Unit-2611

Unit-2611 ラニカニカ Lanicanica
基本情報
種別 戦闘指揮用ドローン 所属 ミケラ社
製造 X体 世代 旧世代末期
性能諸元
動力 オクロ永久機関 1基 最大出力 N/A
最高速度 30km/h 航続距離 N/A
武装 衝撃フェーザー波 2門
実体弾射出装置 2基
補助装備
乗員 N/A 処理システム 自己防衛プログラム(リモート)

- 概要
ラニカニカは共和国名物の蟹料理の意味
中型の歩行ユニットで、持ち前の走破力を活かしてメンフィスと共に地下施設内部をパトロールしているとされる。
メンフィスと連携する機能を有しており、大量に稼働しているメンフィスが異物を察知すると最寄りの個体が駆けつけ排除を試みる。
珍しく実弾兵器を持っている旧兵器であり、衝撃フェーザー波も対人殺傷力は弱いが車両などを吹き飛ばすことができ非常に厄介なことこの上ない。

体内で生産した小型弾を凄まじい速さで射出する。
撃ちきるとチャンバーが閉じて再装填がなされるが、体内の弾丸生産機能はたいてい機能不全に陥っているため対処を誤らなければ脅威ではない。

ラニカニカに関して以下のような手記が残されている
――蟹のような姿をしたそいつは明らかに先月発見された新種の旧兵器、ラニカニカだった。
俺は部下を下がらせて制圧戦車ヤグラの増援を要請。
幸いすぐ隣りの回廊で警戒にあたっていた1台がすぐに来てくれた。
私が発砲を命じる。すかさず5門の砲が火を噴く。
さすがに旧兵器と言ってもこれほどの大火力ではひとたまりもあるまい。私はそう確信していた。
強烈な爆音。ヤグラがやってくれた…!
私は振り返ってヤグラに手を振ろうとしたが…そこにあるのは廃材と化したヤグラだった。
よく見ると散らばったすべてのヤグラの装甲には蓮のような無数の穴が開いていた。
まだ奴は近くにいるはずだ。我々はこのデータを持ち帰るためにもこれより撤退することにする。
万が一に備えここにデータの一部を記しておく。私が死んでも、この記録は地上へ持っていってほしい。
よろしく頼む。

この手記が発見された現場は阿鼻叫喚の地獄絵図であった。
ラニカニカは隊員が放ったとされるクルカ用の網に絡まったまま死んでいた。オーバーヒートを起こしたと見られる。
これ以後、パンドーラ隊は網射出機の配備を開始したという。
+ Description
Description must be less than 300 words

- 兵装
ADJUSTMENT
+ Armament
ADJUSTMENT

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旧兵器
最終更新:2023年05月02日 21:52