オルデンベルグ(戦艦)

オルデンベルグ級臼砲戦艦
基本情報
種別 臼砲戦艦(大口径型) 命名規則
前級 ガンカー級 次級
設計 建造:インペリーア・ヴィマーナ造船所
改修:グレーヒェン工廠
所属 クランダルト帝国
(オルデンベルグ伯)
製造 1隻 世代 第二紀
性能諸元
全長 XXmlt 全高 XXmlt
機関 浮遊嚢器 1器
循環器 2器
機関最大出力 1770q
最高速度 156km/h 航続距離 XXgaias
武装 63.8fin臼砲 4基4門
15fin三連装砲 6基18門
10fin連装両用速射砲 2基4門
4.5fin連装機関砲 6基12門
3.4fin三連装機関砲 6基18門
10.5fin速射砲 6基6門
機銃少数
補助装備 (第三紀より)
大型ロレンチーニ電気探知器官
CB型嗅覚感知器
臼砲射程延伸射撃管制装置「バルディノーラ」
乗員 600名

HYBRID 創作
原案 アイス民
線画 六方晶ダイヤモンド
塗装 六方晶ダイヤモンド

- 概要
オルデンベルク級臼砲戦艦は、第二紀前期に第4代オルデンベルグ家当主ザカルト=オルデンベルグ伯爵によって発注され、インペリーア・ヴィマーナ造船所によって建造されたワンオフの臼砲戦艦である。オルデンベルグ家当主の座乗艦として運用された。
建造当時の本艦は当時流行していた臼砲戦艦の一つであるガンカー級を基礎としてこれを独自発展させた、典型的な貴族型臼砲戦艦であった。強力な生体機関を搭載することによって一気に連邦艦に肉薄し、大口径榴弾によって一撃のもとに撃沈するという臼砲戦艦のコンセプトに忠実で、防御面と射程に不安が残るのも他の臼砲戦艦と同様であった。
第二紀の終わりまでは多くの帝国貴族家のフラグシップ同様、領地に引きこもり前線に出撃することは渋られていたが、リューリア大艦隊戦が勃発するとさすがにそうもしていられなくなり領地防衛に出撃、合流していた連邦軍第6・第8連合艦隊と接敵し大破してしまう。その後数年間大破状態のままドッグに放置されていたがその後復旧・近代化改修が行われ、その際ほとんど別物とも言えるほどの改装を受けた。

近代化改修計画の発注はインペリーア・ヴィマーナ造船所ではなく、グレーヒェン工廠へと依頼された。この選択は価格面や品質面といった合理的な事情からではなく、どちらかというとオルデンベルグ家が皇女派としての立場を表明する帝国国内に向けてのデモンストレーションという向きが大きかった。提出された主だった改修の要件は、陳腐化著しい臼砲の射程延伸と防御力の強化で、対空能力の強化に関してはこの時はほとんど考慮されていなかった。また、リューリア会戦時の接敵失敗による苦い経験から、索敵能力の向上も要件に盛り込まれた。

最も目を引く改装箇所は艦首大型生体探知器モジュールの増設であろう。これには浮遊機関や生体器官の電気の流れを感知する大型ロレンチーニ器官を始め嗅覚センサー、光学観測装置等各種索敵装置が搭載されており、連邦艦だけでなく帝国艦をも遠距離から察知できる能力を有している。その他武装面は各砲塔にかのバルデンの間接射撃砲術を素体とした遠距離射撃を可能とする射撃管制装置が備えられ射程増進が図られている。防御面も装甲材の増圧とともに第三紀戦闘艦型の傾斜装甲が取り入れられ、防御力を強化している。

帝作戦においては目玉である艦首大型生探の艤装調整が間に合わず、実戦投入はされなかった。近代化改装後の公式記録上での初出撃は再開戦後のカノッサ戦線で、終戦までに多くの作戦に従事している。この際に、航空機隊による熾烈な対艦攻撃への対策として対空装備の増設を行っている。

近代化改装が行われた時点で旧式化が著しかった本艦だが、結局一世紀近くを現役で運用された。流石に南北戦争終戦と同時に除籍されたが、バセン独立戦争が勃発した際に同地に留め置かれていた本艦に無数の対空誘導弾を搭載し、防空支援艦として現地バセン人勢力に運用されたとか言われているがその内容の信頼性には疑問が残る。

- 兵装
兵装についての解説
最終更新:2025年01月26日 11:57
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