ペネ Armored support vehicle Peneh | |||
基本情報 | |||
種別 | 水陸両用艇 | ||
設計 | ニンニンケプ工作場 | 所属 | ワリウネクル諸島連合 |
製造 | 6台 | 世代 | 第二紀 |
性能諸元 | |||
機関 | タ-50水艇エンジン 1基 | 機関最大出力 | 52ps |
最高速度 | 20km/h/5km/h(水上) | 走行装置 | コイルスプリング式 |
武装 | 0.6fin機関銃 | 装甲(前/横/背) | 15mm/9mm/9mm |
乗員 | 3名 |
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諸島連合が開発した装軌装甲車だが、海軍の管轄であり支援挺とカテゴライズされている。
水陸両用装甲車として制作された初の車両であり、多くの試行錯誤の末に形となった記念碑的存在である。
島嶼上陸作戦を想定し、浜辺から上陸する歩兵を支援する装甲車として発注された。
この車体が設計された当時は上陸作戦自体が非現実的とみなされていたため、この計画自体をまともに扱うものも少なく、最終生産車両は試験用の数台に留まった。 これには軍部が諸島連合海軍に過大な期待を寄せていたためといえるだろう。
実際、寒波戦役時には初頭連合海軍は氷上で身動きができず、瞬く間に王国軍によって島嶼を占領されるに至って同コンセプトの兵器が急ぎ研究されることとなった、
皮肉にもこの戦車の記録は殆ど残っておらず、彼らはほぼゼロベースで研究を行うこととなっている。
この車両はパルエ人にとっても謎が多い存在で、とにかく記録が残っていない。
寒波戦役が終わった第三紀後期時点では、親衛隊の倉庫にモックアップ同然の車体が6両、現存車両はアナンサラドの装甲博物館で動態保存されている1両のみである。 |
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武装は0.6fin機関銃。
砲塔に備え付けられているが旋回範囲は狭く、エンジンから伸びる煙突が干渉して前方方向への致命的な死角がある。 記録写真にはナバンカ機関銃を備え付けた個体も確認されているが、とにかく詳細が不明である。 |