コムゼット重戦車 Comzet heavy tank | |||
基本情報 | |||
種別 | 重戦車 | ||
設計 | トダ工廠 | 所属 | アーキル連邦 |
製造 | 400+α台 | 世代 | 第四紀 |
性能諸元 | |||
機関 | D60統合機関×1 | 機関最大出力 | 780ps |
最高速度 | 55km/h | 走行装置 | トーションバー式 |
武装 | 重対戦車ミサイル発射器(20発) 1.5fin重機関銃または4fin自動擲弾銃 |
装甲(前/横/背) | 80mm+複合装甲/70mm/40mm |
乗員 | 3名 |
二次創作 | |||
作者名 | 敷島 |
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正統アーキル条約機構が開発した重戦車。
保守的なコムサックと違い、最新技術をふんだんに盛り込んだ設計で、新世代の主力重戦車して開発された。 大型の対戦車ミサイル・全周の傾斜装甲と車体正面の複合装甲・パワーパック方式の新型機関などの新技術を採用している。 鳴り物入りで正式化された本車であるが、新型機関と武器システムは信頼性が低く、故障が多発した。 加えて主武装の対戦車ミサイルの生産が全く追いつかず運用も制限された為、副武装の自動擲弾銃のみでの戦闘を強いられる事すらあった。 機関部と武器システムの信頼性は改良型のコムゼットBでようやく改善されたが、ミサイル不足の解消にはさらに数年を要した。 様々な問題を抱えた本車は400両で大量生産が停止されたが、その後も対戦車車両として少数生産が継続されている。 また基本設計は優秀であったため武装を12fin戦車砲に改め新設計の砲塔を採用したコムゼットⅡがのちに大量生産されている。 |
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主武装の重対戦車ミサイルはSACLOS方式を採用している。
弾頭は対戦車榴弾・榴弾・対バンカー用半徹甲弾があり、主に対戦車榴弾を多く搭載している。 初期型は主に装填装置周りと誘導装置に故障が頻発しており、改修が急がれた。 正式化以降に幾度も新型ミサイルに換装されており、コムゼットFでは撃ち放し式ミサイルが採用されている。 運用開始後に対戦車ミサイルの限界が認識されるに至り、途中から保守的な通常戦車砲を搭載した型式に改められている。
副武装は1.5fin重機関銃と4fin自動擲弾銃の選択式で現地の野戦修理工場で交換することが出来た。
どちらも優秀な装備であり、初期のポンコツ主武装を抱えた本車が改良まで生きながらえた要因の一つである。 重機関銃は遠距離で木土火点や軽装甲車両を正確に撃ち抜くことが可能であり、自動擲弾銃は1500mltまでの敵兵に榴弾をバラ撒くことが出来た。 |