだ。 その重量が災いし、当時の帝国では空輸手段が限られていたためほとんどが内地で埃を被っている有様だった。 生産数の少なさも悩みの種で、無数の強靭なイボを養成する能力も当時の培養ラインでは限界があり、車体だけが工場に積み重なっている状態だった。
そうこうしている間に帝国軍は浮遊式戦車の開発に成功し、活躍の場はゼクセルシエに奪われてしまう。
ところがこの話には続きがある。連邦軍がゼクセルシエ対策として、新砲塔型のトエイ戦車を投入してくると帝国軍はこのバログを空輸し、その重装甲で連邦軍の進軍を食い止めたという数十年越しの活躍をしてみせたのである。ミーレ・インペリウム。 後年、バログはその優秀な車体設計から改良型がほそぼそと作られ、一説によれば余った車体を浮遊式にした ”バログント(巨人)” なるキメラがパンノニア戦線で目撃されたとか言われているが、その証言の正確性にはいささか疑問が残る。 |
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A型
初期生産型 お椀型砲塔に対歩兵向けの115㎜榴弾砲を搭載。
B型
後期生産型 扁平な砲塔に改良型115mull戦車砲を搭載。対戦車酸弾や徹甲榴弾を発射可能とし対戦車能力を強化。
C型
車体装甲を減らし足回り関係の問題の解決を試みたモデルだが、バログ自体が陳腐化しつつありほとんどのシャーシが”ヤークトバログ”重自走砲の生産へと回される |
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ADJUSTMENT
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+ | Armament |