ゼクセルシエ


コンセプトデザイン:ねれいどん氏
空挺戦車ゼクセルシエ Medium tank Zecselciet
基本情報
種別 中戦車
設計 SV・ジリア工廠 所属 クランダルト帝国
帝政ダルト国
製造 X台 世代 第三紀
性能諸元
器官 浮遊嚢器 1器
循環器 1器
総代謝 9q
最高速度 70km/h 走行装置 浮遊式
武装 5.5fin戦車砲 1門 装甲(前/横/背) 45mm/45mm/40mm
乗員 3名

- 概要
第三紀に登場した帝国の新型戦車。その登場は連邦軍に”ゼクセルシエ・ショック”を与えた。
もともと履帯(キャタピラ)の技術を持たない帝国は他国の戦車と数世代のブランクが開いており、帝国はそれをひたすら大口径化で対処してきた。従来の軽戦車ですら21finの主砲を積んでいる有り様だ。
だが、この戦車の登場により帝国軍の戦車は機動面においては数世代を跳躍する大進化を遂げた。この戦車は、宙に浮くのである。
帝国のお家芸、生体器官を導入し地面との摩擦抵抗はほぼゼロ。どんな悪路もスイスイと走り回ることができる。そのうえ車体前部の凶悪的なくさび形装甲は実質90mmレベルの装甲厚を実現させた。主砲は帝国軍にしてはかなり小さな5.5finであるが、この戦車の機動性と装甲と相まって優秀な効果を発揮するだろう。
機嫌を損ねると途端に運動神経が鈍化して座り込んでしまうなど、生体器官ゆずりのデメリットも。

帝国軍内での愛称は”ゼキ”。
かなりの数が生産されており、様々な戦線で出没するので創作でもとりあえずこれを出しておけば様になるというものである。
+ Description
Description must be less than 300 words

- バリエーション

コンセプトデザイン:アイス民氏
  • ドーゼック
戦車として芸術的なまでに完成された空挺戦車ゼクセルシエに、榴弾バカと砲兵崇拝信者が21fin砲を搭載した。
この21finは帝国の露天鈍亀棺桶ダック軽戦車のものである。ここにきて原点回帰。なぜもどした!?

案の定、重量増により自慢の浮遊能力は殆ど失われたうえ、沈み込んで接地してるのとほとんど変わらなくなっている。ズブスブ…
もちろん速度も大幅低下。その上砲塔が大型化したことでやたら目立ち、砲塔はさながら火薬のすし詰め状態。
砲塔の上にちょこんと乗っている暗視装置は敵に照射して狙うというよりも、夜間に敵に察知されずに僚機と発光信号でやりとりできるようにしたものである。
従って、受像装置は無線手席にしかない。敵が居そうな場所の座標を共有し、一斉制圧砲撃を行うドクトリンを採用している。

6両が無許可に製造されカノッサ湿地帯に投入されるも、西の青いあんちくしょうの某巨人戦車に赤外線を察知され逆に夜間に狙撃されるとか散々だった模様。
ついたあだ名は"ドーゼック(のろまなゼック)"

  • ゼクセルシエ・モミ
ゼクセルシエ・モミは、皇国戦線向けに小柄の個体を選別した一連のタイプ。
5.5fin砲が短くなった代わりにVM90バルマン機関銃が装備されている。
器官容積が2割ほど絞られており、より小型で火力は据え置きといういいとこ取りの中戦車だ。
といってもただでさえ狭い車内はさらに窮屈になっており、2名体制での運用が望ましい。
後発のアッシュと共に開発されたが、どれも運用側の不平不満が噴出した。

愛称は"モミ"(ひき肉饅頭)。肉がギュウギュウに詰まっている様から。

  • アッシュ
傑作空挺戦車であるゼクセルシエをベースに、歩兵に随伴する空挺歩兵戦車として設計された。
車体は被弾を減らすためよりコンパクトに潰されたフォルムへと変貌。
純粋な歩兵戦に対応するため、砲換装が行われて徹甲弾が撃てなくなっている。
そのかわりに高レートの榴弾投射能力をもっており、へなちょこの連邦軍戦車にとっては脅威であった。
規定乗組員は3名だが、非常に狭いため2人体制での運用が目立った。

40両あまりがチビチビと生産され、大型車両の搬入が難しいテルスタリ戦線に投入された。
しかしながら、相手が想定された戦術をとってこないために思うような活躍ができなかったという。
また、最後の数両はパンノニア事変で投入されたことが確認されている
+ Variants
ADJUSTMENT
最終更新:2023年04月29日 20:24