迎撃戦闘機フィッター Intercepter Fitter | |||
基本情報 | |||
種別 | 迎撃戦闘機 | ||
設計 | バリグ産業複合体 | 所属 | 帝政ダルト国 |
製造 | 14機 | 世代 | 第三紀 |
性能諸元 | |||
器官 | 浮遊嚢器 1器 | 代謝 | |
最高速度 | 280km/h 420km/h(ラケーテ使用時) |
航続距離 | 2.5gaias |
固定武装 | 8.2fin榴弾砲 1門 2fin機関銃 2門 |
外部兵装 | |
乗員 | 1名 |
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六王湖の首都防衛用に製造された、急造戦闘機。
これまで、マコラガやグランヴィナス、そしてグランビアといった帝国軍の旧式航空機をちょろまかしていた六王湖空軍であったが、 それらはまず国境付近や最前線を警邏する艦隊に割り当てられており、首都の防空はがら空きであった。 そこで「低コストで必要最低限の高速迎撃機」の必要性が高まり、六王湖のアルチザン…航空機設計技師たちに白羽の矢が立ったわけである。
当時の六王湖にはとにかくあらゆる方面の技師が不足していた。
彼らが帝国に対抗できる航空機を設計するには、既存の思想から抜ける必要があったのである。 六王湖設計局はあらゆる分野の設計技師たちを同一のフロアに配置し、横方向への知識の共有を推し進め、その結果生まれたのがこのフィッターである。 「これは戦闘機であり、誘導弾であり、燃料タンクであり、砲台でもあった」ー ("大いなる翼" D.フランジ, 677, p.240)
北半球系の技術であるラケーテブースターを尾部に搭載し、400km/h以上に達する加速力を得て高度3,000m付近まで上昇。
その後は生体機関の推進力にまかせ、滑空しながら敵航空機を一撃離脱戦法で迎撃するのが主な戦い方だ。 タイミングが揃えば強力な兵器だったが、貧弱な生体機関にかなりの無理をさせる代謝係数を設定しており、戦闘可能な時間は8分と言われている。 低速度では安定性がすこぶる悪く、不細工な固定式の着陸脚は生存性を高めようとしたあがきの一つだ。 ![]() ▲後期型 後期型では艦船のカタパルトからも発艦できるようになっている。 やっと首都にもまともな防空戦闘機が配備され、お役目御免とならないのが六王湖事情である。 後期型に換装されてからは損失率が8倍に膨れ上がった。 超限定的な防空戦闘機としてこそ発揮される能力を握りつぶしたゆえの当然の結果だった。
アイギス記念館に彼女お気に入りの1機が展示されている。
「たまごみたいでかわいい!」-アイギス
なお、パイロットや新帝国の将兵からはその見た目から、チク(ミンチ状の肉を棒に巻き付けて焼き上げた食べ物)と呼ばれている。
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+ | Description |
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ADJUSTMENT
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+ | Armament |