自走対空陣地テチューシカ AA-Gun Carrier Tetyushka | |||
基本情報 | |||
種別 | 自走対空砲 | ||
設計 | カルログラード | 所属 | ネネツ自治管区 ヤークロ=ネネツ王国 |
製造 | X台 | 世代 | 第二紀 |
性能諸元 | |||
機関 | ベニスクエンジン 1基 | 機関最大出力 | 60ps |
最高速度 | 8km/h | 走行装置 | コイルスプリング式 |
武装 | 11fin対空砲 1門 3fin四連装対空砲 2基 |
装甲(前/横/背) | 6mm/6mm/6mm |
乗員 | 10名 |
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ネネツが極秘裏に開発した自走対空砲。
車両というよりは移動基地と形容するべき巨体を誇り、自動装填装置を用いた圧倒的投射量がウリ。 そもそも元から対空重視の空中艦が多いネネツにわざわざ自走する地上砲が開発された理由は、帝国本国の脅威であった。 完全併合を回避したとはいえ帝国からの重圧は依然として大きく、最悪の場合帝国による占領もありえないことではなかった。 陸上兵力をほとんど持たない・著しく制限されたネネツはナドノフという秘密兵器の建造に着手。陸軍も同様であった。 こうして生まれたのがこのテチューシカだ。対空砲と言いつつ、その砲口径は100mmを超え、水平射撃もこなすことができる。 山岳部のトーチカに隠され、"侵略者"を圧倒的火力で遠距離砲撃することを主眼に運用された。
音響探知器がついていて対空警戒能力もあり、これをうまく使うことで聴音による陸上索敵もできる。
夢の様な兵器であったが、移動能力は悪いの一言で、結局配備先のトーチカで組み立てられることとなった。 苦肉の策だったが、このとき帝国の抜き打ち視察団が工場へ調査にやってきており、もしテチューシカがその場にあったことを考えるとゾッとする思いである。 |
+ | Description |
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ADJUSTMENT
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+ | Armament |