Unit-103 指揮型無人戦闘艦メルカヴァ Ancient Battleship Merkava | |||
基本情報 | |||
種別 | 自動戦艦 | 所属 | ミケラ社 |
製造 | X体 | 世代 | 旧世代末期 |
性能諸元 | |||
動力 | オクロ永久機関 1基 | 最大出力 | N/A |
最高速度 | 250km/h(制限25) | 航続距離 | N/A |
武装 | 重力照射砲 1門 収束光撃砲 3門 近距離防衛レーザー多数 |
補助装備 | |
乗員 | N/A | 処理システム | リモートAI |
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旧時代のミケラ社製空中戦艦の生き残りである。
旧兵器の中で最大級かつ最強の無人兵器で、文明崩壊後の10,000年以上もの期間を経て尚、いくつかの個体が残存している。 グレートシタデルと呼ばれる終末戦争で崩壊した旧首都周辺を今になっても警邏しているようだ。現地民はこの個体を"サタナエラ"と呼んでいる。 メルカヴァ1隻の火力は連邦アカデミーによると単純計算で連邦軍空中巡空艦約6580隻分と試算されており、惑星パルエに存在するあらゆる艦艇を集めても正攻法では撃退することは不可能だ。 幸い、メルカヴァが作られた時代は光学兵器が主流の時代であり実弾防御は全く考慮されていない(実弾兵器はすでに廃れていた)。
主兵装は地上構造物を重力を用いて破滅させる"重力照射砲"と、大出力の光の矢を放つ"収束光撃砲"を有する。
それだけでも十分に強大である。が、それ以上の脅威としてメルカヴァが限定的な学習能力と作戦考案能力を持っている事が挙げられる。 メルカヴァは隷下に複数の旧兵器を従えており、初めて経験する攻撃、例えば実体弾による攻撃や急降下爆撃といった経験を学習し、それに対抗する戦術を周囲の旧兵器に発信する能力と権限がある。 幸いそれらを認可する中央AI、セントラレナーヴの人員は遠い昔に死に絶えているため対抗措置をすぐに伝達することは出来ないため、早急に撃破することで対処が可能である。 目覚め作戦ではメルカヴァとの戦闘に大量の犠牲を出しながら、これを2基撃破、1基をシステムダウン、さらにもう1基を数分の間従属化させ、他の旧兵器と相打ちさせている。
ある空域には初期生産型であるメルカヴァ・オリジナルが出現するとの噂がある。
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+ | Description |
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地上構造物や地上展開型兵器に対して上面から重力波動を断続的に浴びせ、物理的に圧壊させる凶悪な兵装である。
とくに都市や工場、軍事施設等に対して極めて有効であり、残存する旧文明都市がことごとく瓦礫と化しているのも、人類が死滅した後も執拗に敵国都市をすり潰していた為である。
リコゼイ砲と同系統の技術をベースにした光学兵器である。
大質量物体を容易に融解・貫通させるエネルギー出力をそのまま攻撃手段に転用した兵器。パルエ人の空中戦艦は正面からこれ食らうと火の玉と化してしまうだろう。 側面から食らった場合は、一瞬で寸断されてしまう。連射があまり効かない為、大局的に見れば物量攻撃をかけてくる現パルエ人側が若干有利だろう。 |
+ | Armament |