シヤッキ対戦車誘導噴進弾発射機 Scyakki ATGM | |||
基本情報 | |||
種別 | 対戦車ミサイル発射機 | ||
設計 | キュスクキョウ社 | 世代 | 第三紀 |
製造 | メル=パゼル共和国 | 配備先 | 共和国陸軍 パンドーラ隊 |
設計年 | 603年 | 配備期間 | 603~631 |
性能諸元 | |||
使用弾薬 | ゲッカ3式対戦車噴進弾 ダッカ噴進榴弾 |
装弾数 | 1発 |
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メルパゼル共和国が開発した小型の有線誘導ミサイルだ。
厳密に言うとミサイルというよりも小型飛行爆弾のようなものである。 装甲戦力の乏しい同陸軍では歩兵が携行できる強力な対戦車兵器の開発が急務であった。 そこでアーキル軍で運用されていたリャツカランチャーなどを研究目的で持ち帰り、メルパゼルが出した回答がこのシヤッキ(突風)だった。 敵性存在の方角が分かる程度の原始的な赤外線装置を積んでおり、敵を発見後に目視で弾頭を誘導する。 後に赤外線装置はコスト削減のため外され、正式装備として大量生産された。
実戦では対戦車攻撃能力は高くなく、帝国の旧式戦車を倒すのがやっとだった。
シヤッキは後に徹甲榴弾から榴弾へと弾頭を変更し、対歩兵・対陣地兵器として使われるようになった。 飛翔速度は遅かったが突然飛来するシヤッキを迎撃する手段はなく、帝国軍の間では"赤き鳥"として恐れられた。
従来の対戦車ロケット弾との区別があまりはっきりしておらず、帳簿では発射機を数えている。
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